ヤり逃げですが。
相棒コント「突発的犯行」
「米沢さん、犯人たちが相棒を見はじめたのはいつごろか、わかりましたか?」
「はっきりと断定はできませんが、シーズン2のときにはすでに萌えドラマとして認知していたようです。1もしくはプレシーズンから見ていたと思ってまちがいないでしょう」
「そうですか。問題のピルイーターは、シーズン2でしたね。リアルタイムで見ていたなら、なぜあのとき犯行に及ばなかったのでしょう」
「そのときは湊の中の人を認識していなかったらしいですな。実際、最近の再放送では大層萌えたとブログにありましたから」
「ええ、拝見しました。しかしわからないのは、なぜ今このタイミングで行動を起こしたかです。相棒交代劇はもう前々シーズンの話ですよ。時期が中途半端ではありませんか?」
「お言葉ですが」
「なんでしょう神戸くん」
「犯人たちはこの2シーズン、実行したくてもできなかったのではないでしょうか。ブックマークに相棒関係のサーチが入っていないところから見て、他の相棒サイトと交流することもできていないと思います。じりじりしていたところに、例の劇場版公開でカッとなってやってしまった……犯行の動機としては充分だと思いますが?」
「なるほど、そういう考え方もありますねえ。きみらしい鋭い意見です」
「いや、その『らしい』は全くわかんないですけど……」
「しかし突発的犯行にしては、スクロールバーが短すぎると思いませんか?」
「スクロールバー?」
「杉下警部も気づかれましたか。他のコンテンツが長くても10KB程度なのに対して、このいわゆる『お初』話は35KBを超えているんです。衝動的というには妙に周到で執拗な印象が拭えませんな」
「そう、そこなのですよ。米沢さん、もうしばらくコンテンツの解析をつづけてください。本編及び劇場版と照合して、萌えの合致する地点を見つければ、それが動機になります」
「はっ、承知いたしました」
「では我々も行きましょうか神戸くん」
「え、どこにですか?」
「犯人たちが映画を見たとき、連れがもう2人いたことがわかっています。彼ら4人は問題の映画を見た直後、カラオケボックスに数時間こもっていました。レストランや喫茶店でなくあえて密室のカラオケボックスを選んだということは、そこで他人に聞かれたくない萌え話をしていた、ひょっとしたらもっと具体的に犯行の計画を練っていた。そう考えるのが妥当ではないでしょうか」
「なるほど、協力者の可能性もあるわけですね。その二人を当たるんですか?」
「ただの協力者ならよいのですがねえ……」
「まさか、第二の犯行が計画されているかもしれないと?」
「ええ、今回の更新は陽動で、別のカップリングということも考えられます。急ぎましょう」
なんとか右京さんから逃げ切って、第二の犯行を実行してくださいお二方。
もちろん丸山×小野田で。
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……すみません、相棒コンテンツできました。
なんかもうホント今さらすみません。
前に相棒萌えでおつき合いしてくださってた方々も今はサイトなかったり更新されてなかったりするので、もしご覧になってたらこれをきっかけに映画の感想などお聞かせ願いたいです。
どさくさにまぎれて、昔こっそり書いてたやつをいっしょに上げました。
「亀のことが好きで大河内さんに相談する右京さん」と「湊とラブラブだったころの大河内さん」の二本です。なんかもうイロイロ微妙だなーとは思うのですがコンテンツ的にさびしいのでにぎやかしで。さすがに古すぎたのでイロイロ修正はしましたよ(笑)。
肝心の神戸×大河内ですが……「神戸尊 40歳はじめて物語」じゃんコレ!!
昔「35歳はじめて物語」というのがあってだね
読みたい話と書きたい話はなかなか一致しないわけで、個人的にはこういう話はいかがなものかと思うわけですが、とりあえず今やりたいことは全部やりました。あとは野となれ山となれ……じゃなくて、本編の展開しだいでやることもあるかも?的な。
まあ実際に書いてみて改めて実感したのは、
やっぱくっついてないほうがドキドキするわ相棒って!
ってことです。本編の淫靡さに敵うものなどありません。