岩手チャグチャグ新聞社。

ゴーガイ!3号目買いました。……先月だけど(笑)。
都内の小さな本屋に置いてあってびっくりした。
ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 3号目 (KCデラックス)
ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 3号目 (KCデラックス)
2号目の感想はこちら
ていうか、支局長とイヴァンの距離がかなり縮まってるんですけど! イヴァンあたりまえのように住んでるんですけど!! もう同棲の勢いなんですけど!! 「いたけりゃいればいい」はデレだと思っていいのかな、そういうことにするよ!?(落ちつけ)
……わかってますよ、わかってます。そういうマンガじゃないんです。でもさー、ガタイのいいドイツ人青年と、よれたヒゲ&天パの仏頂面オヤジなんて、おいしすぎるじゃないか……ちょっとくらい夢見たっていいじゃないか……
そんなステキなカップリングが岩手のどこかに存在すると考えただけで、岩手が愛おしくなるじゃないか……(なにそれ)
裏表紙の二人を見るたびにやにやしてしまいますごめんなさい。
あと本社報道部の関口さんは、実在のモデルがいそうな気がします。妙にキャラ濃い……
いちおう一区切りということで、最終巻です。
たった3冊ですから、一気に買っても一気に読めますよ!(笑)
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連載自体は311直前に終わったようですが、番外編として震災後の話が入ってます。
さきるちゃんが以前取材した漁師さんたちと再会するエピソードです。
作者のあるとさんは震源地には近かったけど内陸在住だそうで(被災レポは2巻収録)、さきるちゃんも支局長も内陸の人で、結果だけ言うと「無事だった」わけで。取材対象の夫婦も含め、「無事だった人たち」の気持ちがストレートに描かれているこの話は、岩手内陸だけでなくて、全国の人たちの気持ちを代弁しているかもしれないと思いました。
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まあ今日で8ヶ月の節目ということで。
響鬼雑記のほうでもちょこっと書いたんですけど、「無事だった」私たちもそれなりにダメージを受けてたんですよね。
で、思い出してみると、あのとき気晴らしにつき合ってくれたのは、大概が同人仲間でした。普段以上にくだらない雑談や妄想でかなり救われていたと思います。
ランダム更新企画もそういう意味合いでやってました。実際に被災県の方から「楽しかった」というコメントをいただいたりもして、でもいちばん気が晴れたのは自分なんですよね。むりに明るく楽しい話でなくてもいいんだ、というのも発見でした。切ない話で素直に泣くのも、ダークな話に浸るのも、結果としては同じなんだなーって。
「ゴーガイ!」も、ただ郷土愛と観光案内だけの内容だったら3巻まで買ってないと思います。さきるちゃんと小田原さんとイヴァンが楽しくやってるのが楽しくて読んでるんですよ。上のまちがった妄想も込みで(笑)。
そんなこんなでまだいろいろとありますが、妄想だけは忘れずに日々過ごしております。
そのついでに、だれかにとって「ここに来るとなんか楽しい」場所になってたらいいな~ともこっそり思っているのであります。ふひ。