SFマニア的。

エウレカ8話にて。
おばさんの「たったひとつの冴えたやり方」というセリフが状況的にあまりにも唐突で、なにかの伏線かと考え込んでしまったのですが、彼女の名前が「ティプトリー」というのを知って納得。
「たったひとつの冴えたやり方」は、SF界の巨匠ティプトリー・ジュニアの代表作です。SFだけど難しくなくて筋がわかりやすくてしかも泣ける、私の好きなSF作品。ティプトリーおばさんが「ここではなにかを選ばなければならない」と言ってましたが、まあそういう話です。単なるオマージュにしてはキレイだなと思いました。他には気づかなかったけど、わりとこういうの多いのかな。
べつに大したことないんだけどコレつっこまなかったらいかんよな、と思ってしまうあたりマニアックな人種ってイヤですね。「世界の中心で愛を叫んだけもの」とかさ(笑)。
で、エウレカですが。見ないでためこんでいたら10話が冒頭だけで切れちゃってました。まとめ視聴で波に乗ってきたところだったのに(文字どおり)、ちょっとはずしました……
ゲッコーステイトって、子どもとダメな大人しかいないとゆーのがすごいな。ここで生きるレントンが最終的にまともな大人になる、っていうのがこの作品の終着点なのかも。
レントンはとてもイイと思うんだけど、エウレカがどーしても好きになれません。キャラもポジションも。いやあごめんね、なんか生理的にダメだわあの子。青い髪のお人形さんって気色悪くて……
エウレカがいなかったらエウレカセブンはもっとおもしろいハズ!(笑)
あ、でもそしたらレントンが動く理由がないか……いいよホランド目当てで(投げやり)。