アベンジャーズ。
今さら感想シリーズ2、アベンジャーズ。
一回目は声優目当てってことで、モナミsとみんなで行ってきたんですが、並びが
<フジワラ><ミヤウチ><フジワラ>(通路)<フジワラ><とくになし>
ていう布陣で、ホント右端のモナミにはご迷惑を……(笑)
二回目はちゃんと字幕で、ジャービスの声を堪能してきましたよ!!
ところで今さらながらとんでもない事実に気づいてしまいました。
ニッカリってどうやら社長萌えではなく、ジャービス萌えだったみたいです。ピンの社長はべつに、うんかわいいねくらいなんですが、ジャービスとおしゃべりしてるときの社長はなんかむやみにキュンキュンする。社長がライスでジャービスがカレー、的な?(えっ)
というわけで、今回もちゃんと楽しめましたv(ええっ)
3Dを観るときには(メガネという苦行から気を逸らすために)いつもどこかしら「飛び出した」ポイントを見つけるようにしてるんですが、今回は「敵(クリーチャー)の飛び散った体液」でした。ちなみにキャプテン・アメリカは「こっちに飛んできた盾」です。いらないわ……
字幕は2Dで、ただし音響がかなりいいとこで、そっちのほうがぜんぜん臨場感あったッス。
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ではまず、鉄人2の感想をおさらいしてみましょう。以下過去日記抜粋。
正直なところを言わせていただければ、私は元のアメコミやアベンジャーズを知らないので、キャプテンアメリカの盾やらソーのハンマーやらシールドの活躍も含めて、なんとなく他人事なんですよね。
ただ今度こそ言えるのは、アベンジャーズではさすがに社長も大人であることを求められるだろうからDIYやってるヒマはないだろうし、そしたらジャービスも出番あるかなきかだと思うし、「アイアンマンのおもしろさ」は期待してもムダだろうな、と。キャスティング的にも今んとこぐっとくるメンバーはいないから、今後社長周辺で萌える機会はあるのだろうか、という不安はちょっとあります。もちろん裏切られるのを期待してますが。
(2010年07月13日)
結論からいうと、よい意味で思いっきり裏切られました☆
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あのね、アベンジャーズっていうおうちがあるとするじゃない。家主フューリーね。
ヒーローのみんなはお客さんなわけよ。キャップとかハルクとかちょっと所在なさげにそわそわしてるわけよ。迎えるほうもそわそわしちゃうのよ。コールソンとか。
なのにあとから来た社長が俺んちみたいな顔で「あ、楽にしてて」とか言うわけよ。みんな一人で来てんのに、自分だけ執事同伴でくつろいでるわけよ。
……っていう映画だった。
つまり社長がくつろぎすぎ(笑)。大人どころかやりたい放題でしたよ。
当方アイアンマンとキャプテン・アメリカはチェック済み、ハルクとソーは未見。
でもべつに見てなきゃわからないとこもあんまりなくて、知ってたら「あーあそこに出てたね」ってにやっとできるくらいで、全体的によくまとまってました。バラバラのヒーローたちが一丸となるまでの流れもむりがなくて、また別れて散っていくのもよかったな。
キャプテン・アメリカ:
意外とちゃんと「キャプテン」と呼ばれてました。ごめん、ちょっと馴れ馴れしくて(笑)。
彼についてはちゃんと予習済みだったので、あっちから続いてる感じ。
このキャップはあの社長と気が合わなさそうだなあと思ってたけど、ホントに……(笑) 使ってる言語がちがうんだものね。キャップがそれなりに努力して歩み寄ろうとしてるのに、社長がいつもどおりすぎてダメでした。「英語で言ってくれ!」がツボです。
戦闘シーンできちんと「キャプテン」してたところが感動でした。そうだよ、この人「キャプテン」なんだよ! 字幕では「オールドファッション」のたたみかけにぐっときました。
ハルク:
中年のちょっとたるみかけた体つきが、なんか天然の色気って感じでよかったです(笑)。
社長とは仲よさそうでしたが、社長があっけらかんと人生楽しんでてバナーはかなりストレスためてるので、実は根っこのとこではいちばん気が合わないんじゃないかとハラハラしてました。ラストシーン、車で送ってあげるくらいには平和でよかった。
しかしどうやったら、あそこまで「どうせどうせボクなんか」「閉じ込める?閉じ込めるよね?」っていうキャラになるのか、それを知るためにハルク観なきゃって気にさせられました。元作品への誘導成功しとる……!
ブラックウィドー&ホークアイ:
社長がこの二人を「殺し屋カップル(かぽー・おぶ・まだらず)」って言ったのが地味にウケた。そうね、なんか殺伐とラブラブ、みたいな感じが合ってる。
あれだけいっしょにいてお互い固執してるのに、恋愛関係を感じさせる要素がぜんぜんなくて、純粋にバディ!っていう雰囲気がやおいっぽくて好きです(笑)。
アルカリも言ってたけどホークアイかわいかった。武器が弓矢ってのがたまらんね。吹き替え見たあとの飲み会で、先輩たちが「RPGのダンジョン制覇するときに攻略wiki見るか方眼紙買ってくるか」って話をしてたんだけど、ホークアイは確実に方眼紙買うタイプだと思います。
ブラックウィドーは鉄2にも出てたそうですが、言われてもぜんっぜん覚えてないのはなぜ!? なんとか思い出そうとすると、ものすごいうれしそうにがんばってた某監督の姿しか……ああそうか、ハッピーのせいだ。ハッピーが悪い。
ソー:
個人的には、顔と声が嫌いじゃないタイプのイケメン(笑)。
ものすごく気のいいあんちゃんって感じ。地球のことも弟のことも友だちのことも心配してる、マジメないい人で、これが元暴れんぼうのオレサマキャラだったとはちょっと想像しにくい。友だちがえらいフツーのオッサンってのもいいよね。なんかヒロインいたっぽいけど。
そのへんの経緯も知りたいし、今回はとくにソー絡みのネタが軸だったので、これは観ておいたほうがいいよねと思いました。元作品への誘導成功その2(笑)。
ロキ:
彼は……先にソーを観てたらもうちょっと印象ちがったのかな?
かなりの、というか真性のネタキャラでしたけど……鉄2でいうところのハマー的な。
最初は関係性を把握しながら観てたのでそんなことなかったけど、二回目はもう実家飛び出してきた不良息子にしか見えなくて、いいから兄ちゃんといっしょに帰れよ……って気分に。
「顔が多田由美キャラデザイン」って聞いてからそうとしか見えなくなって、でもお笑い担当っていうギャップが自分の中で埋められなくて苦労しました(笑)。
あとヒルが地味に強くてカッコイイとか(GSG9のペトラ姐さんに似てますよね)、コールソン反則だよコールソン、みたいな気持ちになったりとか、盛りだくさんのお祭り映画だったんですけど。
エンドロール後のラストシーンが最高でした。なにあの絶妙な空気感……
シャワルマってのは要するにケバブらしいですが。
キャップ、そんなに美味しくなかったのキャップ!?っていうのも気になったけど、バナーだけもっしゃもっしゃと食べてたのは、(1)ハルクになるのはおなかがすく、(2)在住地的に食べ慣れてる、(3)沈黙に耐えられなかった、のどれでしょうか。
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ひとつ、どうでもいいけど引っかかってること。
序盤で、ロキに跪かなかった勇敢なおじいさんいましたよね。殺されそうになったところをキャップに助けられる人。妙に印象的なシーンで、アレは過去のマーベル作品に関わっただれかなのかなと思ってるんですけど(キャプテン・アメリカ?)、ご存じの方いらしたら教えてください。
エンドロールで「Himself」がスタンリーの他に3人くらいいたのも気になっている……(笑)
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あ、吹き替えに関して。
社長は、さすがにきっちりしっかり乗りこなしてて、それが余計におくつろぎ感を出してたのかもしれません。キャップやソーはとくに違和感もなく。
バナーは知らない声優さんだと思ってて……つい先日知ったんですけど、大河時宗のバイオレンス公家・基平さまであらしゃいましたのね。あのクレイジーなおっさんかあ、と思ったら勝手に親近感がわいてきたのでございます(笑)。ていうか「天然の色気」は声のせいもあるかも。
not声優陣についてはいっさい知らずに行ったんですが、違和感を感じるほどではなかったです。
ナターシャもそれなりに雰囲気出てたし、ホークアイは気づかなかったくらい。
フューリーはわりとすぐわかったけど、もういっそ顔も竹中直人でいいんじゃないかと思うくらいのハマりっぷりで、逆に字幕で本人の声を聞いてがっかりするくらいにはかっこよかったです(笑)。本業じゃなくてもハズレじゃなければオールOKだよ。
今まではまず字幕観てから吹き替えね、って思ってたけど、逆のほうがいいかもって今回気づきました。吹き替えで流れやセリフのテンポを理解してから観ると、英語がちょっとだけ聞き取りやすくなるんですね。字幕だけに集中しなくてもいいから画面全体を見られるし。今回のは字幕もルビ使ったりしてわかりやすい&イケてる訳でした(笑)。
鉄3あたりは吹き替え→字幕でいこうかなあと今から企んでいます。
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そして、今回の萌えポイント~。
鉄1からブレてないとこが逆にスゴイと自分でも思う(笑)。
まずいつもの、バーチャルなディスプレイね。
鉄1→2と、ちょっとずつ進化してるんだけど、今回は2つのモニタ間のやりとりが楽しかった! ああいう感じで他人といっしょに使うってのはあまりなかったし。
ノートPCみたいなのもモバイル端末も全部あのすけすけモニタになってて(頭悪い)、ていうかシールドの戦艦が丸ごとそんな感じで、眺めてるだけでにこにこしてました。あの「よくわかんないけど未来っぽい」ギミックが大好物なんで。もうウハウハでした。
アクション的には、ホークアイの弓矢。アナログなんだかハイテクなんだかってギリギリのとこが好きです。
社長のDIYシーンはさすがに少なめだったけど、バナーとモニタ挟んでおしゃべりしたり、ラップトップから自分のフルスクリーンにぶわっと広げたりっていう絵面がいちいちツボだったので、トータルでは満足。
で、アイアンマンの着脱ギミック!
あの着脱装置をつけたくて、タワーの最上階をああいうデザインにしたんだろうなあ……
今回の目玉は7ね。たまらんわアレ。もうね、社長が「こうやって着たらカッコイイ」ってだけの理由で作ったのが丸わかりで楽しい。
スタークタワーのお披露目セレモニーでタキシード着て飛び降りて装着……というプランが社長の頭にはあったにちがいない。「どうだ、イケてるだろう?」って言うと、ジャービスに「正気の沙汰とは思えませんね」とか返されるんですよ。
そして、今回もちゃんと連れてきましたジャービス!!
おうちにはもちろんのこと、ポータブルの「どこでもジャービス」まであって、至れり尽くせりです。相変わらずお気遣いです。みんな一人で戦ってんのに、社長だけジャービスついててズルイ!って思うくらいにはいつもいっしょです。
吹き替えもだいぶこなれてきて、最初の気弱そうな感じからけっこう余裕も見せるようになってきました。「ああっ、その人の真似はおすすめできません」っていうセリフが大好き(笑)。ベタニ声でも「Ahh…」って言ってた。
ジャービスが(残念ながら)意志を持った独立した存在ではなく、トニーが作ったプログラムなんだなって思うのが、注意はするし嫌味は言うけど、ゼッタイ逆らわない点ね。たとえ命に関わることでも従う。死ぬかもしれないときにポッツに電話するとかヘンな気を利かせたりするくせに。
トニーはジャービスを安全装置にしてないんだなあ、ホントにどこまでもワガママを聞いてくれる夢の執事として作ったんだなあ、としみじみ思いました。
うん、なんでアベンジャーズ観にいってトニジャの話してんだろうね……
あれだけ新しい出会いがたくさんあって、なんでカップリング変わってないんだろうね……