相棒おさらい。
簡易年表。ニッケルこういう細かい設定の辻褄合わせるのとか苦手なんで、なんかまちがってたら教えてください。
1993 神戸、警視庁入庁
1998 湊、結婚
2000 亀山、特命係へ
2003 湊、浮気
2004 湊、死亡
2008春 東京ビッグシティマラソン
2008 亀山、辞職
2009 神戸、特命係へ
2010夏 警視庁占拠
ま、なんとなくの目安で。でも肝心の（？）神戸くんと大河内さんの関係が見えないのですよね。二人がいつ同じ職場にいて、いつからお友だち関係になったのかがわからない。そこ大事なのに(笑)。
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今のシーズンも神戸くんのいろんな面が見られて、なかなか盛り上がってはいるのですけれども。
映画で滾りすぎたおかげで、過去の録画まで引っぱり出してあれこれ確認してました。
見た：
シーズン7最終回
シーズン8最終回
シーズン9劇場版前日譚
時間軸がわかりにくかったですが、7のラストが2009年10月、8のラストが2010年3月、映画が2010年7～8月、ていうことなんですね。映画の展開をどう本編に引き込んでいくのか、今シーズンの残りも目が離せません。
でもまあひとまず過去エピのおさらいってことで萌え感想。
神戸くんと大河内さんの行きつけって、ワインのお店だったんですね。ということに最近気づきました。遅い。右京さんと米沢における落語のように、二人の共通項がワインなんだろうか。大河内さんが神戸くんにつき合ってあげてるだけという可能性もあるけど(笑)。
あ、パルトネールっていうのは「相棒」という名前のワインです。架空の銘柄ですがあの世界では最高級らしいです。予備知識。
シーズン7最終回「特命」
神戸くん初登場の話。
実は7はほとんど見てなかったんですよ。亀とさよならするのがイヤで(笑)。だからコレも録りっぱなしで放置してました。
つまり初めて見たんですけど……
当然ながら神戸くんのキャラがまだ定まってないですね。今の「うふｖ」なキャラを知ってるから、野郎っぽくふるまおうとムリしてるオネエみたいでなんか違和感(笑)。
さすがスマートなエリートは段ボール箱抱えて異動してきたりはしませんでした。ノーパソ抱えて登場です。着任初日ってこともあって白シャツ＋ネクタイの神戸くんがものすごく新鮮でしたがそれよりも。
とにかく右京さんの警戒心がハンパないです。
某戦国ショッピング風に言うと、
「あら、なにか右京さんの様子がいつもとちがいますね」「気づきませんか？」「なんでしょう……ああ、神戸さん！」「そうです、この『着任早々白シャツモデル神戸尊』です！」「わあ、神戸さんがそばにいるだけで、右京さんの警戒心がハンパないですね！」
ていう感じです（どんな感じだ）。ご注文は今すぐ矢文で。
「きみは亀山くんの代わりにはなれません」はさらっと名言。これからの方向性を念押ししてる感じもする。実際、神戸くんは亀の代替にはなってないものね。
お話的にも、「だれも得をしない真実をほじくり返して意味があるのか」っていうシーズン9のテーマ（？）の発端となるようなストーリーで、実は神戸vs右京っていう構図はこのときからずっとつづいてたんだな、と思いました。ずいぶん長期戦だったんだなあ。
神戸くんが手を挙げて発言するのって、ここで右京さんに「黙っててくれませんか」って言われて「発言してもよろしいでしょうか？」っていうやりとりがあったからなんですね。あの右京さんをイラッとさせて黙れと言われる神戸くん、さすがです。
シーズン8最終回「神の憂鬱」
神戸くんが特命係に残るまでの話。
7の直後に見ると、右京さんの変化に感動します。なんかものすごい人見知りなだけなんじゃないか右京さんって。
いやあ……たまらんですよね。神戸くんがとてつもなく優秀な人材だったことと、大河内さんが尋常でなく神戸くんに思い入れがあること、右京さんが正面から神戸くんを受け入れたことなどなど要素が多すぎて絞れない！
ラストの、特命係に残ることを決めた神戸くんが、それでもやりきれない気持ちを隠して大河内さん相手に飲んだくれるシーンは名場面ですね。神戸くんが気晴らしに飲もうとしてるのに、大河内さんのほうは直球で神戸くんの心配してるし！ アルカリが何度でも巻き戻そうとするので、「いいかげんにしないと大河内さんが右京さんによろしくできないじゃない！」と止めました(笑)。
ここで、さりげなくパルトネール頼もうとしてる神戸くん。安くはないはずなんだけど、まあ警視＆元警視のお財布なら痛くはないか(笑)。「お値ごろだしちょっと飲んでみようか」っていうのが、神戸くんの「相棒」に対するスタンスを図らずも示してる気がしました。
神戸くんはまだ右京さんのことを「相棒」とは思いもしてないし、大河内さんのことも「飲み仲間ｖ」くらいにしか思ってない。どっちもすごいお高いパルトネールなのにね。あいつ……！(笑)
それにひきかえ大河内さんの神戸くん大好きっぷりがすごいです。酔ってるとはいえ、わざわざ「神戸をお願いします」って花の里まで言いに来ちゃうんだよ。口調もちょっと呂律回りきってないし、恋人の死に涙する以上の感情的な行動だと思うんだけど。
なのに神戸くんはきっと知らないでタクシーの中とかで寝こけてるんじゃないかしら！ あいつ……！
大河内さんのお願いをしっかり受け取った右京さんもすごい。翌朝神戸くんに「ようこそ特命係へ」って言う直前、ものすごい「言わなきゃ！」って緊張してるの！ たぶんたまきさんにプロポーズしたときもあんなだったよ！(笑) それなのに神戸くんは気づかないで流しちゃうの！ あいつ……！！
たぶん大河内さんは神戸くんの能力も性格も相当買ってて、出世してほしいと思ってたんだよね。だからメリットにならない推薦組には反対したし、特命係に送られた神戸くんのことを個人的にずっと気にかけてたし、庁内エスだって可能ならやめさせたかっただろうし、本庁に戻れるなら戻っておけ、と思ってたんだろうね。
それまでの大河内さんは、特命係というより右京さんを支援してるイメージがあったんだけど、このあたりから神戸くん寄りになってきて、映画ではもう神戸くんのために動いてるといってもおかしくないくらい、神戸くんに流されてるというか振り回されてます。いや、神戸くんはまるで自覚がないんですけど(笑)。
どーでもいいですが、大河内さんって花の里で座ったことある？ 断言はできないんだけど、いつも「ここでけっこう」って用件だけ言って帰ってくイメージが……たまきさんがひそかに「いつかあのコワモテの刑事さんに飲んでいってもらう！」とか野望を抱いてたらいい。
シーズン9劇場版前日譚「予兆」
年末にやったけど2010年夏の話。
この回のラストから映画につづくというドラマティックな編成です。映画の内容も含めて賛否両論はあるだろうけど、私はありだと思う。ライダーのお粗末なつなぎ方からしたらかなり高度な展開ですよ(笑)。
神戸くんがなぜそんなに女性目線で観察できるのかとか、曖昧に濁されてはいたけど女関係ではないらしい朝帰りの謎とか、いろいろ気になる点はあるんですが。今後回収されるのか、なんとなくの雰囲気作りなのかはともかく。
右京さんと小野田の因縁話を聞くためだけに大河内さんを呼び出す神戸くんと、文句言いながらおとなしく呼び出される大河内さんのシーンをものすごく深読みしてしまいます。本家より愛らしい「ぼくの悪い癖v」に大河内さんは相当イラッとしたにちがいない。だいたい近いんだよあの二人！
んでラストね……映画への引きだとはわかっていても萌えざるをえませんね……
花の里にハモ食べにいきませんかと神戸くんを誘う右京さん。
ハモ目当てにしっぽ振ってついていこうとする神戸くん。
そんな神戸くんをいきなり剣道の稽古に誘う大河内さん。
渋る神戸くんに拗ねる大河内さん。
ハモ食べたさに大河内さんの相手をさっさと済ませようとする神戸くん。
先に行っててくださいと言われたのにわざわざ待ってる右京さん。
映画では角田課長に「ヒマか？」と訊かれてホントに「ヒマです」と答えてるんですよ。神戸くんを待つだけの時間を過ごしてるんですよ右京さんは！ いや右京さんが帰ったら映画につづかないというのはわかってますが。
一方の神戸くんのほうは、勝ったら大河内さんからパルトネールをもらう約束をしてます。この時点で彼の頭にはハモとワインしかありません。二人の男が自分を取り合ってるなんて考えもしてないです。あいつ……っ！！
なんか、神戸くんのド天然っぷりを再認識しまくっただけだった気もする……けど、右京さんと大河内さんのベクトルがはっきりまっすぐ神戸くんに向かってるのも実感させられました。
立場的性格的に右京さんや大河内さんから神戸くんをどうこうするってシチュは考えにくいので、なんとしても神戸くんに動いてもらわなきゃならないんですけど……まず気づいてないからなあ……ホントあの男……場合によっちゃイタミンだって落とせるポジションにいるんだぜ！？ ラブコメの主人公か！ たける100％か！！
前に、ミッチーと神戸くんが一致しないって言ってたけど訂正します。むしろ区別ついてなかった。
最近気づいたことは、ミッチーってエロを感じさせないんですね。いや、セクシーなんだけども。エロ話ばっかしてるのにエロくない。女性にも男性にも興味がない感じ。まあ究極のナルシストってことなんだろうけど、突き詰めすぎて逆にストイックになってる気がする。
ここんとこ映画の宣伝で露出が増えてるおかげで、今のミッチーがわりとフツーの独身中年やってるのがなんだか無性に萌えます。仕事一筋だったのでまだ独身ですが毎日楽しいですvがっつり揚げ物食べてますｖていう感じが。
ふと思ったけど、神戸くんの物腰やわらかな感じや女性目線なキャラは、アメリカならゲイキャラ確定のレベルなんじゃないかと思った……
まあ神戸くん単品ならそれでもいいんだけど、ホンモノの大河内さんがいるからなあ……やおいに関してはマイナス要素ですよね(笑)。もう無視しちゃってもいいかな？と思いかけると、わざわざ蒸し返すように「なんで結婚しないんですか？」って聞いたりするし。やりにくいです。
噂だと（＝ソース不明の伝聞）、大河内さんの中の人は、神戸くんを好きなつもりで演技してるそうなので、大河内さんに関してはもうそういうことでいいと思うんですけど。「ノンケの神戸くんに片想い」ってのが公式だとすると、逆に崩しにくい気もする。つくづくやりにくいです。突破口を探しています。
とか言いつつもう4本は軽く書いてるので（！）、ほとぼりが醒めたら（？）こっそり出していこうと思ってます。ふひひ。