響く心。

コクヨウさんの着メロは未だに『輝』です。サビじゃなくてイントロの。明日夢くんの語りがかぶるとこね(笑)。
いいかげん響鬼のほうも本腰入れて取りかからなきゃと思って、景気づけというかネタ出しのために、こっそり買いためていた(笑)DVDを引っぱり出してきてみた。
実は、去年の夏から一度も本編を見返していなかったのでした。だからサバキ捏造とかできたのかもしれないけど。
見たのは、15・16、19・20、26・27話。
なんかもー……こう、いろいろこみ上げてきて……
おええええ(こみ上げすぎ)。


くそう、なんていい話なんだあああ(号泣)。
戸田山が独立する話と、ザンキさんがサポーターになる話を見たわけですが。
あらためて、すっごいよくできてる話ですよね。役者さんたちの演技はもちろんだし、セリフ回しもナチュラルに聞こえるよう練られてる。行間を読ませるようなセリフや展開に、本気で感心しちゃった。当時、あの空気を再現するのに夢中になったもん。
ザン戸田とイブあきに、ヒビ明日も交えた師弟の構図。新人のトドロキとバイト初日の明日夢くん、それを応援する大人たち……ただバラバラな画面を切り替えていくだけじゃなくて、きちんとリンクさせてひとつのテーマをつらぬいてるから、群像劇としてまとまってるのがすごい。
一歩まちがえればありがちであざとくなっちゃうけど、主題をはっきりさせるというあたりまえのことができてない作品が多いから、その整合性がとてもきれいに見えるんですよ。
ていうか、私がそういう畳みかけるような訴え方が好きなんだけなんだけどね。
子ども向けじゃない、でもわかりやすい。細部は難しくても、ニュアンスでメッセージは伝わっている、T寺ヒーローってそんな感じがする。
S倉ヒーローはその逆で、だからこそ大人だけで独占したい感じ。そーいや最近のカブトまだ見てないわ……
そんなこんなで、見てるうちに「私が書きたかった猛士」の姿を思い出しました。
無性にイブアキとかアスヒビとかやりたくなってしまって、津村くんとかも書きたくて、やおいどころじゃない……って逆効果じゃん!
だって何度見ても、当時と同じ感想だよ……
戸田山はザンキさん言いすぎだし、ザンキさんは戸田山を見る目が優しすぎだし。
戸田山ぶっさいくだし、ザンキさん顔むくんでるし。
なんであんな美しくないのさ、あの師弟。ちくしょー大好きだー!!(なんか切れた)
ぼんやりとした記憶で「トドロキウザい、ザンキさんキモい」と思ってましたが、それって後半の話で、このときはぜんぜんそうじゃなかったんですね。いやあ、イメージだけで同人やっちゃいかんわ。見なおしてよかった。
いちばん見方が変わったのは、サバキさん……!!
具合悪そうに戦うサバキさんは、植え込みにダイブする戸田山よりも、鮮明に私の記憶に残っていました。かっこいいよなあ、四本角。あの中に、自分が考えたサバキさんを私だけでなくみんなが見ているんですよね。ふしぎなキャラだわ。
ところでDVD特典のカード見たら、サバキさんって68年1月生まれの37歳だって……もう38歳ですね! まだまだ現役でいてほしい!
あと今さら気づいたのですが、いちばんプロフェッショナルっぽいのはイブキでした。
あのコ、しまりのない顔してるけど(笑)、だれよりもちゃんと仕事してる。さすが宗家。
さて、がんばりますよ。鍛えていきますよ……

特撮

Posted by nickel