カウンター。
スタトレ見たせいか、ゲド戦記読み返してるせいか、「栗本薫」の訃報を目にしたせいか、なんだかちょっとフェミモードです。フェミっていうかカルスタっていうか。以下、どうでもいいことをぐだぐだと語りますよ。自分でもオチが見えないのでスルー推奨。
「栗本薫」とは趣味が合わず、「中島梓」とは意見が合わず、結局ほとんど読んだことはないのですけど、私のような反発も含めて、やっぱり影響力のある人だったんだろうなあと思います。かの人が築いた「時代」はとっくに終わってはいるはずなのに、「巨星墜つ」という感慨を拭い去れないというか。戦後のアメリカと日本の関係みたいなものを、かの人と自分たちに重ねてしまいます。
で、そう意識してしまうこと自体、自分はかの人のカウンターでしかないんだなあと。もしかしたらまだ「時代」は終わってないのかもしれない、まだどころか、終わりのないラブソングなのかもしれない(苦笑)。そんな恐怖も抱えながら、ご冥福をお祈りします。
この前アイシ貸してくれた友だちに「進さん好きだけどカップリングの相手がいない」と言ったら、「進セナでいいじゃん」と言われ、一瞬目が点になりました。
危うく、「は?」「はぁ!?」「はぁああああ!?」って一人で三兄弟になるとこでした。
セナ受けっておまえ……おまえ!!(あまりに想定外で言葉にならない)
しかしここんところ、立てつづけにリアルの友だち3人からそれぞれ「マッチョ受けありえない」「オヤジ受けキモい」「美しくないホモに意味なし」みたいなことを真っ向から言い切られていたので、ああそれが「普通」なのか……と感じ入りました。
まあただの好き嫌い談義ですからね、「パイナップル入りの酢豚はありえない」とか「ナマコは食べ物じゃない」とかそういうレベルの会話ですよ。
でも、メインストリームから離れすぎてカウンターの自覚もなくなっていた自分を反省しました。茨道ばっかり歩いてたら王道は道幅広すぎてもう道に見えてなかったとかそんな感じですか。ちょっと人が踏み固めた道があったら、舗装されてなくても「一人じゃない!」って思っちゃうようなところにいるからなあ。
自覚する必要があるのかと言われたらたぶんないんですけど、単純に人と話をするときに摩擦が生じます(笑)。農道指して「国道だよね?」と言わないように心がけないといけません。そんなことばっかりやってると卑屈になるので、せめて「これはカウンターなんだZE!」と思っといたほうが気分がいい、程度だと思います。
でまあ、ムサシが好きなアルカリさんには「じゃあムサヒルで問題ないよね?」みたいなことを言われるわけですが。
ムサヒルについては、「はぁ!?」(三兄弟)っていうか「ハン!」(小結)な感じです。
いやいやいや、この歳になってヒル魔でやおいできるほどオイラも厚顔無恥じゃねえっすよ、みたいな。このいわゆる「WJメインストリームフォルダ」には、土方十四郎、越前リョーマ、日番谷冬獅郎 、飛影などが入っています。
なんでそこだけカウンター精神丸出しなのか自分でもわからない。
6/11追記:
「アルカリさんには「じゃあムサヒルで問題ないよね?」みたいなことを言われる」と書きましたが、「アルカリさんに対しては「じゃあムサヒルで問題ないよね?」みたいなことを上記の友人から言われる」という意味のつもりでした。
友人が、アルカリに対して言ったんです。読み返したらたしかに「アルカリが言った」と読めますね……ちなみにニッケルの「ハァ!?」×3につづけて「ハン!」と言ったのは、アルカリです。まちがってもあの人ムサヒルじゃないんで、ご注意ください(笑)。