令和最初の仮面ライダー。
5ヶ月目にしてやっと令和が始まった感あるー。
まず縄田さんがかっこいい!!
手足が長い。高岩さんの「全体的にバランスのとれたスタイルのよさ」とはまた違うプロポーション。
ゼロワンのデザインもあるんだろうけど、すごく等身が現代的で、アクションが映えます。
これは過去のライダーでいうとどれに近いのかなとすごく考えて、「BLACK/RX」かなと思いましたが、アレ岡元さんだからね、体型がぜんぜん違うからね。
すごく「新世代のライダー」って感じがしました。
お話も、安定の「お手本のような」第一話で。
主要な登場人物とその立ち位置を混乱しないよう一気に見せて、主人公の現状から仮面ライダーになって戦うまでの流れがスムーズで、ついでに数々の伏線も散りばめて……これはとりあえず「黙って見よう」という気になりますよね。
まあ各所で「仮面ライダーキカイ……」と呟いてしまったことはさておいて。キカイダーも意識してんのかな。
AIモチーフ、いいけどまさかのプリキュアとかぶりだよ……これから半年くらい、ちょいちょいAIかぶりがありそうでドキドキします。
流れとしては、個別にシンギュラリティを起こした(って表現が正しいかはわかんないけど)アンドロイドを暴走させて世界を滅ぼすってことなんでしょうか。ということはすでに起きてるのか。あの世界、わりと日々シンギュラリってるのか。
そういや今回のニチアサは、AI→AI→修行、っていうアンバランスな構成だったな……リュウソウジャーは泥くさくていいな……
現段階では、ロングヘアのお姉さんがすごく気になってます。なんなの、どう絡むの。
2号ライダー(という言い方もすでにアレなのか)は、頭は悪くなさそうだけどテンション高めで話を進めてくれそう。
悪役サイドは、「滅亡迅雷」の「亡さん」と「雷さん」が後から出てくるのですかね?という点が気になりました。アルカリがうろ覚えで「風神雷神.net」って言ってくるんですが、一文字しか合ってないのになんとなく通じる不思議。
主人公は、戦うCEO! 主役が、というとこがポイントだと思うので、過去の悪役ライダーや2号以降ライダーについては今後スルーします(前にもあったじゃ~んって言うのはナシねってこと)。
これから毎回スベり芸を見せなければいけないのか、ちゃんとお笑い芸人になれるのか、最後まで見守らなければという使命感を感じました。彼が社長の直系だから英才教育を受けているのか、そもそもAIと近しい存在なのかは、あえて考えずに今後の展開で驚いていきたいと思います。
あと本社ビルのスタークタワーっぷり……変身する社長ってことで意識はしてるんでしょうね。
……待って、AI秘書はなんで女の子なの!?(反射的にジャービスを期待)
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エグゼイドは、ビジュアル的にあんまり心惹かれる要素がなくて、「実はおもしろいのでは?」と気づくのに10話くらいかかったのですが。理解してからは、すげえ!ライダーでこんなに締まった話ができるんだ!って毎回感動してました。
今回もこの人がたぶん全部書くだろうから、まちがいなくおもしろい。緻密で丁寧な話の積み上げが、13話くらいから効いてくると思う。ちゃんと毎週リアルタイムで観ようと思うし、ネットの考察とかはあえて見ないで自分の頭で楽しみたい(笑)。
ただ何度か言ってるけど、高橋脚本の「絶対に当て書きしない」って方針と個人的に相性悪くて……生身の新人俳優が一年間演じるには向いてないんだよなあ。
わたし「アクションかっこいい!」「このキャラ好き!」先行で見てるから、「ストーリーがすごい!」だけでは実写ドラマだと逆に「惜しい!」と叫びつづけることになっちゃうので……
もちろん前回の反省は活かされてると思います。
ライダーは奇をてらわずにちゃんとかっこいいし。最初からそこそこできる若手を配置してる感じがあるし。
でも副社長はどうかな、あのポジションが俳優かどうかで若手の伸びがぜんぜん違うんだけど。特務機関側にだれか中堅が来るのかな。いや、「ホームとしてのおやっさん」は平成ライダーの伝統なので、もう必要ないと思うんですけども。若者だけでは話も進めにくいしね。お父さんもおじいちゃんも死んじゃってるしね。
令和ライダーにもちゃんとついていきたいので、何卒そのへんもよろしくお願いいたします。