第三部。
「雪風が……読めと、言っている」
雪風が最初にSFマガジンに掲載されたのは私が生まれた年だったそうで。
そういや母が昔買ってたなあと思い出しました。
「そのころのSFマガジンなんてないんですか?」
「娘が生まれた年にSF読んでる暇なんてあると思う?」
「……ですよね」
海外物は読んでたじゃんというツッコミは心の中にしまっておきました。
と、いうことで!!
原稿放り出してアンブロークンアロー、読んじゃいました……!!
久々に本格SFを読んだので、感覚を取りもどすまでにちょっとかかりました。
なんていうか、聴きたいラジオ局の周波数を覚えてないからとりあえず聴きながら手探りでチャンネル合わせるみたいな。でもたまに萌えという妨害電波が入ってきて、その瞬間だけ周波数が乱れてSF部分が理解できなくなったりするんですよ……音楽番組聞いてるのに外国語が聞こえてくるみたいな(笑)。
近いことは近いんだけど別のチャンネルなんだな、と読みながら思いました。同時にはムリみたい。
感想は時間ができたらゆっくり書きますが、ひとつだけ。
「容疑者Xの献身」を読んで(私はドラマを見ていないにも関わらず)湯川教授がフクヤマになってる!とびっくりした……という感覚再び。映像化されたビジュアルに、原作者のほうが引きずられるってけっこうあるんですね。
つまり、今回のジャックは金髪さらさらの中田ボイスでした。あのジャックは肩にタトゥー入ってる(笑)。グッドラックまではそんなことなかったのに。あと准将もかな。ビジュアル描写がなくなったので逆にアニメでどうぞって感じがした。
というわけでニッカリ的にはネタバレ解禁されましたので、他人様の感想とか萌え語りとかすごく聞きたいモードです!(すごい勝手……) 拍手でもメールでも、普段ROMの方もお気軽にどうぞ! 雪風語り隊!!