レッツパーリィ！
陸奥国の友人が、帰省のおみやげｖと言って絵はがきをくれました。
写真だとただのプリントに見えますが、実は漆です。伝統工芸の玉虫塗だそうです。
伝統工芸の無駄遣いぃいい！！
さて、土佐国の方から「ニッカリがどこにハマるか興味がある」という理由でDVDを貸していただいたので、今さらながらアニメの戦国BASARAを見ました。
余談ながら7巻目のディスクを出した瞬間、立木声が頭に響いたのは私だけでしょうか。
サイクロン！ ジョウカァ！！
オクラァ！ アニキィイ！！
全13話なので一気見。
予備知識はあったはずなのに、常にのけ反ってました。「えええ！？」「うえええ！？」の連続でした。突っ込んじゃダメ！ 考えちゃダメよ、感じるのよ！と自分たちに言い聞かせながらも、やっぱり黙ってはいられませんでした。IGの本気を見た。
キャストも実力派ぞろいで、ゲームを知らない人間にも思いっきり楽しめました。
アルカリさんに小十郎をリクエストしたのは私です。あのお洋服が好き。……え？ お洋服ですよ。特攻服。あの話に和服なんて出てこないもの(笑)。
いやー、森川かっこいーわ、森川。さすが帝王。ムリヤリねじ込んでくるもんね。
副官萌えとしてはフツーに森川……じゃなく小十郎がイイ！という意見で一致しました。
個人的には花の慶次がずるいくらいかっこよくて惚れかけました。
なんだよもう、最初から最後までかっこいいじゃないかよ。
でもニッカリがいちばん食いついてたのは、
本田忠勝でした。
文字どおりドリルでねじ込まれました。いや、なんか発進してきた瞬間からね、ラストのクレーターできちゃうとこまで、もうひたすら忠勝コール。
反則だろアレ。空飛んでるもの。武将っていうか、メカだもの。討ち死にっていうか、爆死っていうか、動力部爆発だもの。戦国とかそういうレベルを超えてるもの。あんなモノを持ってて、鉄砲隊がどうのこうの言ってる意味がわかりません。
チーム奥州。
まごうことなきヤンキー集団ですが、筆頭が叫ぶといっしょに「いえー！！」って拳を突き上げたくなってしまいます。ハンドルついてない馬がもの足りなく見えてきました。マフラーはあぶみ部分についてるのですね。よく考えたなあ。
小十郎は文句なしにかっこよかったですが、コートの色もオシャレだね～なんて言ってましたが、左右の袖の長さをきっちり合わせてやりたくて仕方がなかったです。わたしね、ああいうの気になっちゃうの！（ヴァンプ将軍口調で）
筆頭はまあ……全ての言動がむやみにおもしろすぎる上に、中井和哉が私の中でやおい要員ではないので（だから土方もゾロもなしなんだよね）、なんかそういう感じが難しいっていうか……最中も「Yeeees!!」とか叫ぶんじゃね？とか思うと……
ところで、「右目」なのにほぼ左側にいるという点はツッコミ無用ですか？
いやわかるよ、政宗の表情を抜こうと思ったら構図的に左側に置くしかないのはわかるんだけどね、「右目」っていうのが比喩だってのもわかってるんだけどね！(笑)
武田さんち。
えっと、コンボイ……ですよね？ 馬に立ち乗りしてましたけど、アレって玄田コンボイ司令官ですよね？？ アックス持ってたし。ていうかアレは軍配に斧がついてるのか斧に軍配がついてるのか……ああもうどっちでもいい！！
幸村って、見た目だけでもっとおとなしいキャラなのかと勝手に思ってた。いい暑苦しさです。奥州筆頭とタイマン張れるだけはあります。あの暑苦しさがくせになって、お館さまと幸村が出てくるたび、どこで拳が出るのかとそわそわしてしまうようになりました。
ここだ！って期待したところで必ず吹っ飛ばされるのが気持ちいいですね。
佐助がいないと武田軍はもたない気がしました。佐助も普通にかっこよくてずるい。
上杉さんち。
謙信公はどっちなんだ。
男なのか女なのか、かすがなのか信玄なのか、ホモなのかレズなのか。
かすがの「あは～んｖ」が最初に出たとき、ちょうど茶を口に含んだ瞬間だったので、気持ちの準備が全くできていなくてリアルに噴くとこでした。
あの二人は存在そのものがネタなんですね。ちょい役の直江も含め。
前田さんち。
結局、かぶきものの前田慶次がいちばんまともな真人間だったという驚愕の展開。他がすごすぎるだけ？ 森田成一って正直あんまり好きくない……って思ってたんだけど、慶次はよかったよ。キャラ造形も含めてわりと好み。フツーに考えたらあの慶次が主人公だよなあ、彼が脇ってのはなんか豪華だよなあ。
かぶいてるわりに露出度低い慶次のおっぱいを揉みたい
むしろ慶次よりもかぶいた、というか野生に近い利家のコスチュームにのけ反りました。
徳川くんち。
まずなによりも、大川さんすげえ！ 少年なのに！ すげええ！！
んで、忠勝がああなのは、やはり少年と巨大ロボットの組み合わせは燃えるね！ということなのでしょうか。家康くんのビジュアルに萌えるのはなかなか難しい相談ですが(笑)、忠勝が飛んできて家康を守ったシーンはキュンとしました。
浅井さんち。
お市のしゃべり方、どっかで聞いたことある……と思ってたんだけど。アレです、おじゃる丸の「うすいさちよ28歳独身」でした。ホラーマンガとか書いてそう。もしくは、OH！スーパーミルクチャンのテツコ。なんにしろ美女じゃない。
そしてあの長政さまはたしかに、振り込め詐欺に引っかかりそうですね。
四国＆中国。
メインは「ミニバサラ」ってことでOK？(笑) 出ないわりにものすごくあつかいがよかったような気がしてしまうよ。
各巻の特典も見ながら話を追っていったので、最終巻で相当バトってても「なんだよ仲良かったじゃん」と思っちゃってダメでした。ホントは仲悪いんだよね？ しょっちゅう海渡って遊びに行ったり来たりしてるんじゃないんだよね？
最初はわりとフツーの人間なのかと思ってたけど、そろって海の上を走っていったときに「ああそうだった……」と気づきました。うん、フツーの人なんかいない。
松永。
エロ啓治、ごちそうさまでした。なんでよりによって森川小十郎ー！？ 他にもいっぱいいるのに、どうしてそのセレクトー！？と動揺しつつ。
爆破がこの人のアイデンティティらしいのですが、気合いだけでばっかんばっかん爆発起こしてる連中が山ほどいるので、そんなに突飛ではなかったかな。
円盤形の髷が高速回転して武器になるのかとちょっと期待しました（するな）。
魔王んち。
あはははははは、光秀！ 光秀！！
光秀が出てくると条件反射で笑ってしまいます。武田家の殴り合いぐらいわくわくします。なんか速水御大がすごいことになってた。ラストなんかもうイってた。
濃い姫（もしくは濃ゆい姫）のガトリングガンも、「だから鉄砲隊ってなんの意味が……」と思ってしまう禁じ手でございました。
魔王はもうコメントするまでもないっていうか……すごく……わかもと、です……
セリフの意味が頭に入ってこなかった。あの声がしゃべってるってことしか理解できなかった。これが……これが魔王の力！！（ちがうよね）
あとあのマント、なにでできてんのっていうか動いてたよね？ 攻撃してたよね？ マントが。いや、もういいけど。全てのツッコミを無にする魔王の威力にひれ伏すばかりでした。これなんて特撮？
お友だちはみんな見てるので、あの人はこれが好きなんだっけ、と思いながら見るのがとても楽しかったです。次のバサラ語りにはちょっとだけついていけるかも……よろしくお願いします(笑)。
うーん、第二期も楽しみ！！