僕と握手。

Gロッソ、行ってきましたよ!
スカイシアターに比べるとぜんぜん狭かった。でも寒風に震えながら見なくていいのは助かるし、指定席なのも並ばなくていいからうれしい。まあ比べるもんじゃなくてスカイシアターとは別物のショーとして楽しむのが吉ですね。
しかしナマの威力はすごいです。
あの40分くらいで、ニッカリは赤金にごろりと転びました。
や、話がどうこうとかいうんじゃなく、単純にとーりくんとそーまくんが並んでる絵面にすげえ萌えたってだけなんですが。
うん、いっそナマ萌えだったら楽だったのにね……
ナマはねえ、萌え方がわからない(笑)。ずっといっしょにいる若い男の子たちが仲良くしてるのはあたりまえじゃないですか。絡むなら隣に立ってる相手じゃないですか。プライベートでも遊ぶじゃないですか。ビジュアル的には萌えるんですが、その関係性にまで考えが至りません。役者やアーティストなんてちょっと仲悪いくらいのほうが萌えるし
というわけでネタバレ感想込みのレポートは以下に。
これから見に行かれる方はご注意ください。
でもね、帰り道からずーっと数時間、「どうやったら赤金できるか会議」を延々していたので、ショーのほうはすでにうろ覚えなのでした……(アホか)


入り口でちゃんとシンケンレッドが「僕と握手!」してくれましたよ。その後ろに黒子さんがひざまずいて控えてたのが思わぬトキメキでした。
奥のほうに「シンケンジャープリクラ」みたいのがあったけど、どんなのだったのかな。撮った人おられたら教えてください。
あらすじ。
一言で言えば、「もうひとつの最終回」ですね。
姫が来て出ていった丈瑠が、外道衆に捕まってシンケンジャーをおびき出す餌にされる。5人は丈瑠を助けるため、罠だと言う姫の制止を押し切って丈瑠の元へ向かい、立ちふさがる外道衆と戦いながら、6人の絆とよい子の「がんばれー!」でピンチを切り抜ける(がんばれーの声かけはダイゴヨウ)。
そのおかげで姫レッドもみんなのところに駆けつけてきたり。
よみがえったアクマロさんもしっかり戦いに参加なされたり。
シンケンレッドと十臓がしっかり一対一で対決したり。
ドウコクをかばった太夫が、最後の力をドウコクに託して退場したり。
本編のおいしいとこどりダイジェストみたいなのを経て、7人で力を合わせて外道衆を倒し、殿も帰ってきてめでたしめでたし。
……がばっと説明するとこんな感じ。
年明けから最終回までを、よいこのみんなにもわかりやすく30分前後で書き直すとこんな感じ?ていうストーリーでした。
ま、だれが見ても「殿は姫」という話。そして姫は殿であった……オレがおまえでおまえがオレで、みたいな?(違)
アクションメインのシリアス展開でしたが、殿と5人が和解するラストがアドリブコーナーなのかな? 流ノ介がウザく殿に絡んで、殿がものすっごい冷たい視線を浴びせて、ことはが「いつもの殿さまにもどった!」って言うの。流ノ介のウザさがすばらしかったです。あいばくん、よくわかってる!
んで、最初から丈瑠と源太がいっしょなんですよ。まさかの赤金推奨。
捕まった丈瑠のところに「ここは任せろ、先に行け!」方式で前に進んでいくときも、最後にたどり着くのが源太。
助け合い支え合いじゃれ合い……くっつきすぎだわキミら!って逆ギレしそうになったよ。
興奮のあまり、アルカリとお互いの足を蹴り合っていました(笑)。
アクションはもう終始よい子目線で楽しんでました。びっくりしたり歓声上げたり(映画も黙って見てられない子です)。最後に一瞬で変身するのすごかった。アレはシンケンしかできないね。いや、できるけどいちばんぴったりくる。すごい感動。
テレビではなかった殿と姫のダブルレッド共闘が見られたのもうれしかった。
奈落が開いたり閉じたりして、そのたびにだれがどこから落ちる(降りる)のかな~ってわくわく感もあったし。たぶんスカイシアターに比べたらぜんぜんなんだろうけど、それでもけっこうな高さからぽーんと飛び降りるから迫力ありました。
スクリーンや壁にモジカラの漢字が投影されるのはやっぱりキレイだったし。天井からロープで下りてきたりと、中でしかできないショーでした。これから年を重ねて、新しいスタンダードになっていくんだね。
そしてどこであれ「がんばれー!」はいいなあ。本気で何度も叫んでる子とかいるとすごい和む。ヒーローショーって感じで。
以下は個別に印象など。
ラストの挨拶できゃっきゃと騒ぐシンケンジャー(ていうか男4人)に、退場後出てきた司会のお姉さんが「元気いっぱいのシンケンジャー」とステキにまとめてくれたのがよかったです。うん、殿がちょっと元気すぎた。舞台袖に行くまで源太にちょっかい出しすぎてた。
とーりくん。
地声もやっぱり低かった。なんか妙な安心感(笑)。
大勢でヤられて引きずられて鎖で縛られて、ってたいへんなことになってた殿でしたが、マイクが荒い息も全部拾っちゃうんで、もうなんか「うわあああ」って感じでした。
そして役の上で源太が丈瑠に絡むのはべつに不自然ではないんだけど、逆を見るとやっぱり「うわあああ」ってなる。いや、とーりくんがそーまくんに絡んでるだけなんですけど。
あと声が低いせいか、ちょっと野次飛ばすだけで男らしいガキ大将みたいな雰囲気になるんだよね……あいばくんが「このあとも全国の外道衆を倒しに行きますが美味しいものがいっぱい食べられるのが楽しみです」みたいなことを言ったあとに、「この人は美味しいもの目当てみたいですけど、ぼくたちはちゃんと戦ってきます」ってつついたり。
素の状態だと、わりとやりたい放題でした。
そーまくん。
殿とじゃれ合ってるとき、意外に背が高いんだわと気づいた……というのが最初の萌えだったと、アルカリさんがのちに語っておりました。
この子、舞台でお芝居したら映えると思うわ。マイクなしでも声が通りそうだし。遠くからでも表情が見えるし。ああー早く他のとこでも活躍するのを見たいな! って気分にさせてくれる子でした。
あいさつもね、たぶんジャマされなかったら、そつなく終えたと思う(笑)。たまたまというかまあ順番的に隣にいたとーりくんがめっちゃ絡んでて、それにあいばくんとすずきくんが乗っかって、わりといじられてました。
客席から「源ちゃん!」って声がかかると、しゃべってる最中でも「はい!」って答えるもんだから、とーりくんに後ろから「源ちゃん!」って声かけられて「はい! ……しゃべらせてくれませんか!」って言うのがかわいかった。
ていうか存在そのものがかわいかった! 萌え!!(うるさい)
あいばくん。
細! 長!!
Gロッソの横に(なぜか)ルパンショップがあるんですけど、帰りに寄ったとき「コレだ!」って思った(笑)。まさにルパン体型でした。肩幅あってひょろっとしてて、でも髪型のせいでちょっと頭大きめに見えるからモデル体型というほどではない、ふしぎなバランス。
ゲキのときも思ったけど、ミュ出身の子って独特っていうか、なんとなく同じ匂いがしませんか。私も風小次見に行ったからなんとなくわかる。内輪ではしゃいでみせることが彼らのサービスなんだよなあ。だからどうというわけではないんだけど、素の彼を見て、「あ~やっぱりミュだ」と思ったのでした。
とーりくんにやたらウザく(わざとね)絡んでいて、流ノ介のウザキャラの延長なのか、本人がそういうキャラなのか、ちょっと判断つけがたかったです。いや、とーりくんも充分ウザく絡んでたけども(笑)。
すずきくん。
ちっさい! 他のメンバーと比べてすっごくちっさく見える!(※実際はそれほどの差はないです) テレビどおりにアクションも大きめでぴょんぴょん跳ねてて、もうかわいいかわいいかわいい!ていう感じ。後ろから流ノ介の肩に両手かけるのがかわいいんだけど、流ノ介のほうはのけ反るからしんどそうなんだよね(笑)。
素だと、あいばくんほど「はしゃぐ」のもまだできず、そーまくんほどこなれた口上も出てこなくて、普通の男の子っぽい感じが好感度大でした。3人のテンションに絡みきれてなかった気もする。いや、3人よりも大人なんだろうか? などとあれこれ考えてしまいましたが、まあ単純に並び順のせいでしょう。
りんちゃん。
わああ、遠目にもキレイ! お美しい!!
殿がおられないときにはずっと茉子ちゃんの姿を追ってましたよ。
素でもやっぱり押さえ役。あいさつもいちばんちゃんとしてたし。みんなのお姉さんって感じでした。とくにラストでは千明と並んでたから、そこがいちばん姉弟っぽかった。りんちゃんいないと収拾つかないんじゃないのかこのメンバー……ていう雰囲気すら漂っておりました。個人的にはとーりくんの隣に立っていてほしかったです(笑)。
すずちゃん。
ことはか!? ことはなんだな!? っていうそのまんまのふわふわっぷりで、見てると自然にへらっとなってしまいますね。恐ろしい子。端っこで男4人を眺めながら所在なく……っていう感じに見えないの。ほわほわしてるから。恐ろしい子。
そして、女性ファンの声援の多さにちょっとびっくりしました。恐ろしい子……!
そういえばオンリーでも赤黄多かったなあ
ご縁があってナマで見ることができた6人なので、これからもテレビや映画やいろんなところで会えるように応援したいと思ったのでした。ごちそうさま!!
あと忘れちゃいけない司会のお姉さんは、ピンクの黒子でした。がんばれお姉さん。

特撮

Posted by nickel