シン二次創作まとめ。
シン・ゴジラをBSでやったとかなんとか……
とこじつけて、シンゴとシンウルをまとめてみました。一本書いちゃうと以降おんなじ展開にしかならないのが、単発映画の難しさです。
どの話読んでも同じことしか言ってないな、と思われるかもしれませんが、そういう店だと思ってあきらめていただければ幸いです。
2016 シン・ゴジラ文まとめ 矢赤
2022 シン・ウルトラマン文まとめ 神加 田宗
班長と室長、もっと書いてると思ってたけど2本だけだったな……なんか前のめりだったけどネタがなくてな……
ついでに、私の「シン・シリーズ」に対するスタンスを残しておこうかと思います。
以下、庵野と樋口にグチグチ言うだけのコーナー。好きな人は好きなままでいいんですよ、私には合わないだけなので。
あのバカみたいなシンシリーズコラボはよかったですけどね。ガチであの合体ロボ作っちゃったんだ……動かしちゃったんだ……っていう感慨込みで。やっぱ戦隊ロボが好きなんだよな。
シン・ゴジラ感想(2016)
ムダがなくておもしろかった~!
シン・エヴァ感想(2021)
おめでとう、やっと終わったね、ありがとう!
シン・ウルトラマン感想(2022)
なんとなくコレジャナイ感…
シン・仮面ライダーは結局観ませんでした。予告も評判も自分向けじゃないなと思ったので。
あと本郷猛のリメイクに食傷気味なのだよ、我々平成以降のライダーオタクは。
そもそも、現実の女性を撮るのがヘタすぎるんだよなカラーは。石原さとみも長澤まさみも浜辺美波も、もっと美人なのを私たちは知ってしまっているので。なんで魅力を消す方向で撮っちゃうんだろうなと歯がゆくなります。
しかし男性がかっこよく撮られてるかといえば、もっとおざなりで本人に委ねられているわけで……本当に実在の人間撮るの向いてない。私が知ってる長谷川博己も斉藤工も、もっと顔がいいんだよ。
まあ特撮なんでね。人間よりも優先されるべき対象があるのはわかるんですけどね。
配信でシンウル見返してみて思ったのは、私は思ったよりも「着ぐるみ」が好きなんだなということ。もっといえば、モーションキャプチャーで作られた光の巨人ってやっぱりなんか足りない。
シンカメ観ないのと矛盾してるかもしれないけど、私は中に人が入って動いてるのが好きらしいです。
というか人型をモーキャプにする意味ってなんなのさ。
エヴァは、実際アレを人間が着てプロレスするのは現実的じゃないから、モーキャプは正しいと思う、アニメだし。人型から離れられるのがアニメの利点。
たぶん普通の映画ファンよりは、モーキャプ使った映像やアクションを観てるほうだと思うんですけど、見慣れてるだけに予算削減以外の理由が見当たらないとがっかりするんですよね。
ゴジラはいいよ、ゴジラだから。でもウルトラマンは違うな。
せめて、最初と最後はモーキャプで人外感出すけど、神永と融合中のウルトラマンは生身の人間が入ってます、とかだったらよかった。それは納得できたと思う。
怪獣はよかった。怪獣への執着をウルトラマンでも見せてほしかった。
そういえばこれは個人的な解釈なんですけど。
ウルトラマンを、地球人や外星人にリピアと呼んでもらいたくない派です。リピアって名前はゾーフィとの対話の中でしか出てこなかったので。すごくプライベートな情報なんじゃないかなと。メフィラスやザラブが知ってるわけないし、いっそ神永も知らなくていい。
あと、公開期間はネタバレ回避や人の考察を眺めるターンだったので感想では明言しませんでしたが、リピアは死んでる派です。だってそうじゃないと神永が戻ってきた説明がつかないし。高次元の存在であるリピアの命と引き換えにしたからこそ、神永の生還に価値があると思うので。
加賀美が人間じゃないって考察もわりと見ましたが、自分的にはないなと思いました。普通の人間が外星人に頼られ、外星人を出し抜くのが痛快なんじゃないか……というのは完全な願望ですけど。名字しかないキャラにそんな裏設定はないよ、きっと。
シリーズのファンしかできない考察や解釈はあって、それはそれでおもしろいです。エヴァなんか正直全体像がよくわからないから、マニアの解説や二次創作を浴びることで補ってた部分はある。
ゴジラもウルトラマンも、オマージュとかはわからないから、だれかが解説してくれてるのはありがたい。
でも私個人の「映画の感想」はまた別物なので。好みじゃなかったり理屈に合わなかったりするとこは自分なりにこじつけてでも納得したい性分なんでしょうね。
その結果が二次創作っていうのが難儀だなって思いますけど、ざっと見たらそんな難しいとこには突っ込んでなかったので大丈夫(?)
あ、シンゴもシンウルも、知ってるバイプレ俳優たちがしれっとワンカットだけ出てるのが楽しかったです。見返すたびに認識できる顔が増えていくのも含めて。
役者を徹底的に素材として扱う意味というのは、こういう部分に出るのかもしれないね。