いきなり来し方をふり返る。
2000~2025年でニッケルが書いた小説の合計は
約4百万字でした!

という話です。
ちょっと前置きから長くなります。
自分用のまとめ本を作りたい
きっかけは、「1冊から文庫本作れるサービス」関連の実践記事で。
同人誌は不特定多数に頒布してなんぼと思ってるので、存在は認識しながらもあまり興味は持っていなかったのです。
でも実際に作ってみた方の記事を読んでるうちに、そういう記録の残し方もあるか……と思いはじめました。
紹介されていたのがオンデマンド印刷所ではなくて、写真プリント系の「しまうま出版」だったのもあるかも。
しまうまとかTOLOTとか、個人的な記録として残しておくための「本」は、同人誌とは別枠で調べたことあるんですよ。旅行記とかペット写真集とか子供の成長記録とか、身内のアルバム的な用途の。
頒布目的が先に立っていたので思いつかなかったけど、同人作品も個人的なアルバムに残しておいてもいい、確かに。
だいたい10万字が、厚さ1cmくらいの文庫本一冊の目安だそうです。
普段1万字だってなかなか書けない言ってんのに、10万字ってどのくらいよ。
ちなみに、京極夏彦の『姑獲鳥の夏』が36万字・『魍魎の匣』が50万字くらいだそうです。
あまり参考にならないな。
文庫本を作るぞ
「自作で文庫本を作る」のは、今あんまりやってないです。
00年代後半あたりで、ニッカリズムの文庫本ブームが過ぎてしまったんですよね。
なぜ今はもうやっていないかというと、スペースに置いたときに「映えない」から。表紙は大きければ大きいほうがいい、これは真実。小説本の読みやすさと折り合いをつけていく中で、文庫サイズは捨てざるをえなかったのです。
だからテンプレートはもうある。市販の文庫本を測りまくって何冊も作って作り上げた理想の文庫テンプレートはすでにご用意されている。
でも、なんのジャンルで作ろうか。あんまり昔のはもう見たくないし……
そもそも1ジャンル全部詰め込んだとして、何ページになるんだ?
10万字だぞ。
薄目で過去のファイルを検索しながら、ふと気づきました。
本を作るかどうかはさておいて、まず過去のテキストを総ざらいして何文字くらいか整理しておいたほうがいいのでは?
そこまでいったら実は本なんか必要なくて、アーカイブサイトでいいのでは?
そうだ、アーカイブサイトを作ろう
はい、「しまうまプリントでシンプルな文庫本を作って自分だけでニヤニヤ眺める」という最初の目的が何かに上書きされました。
いや、本来の「WISH」が炙り出されたのかもしれない。
「自分が今まで何をどれくらい書いてきたかを知りたい、実感したい」
のであれば、物理の本でもデータでもいいわけで。
ということで、あくまで「自作まとめ本を自分用に作る」前段階として、「自作がどれだけあるかまとめる」ことにしました。
いつから、というのが問題ですが、やはり「最初から」では?
中高時代はプレ同人屋、オタクお試し期間ということでノーカンとして。部活的に同人活動を卒業していった友人のほうが圧倒的に多かったですね。クーリングオフ期間ってやつですね。
初めてリバエロ小説を書いて、それを公開するために個人サイトを作ってからの約四半世紀。先輩たちに比べれば、まあ短くはないけど言うほど長くもないよね……という中途半端な年月ですが。
「同人」というフォルダの中に「2001」から「2026」まで欠番なく毎年フォルダが作られているんですよね。あ、2026は3月の新刊ぶんです。
昔はPCの不調でよく未保存ファイルが吹っ飛んでいたので、そしていろんなアプリを使うと他で開けなくなったりもしていたので、何が何でもtxt形式で自動バックアップを取りつつ保存する、という環境だけは早めに構築していました。
個人サイトでの公開をやめても、元のテキストデータさえあればなんとかなる。
とはいえ、ただテキストファイル(たまに一太郎ファイル)が無造作に突っ込んであるだけで、書いた順に並んでるわけでもない。ファイル名も統一感ない。作品タイトルもカップリング名も書いてない。
いやホント、作品名とキャラのフルネームくらいは書いておくべき。○○戦隊の部分なんて忘れがちだし、洋画なんか原題と邦題ごっちゃになるし、10年も経ったら長い長いカタカナ名なんて完全に忘れ去ってるから。
これは……一本ずつ吸い出していくしかないか……
アーカイブサイト制作実践編
手順:
①年間それなりの額を払っているレンタルサーバに、WordPressをインストールします
②目的に合うようWordPressをカスタマイズします
③とりあえずフォルダ内の古いファイルから順に開いていって、ああこのジャンル/カプで書いたわ……という記憶を呼び覚まします
④フォルダ全体にキャラ名で検索をかけて、出てきたテキストファイルをひとつずつ「記事」にコピペします
⑤作品名とRATINGのタグを設定します(ここで元作品の正式名称とキャラクターフルネームのネット検索というダルい作業がたびたび発生します)
⑥意識が続くかぎりこの作業をくり返します
⑦たまってきたら、タグとカテゴリの整理をします
最初は作品名をタグにしてたんですが、数が多すぎて収拾がつかなくなってきたので、カテゴリに変換しました。タグはRATINGのみ。カテゴリ階層も何回かいじってます。
テーマはあれこれ試したけど、結局このブログと同じになりました。サムネイルとかいらないし。使い慣れてるテーマがいちばん。
その他、役に立ったプラグイン。
◎文字数カウントツール:本来カウントされるのは単語(Word)なので、日本語だと目安程度なんですけどね。日本語対応してる機能だけ使ってます。
◎カテゴリ変換ツール:100を超えたタグを一気にカテゴリに変換するときに。チェックボックスで選べるし、カテゴリ→タグも変換できる。
◎さくらのモリサワフォント:もう直接コードいじるのめんどくさくなってきて、フォントはプラグインまかせです。安心安全確実。
画像がない完全なテキストアーカイブなので、主流のサムネイル必須テンプレからむしろ余計なパーツを外していくカスタマイズでした。Windowsのセッティングに似ている。
WordPressのセッティングが久々すぎてちょっと手間取りましたが、その後の精神的ダメージに比べれば楽しいくらいでしたよ……
はじめはSS1本ずつを1記事で登録していましたが、作業的にも精神的にもこれじゃキリがないぞ、と気づきまして。
1記事の中に改ページでジャンルのSS全部流し込む、という「1ジャンル1記事」方式に切り替えました。
ピクブラやpixivなどでもまとめを公開するときに使ってる方式ですね。
そもそもピクブラにまとめを上げてるジャンルは投稿画面から全選択コピペすればいいので比較的楽でした。
でも本当にダメージが大きいのは、書いたことすら忘れてるジャンルなんだよ……
総括データ公開
そんなこんなで、1000を超えるファイルと黒歴史の地層との格闘を重ねた末、ついにデータが集計されました。
作品によって目次があったりなかったり、web小説を書き直して同人誌に組み込んでいたりするから、切り出せない重複もあるはず。
完全手作業で目視の吸い出しだから、抜けとかなんとかあるかも。実際、書いた記憶はあるのに見つからなかったSSなどもありました。オフライン用だと完成原稿を自分が持っていなかったり(入稿は相方がやるから)。アンソロとかゲストとか、サイトに掲載する機会がなかったSSも行方不明のがあるかも。
そのへんプラマイゼロってことで。
ただまあ、英単語を数えるプラグインでむりやり2バイト文字をカウントしているのだから、もともと正確でないことはわかっています。
下4桁切り捨てくらいで見るのがよさそう。ExcelでいうとROUNDDOWNね。
狂気ランキング(10万字~)
創作小説サークルの看板シリーズとして何年も書いてきた「蔵書票シリーズ」(35万字)がトップなのは、まあむしろ安心したくらいなんですが(それでも『姑獲鳥の夏』に勝てないんだな)
半年くらいで書いた「REBOOT」と、7年かかった「紅蓮シリーズ」がほぼ同量(26万字)というのはちょっとびっくり。自分が書きたい物語って、それくらいが限界なのか。そこが宇宙の端か。
ただ、創作ジャンルはガワによって長短を調整している部分もあるので、文字数制限がない二次創作だけ見ていきましょう。

第1位『仮面ライダー響鬼』(28万字)
……いいですか、現行作品で「売上げ不振によるテコ入れ」をリアタイ経験すると、こういう成仏できない魔物を生み出すのです。制作会社も玩具企業も、視聴者に二度とあんな思いをさせてはならない。
戸田ザン、イブあき、サバイシ、明日ヒビまで、もう半分以上オリジナルだろうというテキストを何年も温めつづけていました。実は書き上がらなかった「IF明日ヒビ・トドザン」がありますが、「IFイブあき」を本にできた時点でけっこう気が済んだのでしょう。
第2位『轟轟戦隊ボウケンジャー』(20万字)
サージェスという組織にいるメンバーを自分なりに描きたいという欲求がまずあって、カップリングも一通り試してから、落ちついたので赤青に絞った感じですね。
こわごわ覗いてみたら、自分がこの20年でくり返し書いている内容が拙いながら全部詰まっていて、書き切ってんじゃん……ここでやめとけばよかったじゃん……とキーボードに頭を打ちつけました。
第3位『マイクロン伝説』(17万字)
端的に、狂ってました。
でもこの20年くらいのTF新シリーズってだいたいみんな同じようなことやってるので(映画もアニメもアメコミも)、TFに狂った人間の解釈としてはワールドワイドにスタンダードだったのかも。あれからTF新作を見ては「コレ書いたな……」と答え合わせをしています。
当時の友人たちとは大学のサークル仲間みたいな感じで今も繋がっているのですが、今でもニッカリのことを当時のサイト名「充電式」で呼ぶ数少ない連中です。
第4位『サマーウォーズ』(13万字)
ここに上がってるジャンルって、本編終了後も年単位でずるずる引きずってる感じでしたが。
これだけは半年くらいで一気にぐわーっと書いて、全部やりきって終わったパターンです。映画を観てるうちに「俺の陣内家」がOZ築城の勢いで作られていったのでしょう(4,5回しか見てないけど)。あの時代、あの年齢でしか描けない文章でした。
いちおうピクブラで全文読めます……(私は読んでません)
第5位『未来戦隊タイムレンジャー』(12万字)
最初の同人活動だったから! 同人活動やサイト制作の先輩たちもかまってくれてすごく楽しかったから!! あの時にしか書けなかった作品といえばこれもそう。
「タツヤと直人の大学生活」を自分なりに再構築したかったらしいです。たぶん2,3年かけてその話を完成させていました。そういうタイプの同人屋だったんだな、と今回失われた記憶を取り戻した感じです。
第6位『仮面ライダー龍騎』(10万字)
タイムレンジャーで同人が楽しくなってきてやめるのもったいないなと思っていた時期にがっつり正面からぶつかってしまって……法律事務所と、401研究室と、ピアニストと……花鶏まで手が回らないほどでした。響鬼始まるまでやってたと思う。
第7位『仮面ライダーオーズ』(10万字)
一本がやたら長かったの、なんだったのかな……前半はただただ小林靖子と併走するのが楽しくて、後半は東日本大震災のショックや転職のストレスのはけ口として、SSを書いていた年です。転職もしていろいろ情緒不安定だった時期に、書くことが支えだったようです。
ここまでが10万字台。
10万字なんてなかなか書けるもんじゃないのに、それ以下のジャンルが「え、思ったより書いてないのか……?」ってなるのが怖いですね。
いやいや異常値ですから。こんなの数年に一度ですから。
数年に一度は異常が起きるの、もうオリンピックくらいの定例行事では。
狂気ランキング(4万字~)
つづいて上記には及ばないけれど、それでも相当がんばらないと書けない、4万字以上。言いたいことがかなりないと、そんなに書けません。
でもかなりパターンは見えてきました。動機や環境で分類できる感じ。

★仲間がいたからがんばれたジャンル
自分が外へ外へと出ていく時期だったのもあるんですが、気の合う仲間と盛り上がって勢いでやらかすって、やっぱりいちばん楽しかったなと思います。みんな狂ってみんないい。
『巌窟王』先輩たちがすごくよくしてくれまして、今でもLINEグループに「モナミ会」があります。15周年アンソロもみんなで作りました。
『BLEACH』さすがのWJ覇権ジャンル、マイナーでも相手してくれる人が多かったのです。
『風魔の小次郎』とにかくオフが楽しかった記憶があります。でも個人主催イベントってこのへんまででしたね。
★俺設定が止まらなくなったジャンル
それぞれ方向性は違うんですけど、特定のカップリングを書きたいというよりは、まだ終わらないでほしい、この世界にとどまっていたい、私も住まわせろ!みたいな気持ちで書いてました。
作品に対して、理解を超えた共感を求めていたのかもしれません。狂った人間の末路。
『侍戦隊シンケンジャー』そもそも唐橋おじさんが出てきたのがよくなかったんですが、小林靖子と併走する楽しみを覚えてしまったのが敗因でした。一年間振り回されたもんなあ。
『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』カップリングとしては好みが外れていることを自覚しつつ、なんでもいいから香村純子の物語に参加させてくれ!という気持ちでした。
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』チラ見せされるキャラの一面や世界観に「もうちょっと!もうちょっとだけでいいから!」とはまり込んでしまったようです。
『ST赤と白の捜査ファイル』初回SPを観てしまったドラマって、妙な親心というか愛着(執着)が生まれるじゃないですか。おっさんずラブとか相棒とか…そういう感じで愛でていました。
『呪術廻戦』BLEACH同人で浦原グッズを捏造し、幽白同人では蔵馬の武器を捏造していた前科があれば、そりゃ伊地知の術式を捏造したっておかしくないわけですよ流れ的に!
★「原作が解釈違い」で拗らせてしまったジャンル
リアタイ併走のデメリットは「途中で作品が自分向きでなくなってしまうことがある」という点です。若かったものですから、一度始めたら最後までつき合わなければならないと思い込んでいた節もあり、引き際を見失ったままネガティブな感情で暴走することが多かったです。こういう狂気はよくない。
『天保異聞妖奇士』ヘタにかじってた範囲だったのがよくなかったんだよね…。なんか粗ばっかり目についてしまって。声優目当てで深追いするのはやめようとこのとき決意しました。
『仮面ライダーディケイド』今でこそ白倉をネタにできますけど、当時は仇敵でしたからね。響鬼と同じ執念で書いてました。ジオウでやっと成仏というか諦められた気がします。
『獣電戦隊キョウリュウジャー』勝手に期待した部分があったとはいえ、三条陸と相性が悪いほうの人間だということに、やっと気づいたあたりでした。
『仮面ライダービルド』ライダーとしてはポジティブな評価なんですけど、カップリング的には未消化の部分もあるなと思ってたところでVシネが立て続けにやらかしたため、ついカッとなったようです。
体感的には、あのジャンルのほうが仲間多かったなあとか、このジャンルは一年間ずっと書いてた気がするなあとか、いろいろあるんですが、数字にされるとそういう思い出補正も吹っ飛びますね。
同人誌を作るとか友だちが増えるとか、書いた分量とはあまり相関関係がないという発見。
残りも置いときますが、ざーっとスクロールして次の段落へどうぞ。

年代別分析
執筆年月のタグをつけようか、でも実際に書いた年を調べるのも一苦労だな、などといろいろ考えた結果、とりあえず「そのジャンルをメインで書いた年」ごとに集約しました。公開/放映時にほぼリアルタイムで併走してるので。
もちろんその後数年引っぱったジャンルも多いですが、目安としてね。10万字以上のジャンルがある年は当てにならないグラフです。

2012年に一回下がっていて、このへんで「筋トレが必要」と思いはじめたんですね。それまでは常に何か書いてたから気にしなかったけど、間を置くと衰えるらしいとわかって。
2013年以降は筋トレとしてのオリジナルを始めたので、コンスタントに文字数をキープしています。
もちろん数字はただの数字なので。
昔のほうが文字数が多いのは、熱意以外の要因がいくつか考えられます。
◎文章が洗練されていない=ムダな描写が多い
◎おだててくれる人がたくさんいた=交流が多かった
◎NGネタ・NGカプが少なかった
◎時間があった(学生or無職or仕事中も書いてた)
◎肉体が元気だった(目・肩腰・内臓などに不調がなかった)
……「若さ、若さってなんだ」の答え合わせみたいになりました。ふり向かないことさ。
ここ15年くらい意識的に、文章を短く簡潔に書こうとしています。だから同じ内容を書いたとしても、昔の半分程度にできるかも。
肉体的(目・腰・肩)にも、ずっとPCの前にいるのは現実的ではなくなってきて……スタンディングデスクとか音声入力とか試行錯誤してみたけど、「作業時間を短縮する」以外には解決方法がなかった……
職場のセキュリティが厳しくなったのもあります。
セキュリティがガバだった時代、担当業務を効率化しては、浮いた時間でSS書いてました。むしろSS書きに職場PCを使っていました。
隠しアプリからブラウザへ、クラウドやモバイルガジェットも駆使し、テレワークが最適解。そういう技術だけ職場環境に合わせて日々アップデートしてきました。
こいつ、人生をWritingに最適化していやがる……仕事でもないのに……
同人小説を書きはじめたときから、ずっと狂ってますね。
マイ伝や響鬼のときだけ急にバカになってるわけじゃないんだ。よかった(?)
逆にこれだけ狂っているから、お金をもらって文章を書くという選択ができなかったのかもしれません。仕事ではできない。
過去と向き合うということ
……向き合いすぎたよね。
できるだけ目の焦点を合わせないようにしてたけど、テキスト認識能力だけは高い自分が恨めしい。OCR機能ついてんのか。
うわっこんな話書いてたんだ、こんな表現使ってたんだ、とドン引きすること度々。
今は敬遠するであろうネタや表現も、躊躇なく使っておりました。
いきなり今の私があるわけじゃなく、ちゃんと同人女としてのメジャーな段階を踏んで、現在のめんどくさい趣味嗜好を構築してきたのでした。
だから人の作品にあれこれ言うのはやめよう。かつて自分も陰で言われてたんだと思うし。初心者なり、中級者なりに必ず通る中継地点はあるよ。そしてそこで立ち止まった人もいると思うよ。それは個人の選択で、他人からどうこう言われることじゃないよ。
まあそれはそれとして、自分でも書いてたけど今はもう読めないものはあります。ダブルスタンダードではなく、成長や更新と思いたいです。
「あいつ昔こういうの好きだったんだぜ」「こんなこと言ってたんだぜ」って晒して叩く風潮あるけど、やめたげなよって思う。
人生なんてデフォルトが黒歴史よ。
それだけアップデートできてるってことよ。
前だけ向いて生きていこうよ。
おまけの集計
ところでこのブログ、2005年からの日記が蓄積されています。
2018年以前はインポートファイルの問題により書式くずれまくってるので、ただ「ある」だけなのですが。

3百万字くらい。
日記を書きはじめたのが2001年のサイト開設の頃からだと思うと、この前にもまあそれなりの量は書いてますよね。ブログを数本持ってた時期もありますし、こんなの一部ですよね。
そしてTwitter(現X)。
メインで使っている鍵アカ、だいたい2018年以降の運用です。
この他に告知やら企画やらも含めて10アカウントくらい持ってますが、削除済みのアカウントも10個くらいあると思いますが、誤差範囲として。ツイログで取得してるのがここだけという話もある。

百万字くらい。
小説+ブログ記事+呟きを全部合わせたら、一千万字なんて軽く超えそうです。漢字で書くとピンとこない。
「1,000,000,000字」って数字で書いてもぜんぜんピンとこない。
そう考えるとですよ。
私より頻繁にあちこちにSSを書き散らして配布しているあの人や、イベントのたびに薄くない小説本を出しているあの人、四半世紀どころか半世紀も同人活動を続けているあの人は、こんなもんじゃないってことですよね。
そういう「億超えの賞金首」みたいな化物が、そこらじゅうに潜んでるんでしょうね。
自分の半生を集計しただけなのに、世界の広さに震えることになってしまいました。
この「自分が今まで書いてきた文字の数を覚えているのか」集計、他の字書きさんにもオススメ……はしない。この集計するあいだに新しいSSや記事が書けるから。
余談ながら。
私は人文学部と社会学部でそれぞれ卒論を書いて卒業しているのですが。
社会学部の先生が、卒業式でゼミ生に「これからも文章を書くことをやめないでほしい」と言っていたのを覚えています。思考を止めるなということだったのかな。
世の中に出てみると、「文章を書く」というのが一般的なスキルではないことを何度も思い知らされます。日報も広告もメールもSNSも、書けなくてあたりまえなのが一般社会。だから「書きつづけろ」と。
先生、私まだ書いてますよ。
いやまあ、BLエロ小説を書けということではなかったと思うけど。
文庫本を作るか?
それで……文庫本を作るんでしたっけ。
だいたい10万字が文庫本一冊の目安でしたっけ。
400万字だと全40冊。ジャンル別だと85冊。
……妄想だけでかなり満足しましたね。
今回集めてる最中、「当時を懐かしんでこのジャンルを全部読み返そう!」って気持ちに一回もならなかったですから。むしろ本にするための編集作業に耐えられる気がしない。
本を作りたかったのに、本にする必要がなくなってしまった……
血の味しかしないこのアーカイブサイト、現時点で公開予定はありません。
いや、見せたくないジャンルに鍵をかければまあなんとか……9割閲覧禁止になるけど意味ある?
ところで3月に本を出そうとしているジャンルは、たった1万字です。
らんまんのときもそうだったけど、書いてない(書くことない)ジャンルに限って出したくなる性分で……
ままならない。