かわいいと言って。

今度の本の参考資料として、古本屋でBL文庫を3冊ほど買ってきました。
いや、ぶっちゃけ表紙カバーしか使わないんですけど(笑)。
まあ、ふだんあまり縁のない文化ですので、興味深く読ませていただきました。3冊の書籍情報は以下の通り。
・角川ルビー文庫 2007年
・ビーボーイノベルズ 2002年
・ディアプラス文庫 2005年
サンプリングに偏りがあるかどうかもわからないのですが、ひとまずわかったこと。
◎受けは恥じらいつつも天然淫乱
>恥ずかしがってみせたり盛大に喘いでサービスしたりをめんどくさがるやつは受ける資格などないのです
◎攻めは受けを「かわいい」と絶えず言いつづけなければならない
>現実にやってたらただのエロオヤジだと思いますが……本気でかわいいのひとつも言えないやつは攻める資格などないのです
◎人生の最重要懸案は恋愛とセックス
>相手の顔を見たらセックスしたくなる、毎日毎晩サカれるような精力を持たないやつはセックスする資格などないのです
…………
……………
いろいろ資格がありませんでした(負け犬)。
……とりあえず、純情な蒼太が心ならずも乱れるのをにやにやしながら「かわいい」連呼してがんがん攻める超絶テクのチーフとかやってみる?
にやけたチーフはともかく(リアルにオヤジくさくてキモいと思うけど)、純情な蒼太ってなんか矛盾してませんか。温かいアイスクリームみたいなもんですよね。それアイスじゃねえじゃん、っていうね。っていうかチーフは蒼太をかわいいとは思ってないだろうしね。
そもそも今度の新刊は蒼太×チーフなんですが。
というわけで、せっかく二十代前半のヤングカップリングなのに、BLになりませんでした☆というお話。する気もなかったけど(笑)。
だってさ……めんどくさいっていうか……めんどくさいんだよ……(総括)
ニッケルがめんどくさがらず、「かわいいよ……愛してる、○○……」とか最中に口走る万年発情期のカッコイイ系攻めを書けるようになるまで、あたたかく見守ってください。

日記

Posted by nickel