メサイア映画。

観てきたよ!
ええと、メサイア深紅ノ章。
なんかすっごい久々に本作りたくなったなあ。
オールキャラギャグ本(笑)。
「神北学園長の腐男子日記」
「高野の拾い猫観察記録」
「ザ・タワー&ハングドマンの日本珍道中」
で3冊もできる!(1冊にまとめろよ)
以下、そのようなネタバレ感想。
作品自体にあまり愛がないと自覚はしているので、ハマってる方はご注意ください。


土台がダメだわっていうのは前に語ったんで、今回は割りきって表層だけ眺めることに。
いっこツッコミ入れたら連鎖的に設定やら脚本やら全部の穴が爆発するっていう罠なんで、すべての「おいぃ!」を封印してキャラ萌えだけしていきます。さわらぬアラにたたりなし。
あ、やっと名前覚えたからキャラ名で書ける!
ドラマ版から思ってたんだけど、アレだね!
神北代理が腐男子だと考えればすべての辻褄が合う。
好みの男の子を好きに組み合わせてケンカしながら仲良くなっていくのをニヤニヤしながら眺めるっていうのが趣味なんだよねあの人。だからやたら様子見に来るしモニタリングも監視もさせてるし、そんで常にニヤニヤしてんだよね。
隣にいる家政婦の黒子は腐男子仲間だね? 二人でカップリング談義してるんだね??
加々美が有賀に抱きついた日なんか、もう祝杯ですよね。それが楽しくて学園長やってるとしか思えない。日本の未来とか任務の成功とかどうでもよさそうだもん。
ひょろっと細っこいのがお好きらしい神北代理。自分がでかいからかなあ。BLマンガみたいに美しくて繊細な青年たちが運命に翻弄されながらも惹かれ合っていくストーリーをお膳立てしてるんですね!! わあ、全腐女子腐男子の夢!!
あんなにスタイルよくて美声なのにもったいない……誰かにホモなのって訊かれて「妄想の世界に俺は必要ない!」ってかっこよく言い放つ姿がたやすく想像できます。サクラ候補生に自ら手を出すなんてことはしないわけですよ。ああもったいない。
加々美×有賀については、加々美がキャンディ卒業した瞬間に「有賀、しゃぶられる……!」って思いました。逃げて、有賀超逃げて。神北代理からも逃げて。キャンディ不要って知った直後ものすっごいニヤニヤだったから!
主役は相変わらずかっこいい三栖さんだったんですけど。
なんか周が逃げた猫みたいでね、いろいろ怖い目に遭って飼い主のとこに帰ってくるんだけどすっかり怯えきっててずっと不細工な声でに゛ゃーに゛ゃー鳴いて飼い主から離れないのをよしよし怖くないよ~っていう三栖さんめっちゃ猫好き、いやめっちゃイケメン、っていう話だった。
高野はああいうポジションなんですね。三栖さんにデレられると一瞬でオチるっていう。かわいそうな周見たらほっとけないっていう。部屋貸してごはんまで作ってあげちゃうっていう。そのマンション、ペット禁止じゃないのだいじょうぶなの。おまえの寝室たぶん猫の毛だらけで家具も服も爪でボロボロにされてると思うけどそれでも許すのバカなのそんなに三栖さん大好きなの。
ぜったい高野がやむを得ない理由とかで周を売るんだと思ってたのに、そんで三栖さんが高野を責められずに苦悩するんだと思ってたのに、フツーに北方連合に捕まってた……高野に裏がないってのがこの話の中でいちばんのどんでん返しだったわ。リアルにびっくりしたわ。
ザ・タワーとハングドマンは、映像でもたいへんよかったです。
ていうか映像ならではのよさもあるよね。狭いビジネスホテルにあの二人がいかにも窮屈な感じでいるのよかったし、露骨に気が合わなさそうなところもよかったし、ロシア語よかったしアクションよかったし、ホテルよかったし(二度目)。
あとやっぱりあいつら人間じゃねえ。ザ・タワーはたぶん皮膚の下がターミネーターみたいになってて、ハングドマンは伸縮自在の形状記憶樹脂かなんかでできてる。若者たちの首の骨折れる機会が一回二回じゃなくあったんだけど、まあ公安全滅したら困るからね。手加減は仕方ないよね。
最初のホテルがシングルで、一瞬どうやって二人で泊まったんだろうって思ったけど一人ずつだよねそうだよね。次がツインになってて、くっそーそこで寝るのか!その狭苦しいベッドで寝るのか!!仲悪いのにおはようとかロシア語で言っちゃうのか!ってそれだけでアドレナリン出ました。感想が頭おかしいのはデフォルトです。
ザ・タワーが二つ目のホテル移るのを拒んだのは、次こそ部屋が取れなくてうっかりダブルになったらどうしようとか思ってたからだよね。ハングドマンがどーでもいいっていうかなんでもおもしろいからいーじゃん的な顔してるのに対して、任務に忠実なザ・タワーがマッドな相手を明らかに嫌悪してるのがよかったです。わたしよかったですしか言ってないね。小学生か。
とにかくこの二人に関しては手放しで褒め倒せる。キャラ的にも全ての矛盾や不自然さに目をつむれる。
カップリングとかじゃないんだけど、いわながさんがいざわをベッドの上に押さえつけて鎮静剤打つ絵面に、なんだか拝みたくなりました。ありがたやありがたや。なにがどうってわけじゃないんだけど、ざわっとした(笑)。
高野だけじゃなくて、全体的に話がひっくり返ることもなくそのまんま進んでいって終わったっていうのが逆にすごいって思いました。おもしろくなかったかっていうと、キャラクターの関係性を追うことに集中していればべつに死ぬほどつまんないってわけでもなかったです。
画面作りのがんばりには好感が持てた。ただ全キャストがあの色味に合う顔ってわけじゃないから、バランスは難しいなって思った。
とりあえず、自分がサクラとチャーチには興味が持てないのがよくわかりました(笑)。
ごーもとさんは好きだし候補生たちも役にはまってるとは思うんだけど、それとは関係なく。あのキャラと設定と空間がどうしても入ってこないんだよね……キリストンカフェが悪いのか! コラボが雑なダ○ヤモ○ドダ○ニングのせいか!!(無関係)
三栖さんと周はいいよね、なんか見た目麗しいし関係性もストレートに萌えるよね。
周がぎゃーぎゃー騒ぎながら三栖さん襲ったりするの楽しいよね。あまみすは素直に読みたい。みすあまはちょっとベタすぎるかなとか余計なこと思っちゃうんだけど(笑)、三栖さん男前だから頼めばヤってくれるよ。
ザ・タワーとハングドマンは、どういう状態でもおいしくいただける自信があります。
ハングドマンはヒマだからとかそんなノリでヤろうとする。ザ・タワーは明確な理由がないと相手してくれないだろうけど、そこですったもんだしてビジネスホテルのシングルベッドで本気の攻防を展開してくれてもイイ。事後にうっかり甘い空気流れちゃってもイイ。もちろん終わったらさっさと任務に戻ってもイイ。なんでも喜んで食べます。もぐもぐ。
パンフが完売しててそっかー半月以上経ってるもんなーと思ってたら、終了後に「30部だけ入荷しました~」って言ってて、仕組みがよくわからん……と思いながら買ってきました。1500円。値段はともかくサイズのわりに写真が粗いのが気になる……
でも前回の「鋼ノ章」よりはましかな。
買って数日後にふと見たら、表紙のPP剥がれてました。
マジでか。コート紙だぜ。ていうか商品だぜ。2000円だぜ。商業演劇のグッズでそんなことあっていいの。一年間使い倒した小学生の教科書じゃないんだから。
仲間内では、
「どんだけ安いんだよ!」
「二十年前の同人誌か!」
「同人誌印刷だって今どきそんなん見ねえよ!」
「ダンガンロンパのパンフもだったらしい」
と大好評(笑)。ひどい業者がいるもんですね。
ツイッタで検索したらそれなりに散見したし、クリエのほうで交換もしてくれるみたいなんだけど、基本的には劇場でとか言ってるし(その時点で東京公演はもう終わってた)、今回初刷りだとすると全部そうなってる可能性もあるなあと思って、ネタとして持っとくことにしました(笑)。
影青・鋼・深紅しか見てないので大したことは言えませんが、けっこう退場した人も多いからここで一段落っぽい?
今後、ハングドマンが脱走してまたザ・タワーとコンビ組んでたら観にいくかなあ。ヒーローショーは楽しかったからGロッソなら行くかも。また三栖さんがメイン張るようなことがあったら今度こそ見てみたい気もする。
なんか動機が不純すぎてすみません。
これでもそれなりに萌えて楽しんでます。元気があったら上記のうちなにかを実行したいです。