濡れ濡れ…
行きも帰りもちょうどジャストでどしゃ降りの時間にぶつかり、ほぼ一日中しっとり湿っていたニッケルです。冷房じゃ乾かないもんですね。
5月の無料配布用に書いた奇士の小説を思い出しました。
江戸の町に雨がずっと降りつづけるってやつ。
あのときは、雨の話ばっかり8本も書いたんですよね。
書いてたころは春雨がしとしとだらだら降ってる感じだったので、「叩きつける雨」や「豪雨」はこんな感じかな、と今さら思ってみたり。
奇士の小説は、いつも往壓並みにおろおろうろうろ迷いながら書いてるから、自分でも「どうだろうコレ……」っていう話が多いんですが、あの雨の話はめずらしくうまく書けたかなと思ってるのですよ。
アニメでいうと20話過ぎの吹っ切った感じが出せたというか(笑)。
あと、奇士でしか書けない話でもあるので。
奇士でエロをやるからには、「淫」の妖夷は使ってみたいなあとずっと思ってました(笑)。
そのジャンルのそのカップリングでしか書けないって話ができたときがいちばん達成感があります。逆にそれがなくなったら引き際、っていう感じ。
奇士もそろそろ決着つけたいなあ。