ベクシル。

なんとなくなりゆきで見てきました。
アルカリとカタギの友達と3人で。
2DCGはまあこんなもんかな、と。今後益々の発展をお祈りしております、という感じ。アクションなんかはやっぱりすごい迫力だし、将来への期待は持てそうです。でもキャラクターに関しては2DCGにこだわる必要もないとは思う(笑)。
言いたいことはいろいろあるけど、クロダ声の新しい魅力に目ざめたのは大きかったですね。クロダ受けもイケるなあなんてことを思いました。映画となんの関係もないけどネ☆
以下、ネタバレ&辛口感想注意。
自分への救済措置として、いつもどおりのやおい妄想も含みます。


場内が明るくなって、最初の会話。
ニッケル「えっと……レオンが姫?」
アルカリ「レオンは死ね」
友人「(笑)……私の思ってることを言ってくれてありがとう」
アクションとか群集のシーンとかはまちがいなくすごいし、ストーリーも深く考えなければかなりおもしろかったんですが。
とにかくレオン(タニショー)が……!
もうレオンがぜんぜんいい男じゃなくて活躍もしてないんで、なんで二人の(相当かっこいい)女が惚れたのかまるでわからない。むしろ元カノと今カノのあいだで醜態を晒すダメ男そのものでしたよ。マリアとベクシルはとりあえず二人でレオンをボコるといいんじゃないかな!
そもそもレオンの存在意義自体がわからん。レオンがいなくても話は成立するし、そっちのほうがすっきりしていいんじゃないの?と思わずにはいられませんでした。
パンフ見たら、10歳年下のベクシルの部屋に転がり込んで同棲してるというさらにダメダメな設定があきらかになり、もういいよおまえ死んでこいよみたいな気分になりました。
俳優キャスティングは、思ってたよりよかった。うわあすげえヘタ、っていう感じじゃなかった。まあタニショーは初心者じゃないしね。
それより脇の声優ですよ。
悪役の明夫さんは言わずもがなとして。森川や櫻井もがんばってた。
そして、ベクシルとレオンのダンディな同僚ザックにクロダ!
ああいう気のいいアニキキャラってあんまり聞いたことなかったんで、うわあこの人こんなナチュラルな演技もできるんだーってすごい新鮮でした。普通なら、明夫さんとクロダはポジション逆のほうがハマるんですよ。でもあの状態で違和感がないっていうのは、二人の実力なんだろうなあと。見直したぜクロダ☆(何様?)
でまあ、いいとこなしの真性ダメ男レオンですが。
ザックとくっついたらすげえ萌えませんか?
と思っちゃったわけです。
無事本国に帰ったあと、マリアのことでベクシルとこじれて、ボコられて下着のまま部屋から蹴り出されるのですよ。行くところもなくて、ああ見えて同期の桜のザックに泣きつくといい。そんで、勢いでザックを押し倒して泣きながらヤっちゃえばいい。ザックも今は独り身だからうっかり流されて優しく抱かれてあげるといい。
え、もちろん実は生きてたことにして(泣)。
後半はひたすらレオンをボコりたくて仕方がない映画でしたが、妄想で補えばなかなか美味しくいただけることが判明。
あんなダメ男にいい女はもったいない。ザックにあげちまえベクシル。
ベクシルはマリアとくっついてほしかったー。
ところで、途中からずっと気になってたこと。
あのアンドロイドって、食事はできるみたいだけどセックスはできるのかしら? できるんだったらサイトウ×レオンもいいなあなんて(他にないのか)