太王四神記。
黒朱雀かっこいー!!
四神記というだけあって、四神が重要なのですよね。
青龍・朱雀・白虎・玄武がかっこいい!! 日本でもない中国でもない感じ。デザイナー個人のセンスなのかもしれないけど、ちょっと異国情緒を感じました(笑)。
番宣で監督の人が見所を訊かれて「特撮です」と答えていたのが印象的というか「そこなの!?」と思ってたんだけど、こりゃたしかに。ストーリーより人間ドラマより、めっちゃCGの特撮が見せ場よね。
火の力が暴走するところとか、四神がハデに登場して戦うところとか、荒れ果てた土地に木がぶわって生えて都がぐわーっと組み上がっていったりとか(頭悪い)、すごい盛り上がりました。
新宿のシネコンで上映してたけど、これは大画面で見たらけっこう迫力だと思います。
お話はなんていうか……
全部ファヌンが悪いんです、っていう感じだったな(笑)。
痴情のもつれで世界が滅びかけてるよ。
コレを前提にして世界ができて……っていうあたり、朝鮮半島もわりとフリーダムです。
新暗行御史の知識でなんとかならんかな、と思ってたら。
そこはさすが公営放送。登場人物の名前から些細な知識まで、きちんとテロップで教えてくれます。ぜんぜん心配なかった。
ファヌンはテロップには出なかったけど桓雄と書くんですよね。
チュシンは聚慎のことでいいのかしら? 桓雄が伝説上の人物であるように、伝説上の国名として定番なのかも……と勝手に思ってるんですが。韓国の人なら説明なくてもわかるような、中国でいうと夏王朝みたいな?
この番組で御史の復習もできそうですね。そういう楽しみ方もありってことで。
韓流好きの奥様方がどれほどついてこられるかはさておき、異世界ファンタジーにハイテンションなSFXっていう取り合わせは、オタク的ツボを突いてくるんじゃないかしら。
新しい特撮番組のつもりで、できるだけチェックしていきたいです。