断捨離?
世の中はハロウィンとかあったようですが、ひたすら部屋の片づけをしていたあっしにはかかわりのねえことで……いつからリア充のコスプレ祭りになったのかもよく知らないです。
引っ越しって、身軽になるいい機会ですよね。
まあ工作が趣味である以上ほぼあきらめてはいるんですけど……せめて資材でない紙は減らそうと思って、必死にスキャンしています。
捨てるには抵抗があるけど取っておいても使わない、細々とした書類が何年もたまってえらいことになってたので。ばっさり廃棄する覚悟や勇気がないときはため込む先をHDDに変更してごまかします。断捨離ってなにかね。
データ化計画は前に実行しようと思っ(たけどあまりに紙が多くて挫折し)た経験があるので、スキャナは買ったのです。ScanSnap出たてのころに。購入時期が知れる(笑)。普段はイベントの参加要項とかを共有するのに使ってます! 二人サークルには地味に必要な作業。
この機種は場所も取らないし、自炊とかで大量の紙を一気に読み込むってニーズがなければオススメ。新しいのは無線接続でPC使わなくても直接クラウドに保存できるみたいだし。
バックアップに関しては、二段階認証とかにできるオンラインストレージのプレミアム持ってればなんとかなるんじゃないかと思います。
紙は前より増えていますが、今回はやると決めたのです。「スキャンという手間をかけてまで残したいか?」というのは取捨選択の基準になりますしね。
ということで、十年物のブラックボックスもついに解放しました。学生時代のノートや資料を詰めてガムテープで封印したまま一度引っ越しもしている、大きさに反して重い箱を。
授業ノートは、まあ自己満足ではあるけどマジメに勉強した証明としてスキャンしておこう、と開いたらいきなりラクガキと友達の筆談が残ってて挫けそうになりました。ええと、青春の記録?
困ったのが、論文のために集めた資料。よその大学から取り寄せてコピーしたりしてるので、手間を思い出すと心情的に処分しづらい。今思えば読んでないのもあるしほとんど活用できてないんだけど、こっちを読めば自分の論文はいらないくらいの充実度ではあるのよね。でもその資料性って客観的に判断しづらいのよね。
「香艶叢書」断袖之章(※)とか。
※「中国の色っぽい話大全」男色パート
まあ、全部スキャンしましたけどね!
これで死蔵していた資料をいつでもどこでも参照できます。どういう場で活かせるのか見当もつきませんが。
資料を目にすると、今ならこういう切り口でこう攻めるなあ、まちがってもああいう展開はしなかったよなあ、とか考えちゃいますね。当時の作文は恐ろしくてまだ読み返せない。読み切れなかった資料は、老後の楽しみにとっておきます。そのころにはOCRと自動翻訳の性能が今より格段に上がってるだろうから……(笑)