おまえは、俺だ。

先日、お友だちに(今さら)ハゲタカ見せてもらったんですが、この「おまえは俺だ」が鷲津と芝野のあいだでも決めゼリフとして使われてて、この脚本家さんはこのフレーズを言わせたいがために対立する男同士を描いているのかもしれないと思いました。
正反対のシチュエーションで正反対の意味で、しかも二人の立場が入れ替わったときに出てくる点まで同じ。このセリフ縛りでいろんな話を書いてほしいなあ! 仮面ライダーとか!!(えっ)

というわけで、6月が終わる前に(すべり込み)。
うちでだけ盛り上がっている、わけではないと信じたい単発ドラマ「IMATの奇跡」ですが。

最近こういうヒリヒリする話見てなかったから、すっごいドキドキした。
てれあさっていえば相棒なー、最近どうも緊張感がなくてなー、という方にオススメしたいドラマです。ま、再放送でもやったら見てあげてください(笑)。

で! これはもう! 3もやるよね! 3で決着だよね!


IMATの社会的認知度を上げ緊急医療への理解を啓蒙する、という点ではその効果に大いに疑問を残した前作。
今回、日向がちゃんと正統派ヒーローとして落ちついたように描かれているのは、前回ちょっとアレなキャラにしちゃってごめんね☆っていう言い訳っぽくも見えるのですが、そこはそれ。
たしかに、日向のプロ意識をたたみかけたり少女とのエピソードを入れたり、AEDの使い方をわざわざ説明したり、バスの同乗者が手助けするシーンが多く入ってるのは、そもそものドラマの意義を思い出したみたいな感じで、意図は感じたけど不自然さはありませんでした。そのへんは素直にうまいなと思う。
で、そこまでフォローしておいて、影浦に「殺すなよ」って言われた日向がなんともいえない笑みを浮かべるあたりで、この決着はまだついてないんだなと思わせる引きを挟んでくるのはズルイ。単なる正義対決で終わらせる気は毛頭ないようです。やっほーい。

今回の見どころは、影浦の一方通行気味の感情ですね!
日向のほうは正直影浦なんか気にしてないから。彼は前回から潔いほど目の前の患者しか見てないから。「久しぶりだな」って言われた日向が「だれだっけ?」ってならなくてホントによかった。いちおうあれだけしつこく押しかけてきた男のことは覚えてたか(笑)。
一方の影浦は、自分の信念を180°変えちゃった日向の存在と、自分だけが知っている(と思っている)日向の本性と、自分のプロ意識のあいだでぐるんぐるん振り回されてる感じ。ずーっと日向のこと見てるし現場を離れても日向のこと考えてる。それはね、恋っていうn(違)

ていうか影浦が前回にも増してかわいい。かわいい(2回言った)。
前回はSITの中にしかいなかったので気づきませんでしたが、影浦くん他人に対して相当攻撃的で口も悪いです。相棒だったらイタミンレベルだよ! よく警察官やってんな。いや、よく警備部追い出されなかったな(笑)。
肋骨折れてんのに現場駆け回って、「おい銃貸せ銃」ってナチュラルに隊員から銃カツアゲするのかわいかった(?)。あとやたら日向にかまいたがるとこ……でも日向もその因縁をわかってはいるみたいね。興味ないふりして意識はしてる、ってのがまたいいですね!

余談ですが、応急手当されてるときの色白でムチムチした上半身にちょっと狼狽えました。
なにこれ、清楚系童顔巨乳萌えってやつ!?
日向も意外とがっちり系だから、わりと肉感的なアレになると思うんですよねアレ!!(どれ?)

影浦はまだ日向を信用してないと告げ、日向も影浦を受け入れる気配はない。そしてスカイランド事件についてはまだ謎のまま。
これはもう、続編を視野に入れた展開だと思っていいでしょう!(笑)
事件の真相が明らかになって、二人の「本質」が白日の下にさらされたとき、ハッピーかバッドかのエンドが決まるんですよね?
いつですか、来年ですか!?(前のめり)

色黒スジ筋イケメンと色白清楚系童顔が組んずほぐれつしてるアレを書くのはいつまで待ったらいいですか!?
気持ちの準備はもうできておりますが!!(落ちつけ)