しゃばけ!
はじまって30分も経たないうちに、
「このまま2時間も見てたら萌え殺されてしまう……!」
と、うわごとのように呟いてました。いや、危なかった。
裏でダーカーの再放送録ってたんで、なんとしてもリアルタイムで見るぞ! 各自9時までには帰ってくるように!と意気込み万全で見た甲斐がありましたよ!!
でも欲をいうなら録画したかったな。だってあんなスゴイと思わなかったから……(笑)
今度は二次創作のために、ディスクが割れるまで見返したい……!
まあシリーズ化するなら次作の放映前に再放送があるはずなので、それを待ちます。
しゃばけとのおつきあいは長いほうですが、やっぱりビジュアルがつくとちがいますね……
手代たちが若だんな命なのは知ってるつもりだったんだけど、あくまで文章だからもやもやとしたイメージで流しちゃってたんだなあ。
実際に好対照のでかい男二人が儚げな美少年にぴったりくっついて、なにからなにまでお世話します、っていうのがあんなに異常なことだとは思わなかったですよ。若だんなが動けば二人も動く。若だんながじっとしてても、二人が動く(笑)。しかも息ぴったり!
二人に両脇から挟まれて足が浮いてる若だんなの姿がすべてを表している気が……(笑)
いやあ……あの仁吉と佐助はホントにハマりすぎててやばかった。
CG!?CGなのコレ!?っていうくらい、イメージどおりの二人でした。とくに仁吉。リアル仁吉がいたよ。アレはタニショーじゃなくCGの仁吉だったよ。
二人のポジションというか役割分担みたいなのも自然に描写されてて、それが端から見るとすごく異常に見えて、そのギャップがおかしかった。
最後に仕事(ていうか若だんな)を取り合ってじゃれ合ってるとこなんか、どう見ても異常なんだけど本人たちが自然すぎてつっこめない、というひどい有様で。藤兵衛も松之助もぽかーんだったよ。もうおまえらずっといちゃいちゃしてるといいよ!!
でもこの若だんなを取り合うシーンが、いちばん原作のキャラから離れてるなーと思った……二人は単純に若だんな命なんであって、寵愛を競ってるわけじゃない。自分たちが若だんなとどうこうしたいんじゃないからね。そのへんは腐女子狙いと思っちゃっていいのかな(笑)。
原作の話のときも言いましたけど、兄弟あり、主従あり、相棒あり、幼なじみあり……をすべてフォローしてました!
仁吉と佐助はもう言うことなしとして、若だんなのたおやかな美少年っぷりもよかったなあ。栄吉のほうが病弱っぽかったのはおいといて(笑)。兄さんは妖メイクひどかったけど、一太郎が一方的にラブラブオーラ出してたし。いやいや、すごかった。やっぱり実写の破壊力はスゴイ。
若だんなの着物も原作どおりの色で、細部までしっかり作ってありましたね。
仁吉と佐助のハマり具合に全部持ってかれちゃって、その他のことについても点が甘くなっちゃいました(笑)。フィルム撮影っぽいのも好印象。
お話は、原作の緻密で飄々とした雰囲気よりも人間ドラマ重視のドラマチックな展開になってて、まあ一般向けの時代劇ならこんなもんかしら、と。ミステリじゃなく人情モノ、と思って見ないとダメ。
妖怪メイクは、がんばりたい人がいたんだなあと思いました(笑)。鈴彦姫は、一カ所くらい話題性のあるきれいどころを入れておこうというテレビらしさってことで。ちなみに太一ファンの友人はものすごく萌えてたので、アレはアレでありらしい。
安心したのは、犬神と白沢が特殊メイクじゃなく完全CGだったことですかね。すげーかっこいーと素直に思ったから。白沢にくわえられちゃった若だんながかわいかった(笑)。安っぽくならない範囲で、二人の本性をビジュアルできちっと出したのはすごい。
あ、ちょい役で、他局で印籠任されてる人が出てましたね。
助さん、助さんはどこ!? 格さんが美少年の香りにハァハァしてるわよ!!(笑)
とりあえずニッカリは手代コンビにハァハァしまくったので、次の更新にはなにかが反映されていると思います(えっ)。