あやし12~17話。

私信。
2クールで打ち切り→『地球へ…』という予想に私も一票。
つーか、元から4月までのつなぎアニメだったような気がするんですが……
でも今の展開で26話完結かというと、それもまた微妙なところです。最初から豪快に広げた風呂敷をどうする気だA川。ボウケンジャーはあんなにまともじゃないかA川!!
まあ、なんとかそれなりにおもしろくなってきたし、各種カップリングも楽しめるようになったので(笑)、今後の展開に期待したいと思います。初期に比べたらもやもや度はわりと低くなってきてる……と思う。もやもやからうやむやになったというか(ダメじゃん)。
ところでさあ……
アビとニナイって、漢字で書くと安比と似内ですか?
(アイヌ語起源と言われている東北の地名)
いいけど……なんかアビ周辺はまだもやもやするんだよな……


12話
「莫」の字に、ムジナを加えると……獏!!
というシーンが死ぬほどおかしくて笑い転げました。なんだあのおもしろ集団。普段は素顔なのに、正体を見せると仮面って。意味わかんない。
ついに馬と合体しちゃったユキ。それって獣k(略) 竜っていうか、なんかえらいもんになってますけど。つーか「ひとごろしのはなし」をまだ引っぱってたのか!とびっくり。今回は小笠原さんの話に絞ってもよかったのに。
そして天保の世にくり広げられる空中戦……小笠原さんのユキへの告白(「あれは私の部下だ!」)……小笠原さんの白い内股……ついでに空から降ってくる全裸ユキ&ムジナ……話の内容はよくわかんなかったけど、とにかくごちそうさまでした!!
そんなトキメキのユキオガ小旅行、あっさり完! もっと引っぱっても……
13話
総集編。ほう、ようやく1クール終了か。盛り上がらなかったわりに振りまわされたクールだったな。
総集編と言いつつ、いらん話がたくさんあった……江戸元とアビはなんで副業がなきゃいけなかったんだろう。ところてん売りとかいう設定はいらないよねえ? あんな美脚のぼてふりがいるか。アビもあんまり触れまわるなよ。賤民って設定じゃないの?
そして新キャラのコナンくん……ううむ。晩年のほうにはときめきましたが……ううむ。
14話
土曜の家族団欒お食事どきに、いきなり吉原の遊女ライフについてものすっごい詳細な説明をしてくれるアニメが登場です。どうすんだ。なんでそういうとこばっかリアルなんだ。ガサ入れ時なんか、火事が起きたラブホ状態でもうどうしたらいいのか。なんでこの番組、最初の5分でチャンネル変えられるようなシーンばっかり流すんでしょうか。
そしてユキvs狂斎の、年の差バトル勃発。ええと、25歳差? アトルをめぐって……というよりはむしろ「うちの娘はわたさん!」「うるせえクソジジイ」なんでしょうな。いいよ、さっさとわたしちまえよ。
どうやら2話ごとに1本の話をやってるみたいですが、おっさんが漢神を出すのは後半のラストあたりなので、前半はどうもヒマそうです。いてもいなくてもいいぐだぐだ感。困った主人公だ。
新OPの男前すぎる放三郎にキュンキュン。半裸で無防備に泣いてる39歳にギュンギュン。
ところでムダにキラキラした新EDには、放三郎ver.やアビver.があるんですよね? ね?
15話
いつの時代も女は強い。とくにお水の女は。それに対して「男ってやつぁ……!!」と思わず頭を抱えたくなるような話……あちこちで市野さん純情萌え~と言われている中、実際に「男って……!!」と身悶えしてしまったニッカリは汚れすぎてるんでしょうか。
で、恥ずかしくなったところにあの漢神でやられました。巧いなあ。現代とは異なる意味で使われている漢字を持ってきて解説するあのくだりは、あやし史上最高の名シーンだと思ったんですが……でもあのシーンをラストにしないあたり、いつものぐだぐだあやしだなとちょっと安心(笑)。
あとはやっぱり、馬に妬く小笠原さんでしょう! ユキが妖夷になったらどうしようってずっと思ってるんだよね。いつのまにそこまでユキの人生に責任感じちゃってたのか、ちょっと唐突でびっくりしましたが、すばらしくオガユキでした。ありがとう。
どうでもいいけど、あの手動扇風機は実在の道具なんでしょうか。気になる。
16話
ようやくアビの話。
アビが出血大サービス……縛られてみたり嬲られてみたり。
ムダにユキアビでときめいた。つーかもうユキとアビが同じ画面にいて会話してるだけで動悸息切れが……なんだあのお花畑コンビ!! アイドルユニットか!!(本気)
マスラオに迫る狂斎は、コナンくんか!てめえマジコナンくんか!!という気分でいっぱいでした。たしかにミステリの側面はあるが、きみが謎解きしたらコナンになるからやめて。
マスラオも相当なおもしろくんでしたね。アビを無意味に拘束プレイとか。アビに対して卑猥な動きをする人形を即興で作ったりとか。ていうかメガネくんなのにマスラオ(益荒男)って(笑)。小さいころはアビ大好きの素直な少年だったと信じています。
本に夢中になってる小笠原さんがかわいい! まだ二十歳の男の子だもんなあ。
用心棒コスの江戸元は、野郎ぶってるオネエみたいで不自然じゃないですか……?
17話
アビの姉さんは、我が家で「メーテル」と名づけられました。ミニスカメーテル。
ええと……アビはあちこちの若者から狙われててたいへんですね。つーかそこの元農民、白目もないくせになんで名前のあるゲストキャラなんだよ。彼の呼び名は「地味な人」です。
奇士に捕まったあげく使われまくってるマスラオも、結局どういうポジションなのかよくわかんない……ただ、あの世界での雪輪as雲七は、「馬がしゃべった!」と驚いてもだれも相手にしてくれない(から受け入れるしかない)という、伝書ボタル@おじゃる丸並みの存在であることが判明しました。うわあ、ゆるい。
2話で終わらなかった上にまた主人公の活躍がないといういつもどおりのぐだぐだ感でしたが、今回の萌えポイントは、自然に膏薬を差し出す小笠原さんと、自然に肩を出して貼ってもらうユキでしょうか。いつからそんなツーカーの仲に……!! あと、超巨乳の長ね。マッスル集団な山の民サイコー。
全体的にどんどんエグい話になってきてる気が……ホント深夜じゃなくていいのコレ? メーテルなんか予告を見るかぎり、央太のパパ以上にとんでもない爆弾を抱えていそうなんですが……どうせ4月までのつなぎだから、なにやってもいいとか?(笑)
古き民については、けっこうデリケートな要素のはずなのに、そんなぐだぐだな展開にしちゃっていいのかと思いました。クレームとか来てないのかしら。むしろ私がクレーム送るべきかしら(笑)。
いろいろと民俗考証につっこみたい気持ちを抑えつつ、複雑になってきた人間関係(=カップリング)と、ユキの小出しふんチラに、今後もかぶりついていこうと思います!
阿比と似内が武蔵の国って……やっぱおかしいよな……