平清盛がつまらない理由

……というのを、毎週見ている友人から客観的に説明され、前のめりで楽しんでいる私も「なるほど確かにそのとおりだ」と心から納得しまして、ちょっと賢くなった気がしたので(笑)きちんとまとめて記事にしようと決めていたのですが……
うん、難しい話はあとでね!!
今いろんな萌えで忙しいからね!!
というわけで最近のカップリング総括ー!!


後白河上皇/藤原信頼
いや、萌えとかじゃなく……友だちが「マツダ連れてきてデブ専かよ」と心底残念そうに吐き捨てていたのがおもしろくて(笑)。
なんかおかしくね? 信西もその喩えは全体的にまちがってね? 楊貴妃っていうかビジュアルは完全に安禄山じゃね? まあ、「安禄山でした」っていうオチのためかもしれませんが。
なんとなく「解せない」カップリングであります。
信西/師光
まさかの純愛ペアですよ。自分的ダークホースでした。
ごめん、師光が「非情なあなたについていきます」宣言したときは気づかなかった。野心を同じくする同志として、お互い利用し合うためにいっしょにいるんだと思ってた。まさか師光がホントに自分の全てを捧げて仕えてるとは思わなくて……
後半なんか、信西がうれしいと自分もうれしい、みたいなキャラになってたし。信西が徹夜で計算してたときは、きっと彼もずっと寝ないでつき合ってたよね。服とかだんだんよれよれになってくもんね。後ろで感極まった感じで手を合わせたときにはどうしようかと思いましたが、彼の中では信西こそが観音様だったのでしょう。西洋風に言うと俺のマリア(なんで言いかえた)。
このドラマで毎回やばいくらい攻めてくる、別れのシーン。ここでもやはり予想のナナメ上をいきました。最後に法名あげといて「自分の死を見届けよ」と言い渡す信西はホントひどい。そして、これから信西との思い出だけを胸に生きていくであろう師光……
もうなにそれ! 萌えましたありがとう!!
清盛/信西
なんだかんだ、師光は片想いでござった……(涙) 信西がいまわの際に助けを求めるのは清盛なんですね。信西といっしょに上を目ざしてくれるのは、清盛だけだったんだよね。
いろいろあったにも関わらず、信西と清盛はあの中でいちばんストレートに、素直に、お互いを好きで必要とし合ってた気がします。腹を決めた者同士、武士同士よりも男らしくさばさばしたつながりだったのかなあと。
「なんで信西なんか助けるんですか」って常識的なこと言った重盛が、清盛の長い「俺と信西のメモリアル」語りに「えええ~」ってなってて、かわいかったです。いやくぼたくんはずっとかわいいので、お父さんはあんまり困らせないでほしいです。
清盛/義朝
やっぱりなあ、やっぱりここなんだなあ。
そうだよね、ベジータはカカロットに戦いを挑まなければならないのです。戦闘民族だから!!
立場が離れていくにつれてお互いを見る目がどんどん哀しくなっていって、ついちょっと前まできゃっきゃしてじゃれてたのが嘘みたい。でも嫌いになったわけじゃないのがまた目で語られるので、もう~!!ってじたじたします。
ていうか、リアルタイムでは冗談のつもりだったのに、ガチで頼朝に清盛との出会いを自分で語ってるとは思わなかった。しかも本編で「顔を見られたくなかったから振り向けなかった」のを告白させるとは……やめて、父親の初恋エピなんて気恥ずかしくて聞いてられない! 正清も乗らないで! 頼朝たぶんちょっと困ってたと思うよ。
そういえば平家でも、「いや義朝が謀反起こすのあたりまえですよ」って常識的なこと言った重盛が、清盛の「え!?」みたいな反応に「えええ~」ってなってて、ホントかわいかったです。あの子、ずっと父上に引きっぱなしなんだけど。だいじょぶかな。
あっちもこっちも息子たちがとばっちり。早く、彼らにもBL(武士ラブ)要素を!!
清盛/頼朝
アレが初恋じゃないといいなあ、と頼朝のために心から思います。
義朝/正清
状況が正反対なのもあるけど、盛国がほとんど感情を見せないのに対して、正清はいっつも泣きそうな顔になってるよね……清盛が義朝のときに来たとき、さりげなく背を向けて顔を見せない・見ないようにしてるとこなんか、気遣いじゃなくて自分の感情だもんね。
側室にまでフラレた義朝は、もう正清のとこしか行くとこないと思います。そんで正清は常磐とちがって、義朝の空白を埋められないとわかっていても突き放せないんだよ。お互い傷を深くしながらも舐め合って生きていくしかないんだよ。
この二人もあと数週なのですが、最後まで愛を貫きとおしてくれると信じています。最大最後の萌えイベントまで、よろしくお願いします!!(平伏)
……あ、「平清盛がつまらない理由」だっけ。
うん、確かに一般論としては納得したしディベート的に負けを認めたんだけど、それって全部「私が平清盛を好きな理由」だったんだよね!(笑)
ままならぬ世ですが、後白河上皇くらいには楽しく生きてます。あそびを~せんとや~♪