義兄弟。

「実写版深井零がいるよ!」
という言葉につられてほいほい見に行きました「義兄弟」。
うん……ホントに零だった。人殺しそうな目つきとかたまんない。性格は零よりもずっと「人間的」でしたけど。おっさんと距離を縮めていくあたりなんかはにやにやが止まりませんでした。なにこの私のための萌え映画。
そういえばドンウォンって、リュウケンドーの白波鋼一に似てない? 笑顔とか。かといってこーへーくんを零と思ったことはない不思議。写真だけ見たときにはそれこそ若いサカイさんかと思ったんだけど。
いや、映画自体も単館上映にはもったいないくらいの良質な作品でした。もっと大々的に売ってもいいのに。ていう良作が、韓国には山ほどあるんだと思う。
南北問題を背景にしながらメインにしないということができるようになったんだというのも感慨深いです。そこはもうバックグラウンドにしてしまって、個人のドラマにフォーカスしていい時代なんだなって。
文化的にわからない部分も多かったんだけど、余計な説明がないぶんこれが今の韓国の自然体なのかもしれない。それと、韓国語って文法的に近いせいか感情の入れ方が英語や中国語よりわかりやすい気がする。ちょっとだけ、「お隣」の国を近く感じました。
だいたいの感想はアルカリ日記と同じなので割愛しますが、私もごはんを介在する関係って大好きなんですよねー。二次でもああいう話が書けたらいいなあ、ていう感じでいろいろ刺激にもなりました。
運よくお近くで上映してたらぜひ!