絶海の孤島。

本編3本目、トータル5本目の相棒映画。
特撮映画見すぎたせいで、最初にざっぱーん→△が出てくると、気持ちがそっちにいっちゃいますよね。もうカイトくんがいつ変身するのかと。むしろ右京さんの番かと。ネタ的に博士とか大佐とか出てきそうだったし、最後は崩壊する島の秘密基地から脱出するんじゃないかと。
ライダー大戦のポスターと相棒映画のポスターが構図ガチかぶりだったのもよくなかったよね。旧世代vs新世代みたいな。
そういえば先日、イタミンが2号ライダーに変身する夢を見ました。
ちなみに主役は神戸でした。たしかに私の夢だ。
かなり(ホントに…)話が逸れましたが、劇場版3です。仮面ライダーじゃなく相棒です。
今さらだけどネタバレ注意。


何はさておいても……
綿貫次長補×松坂監理部長いいよね!!
二人が出てくるなりガタガタしてました。
なんなのあのキャストずるい。
んで神戸ね。待ち望んだ神戸再登場ね。
ネクタイ神戸! ボタンダウン神戸!
カイトくんと初対面の神戸!
絶妙に後輩キャラと先輩キャラを使い分ける神戸!
お偉いさんにパシらされてる神戸!
思いっきり神戸補充できましたありがとう。卒業した彼にムリヤリ出番をくれてありがとう。
相棒コンビの見どころとしては、こっそりアレしてるところを右京さんに全部見られてて恥ずかしさのあまり撃沈してるカイトくんでしょうか。右京さんも見なかったふりしてあげればいいのに。カイトくんも健全な男の子なんですよ!
特殊部隊3人がかりでやっと取り押さえられる右京さんのほうは、そろそろ小野田が開発したサイボーグ説が出てもおかしくない。
あと、ドクター真木のかみおさんが出てて、あの人ホント知的軍人っぽいのでなんで隣にいわながさんいないのってずっと思ってました。その横のマッチョ、チェンジ!!
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えっと……おもしろかったですよ。
全レギュラーがちゃんと満遍なく登場して、映画ならではの演出に、豪華ゲストも競演して。
常に最高を目ざしているのはもちろんわかるけども、最初の劇場版を思い出すテンポというかテイストで、あのときみたいに映画だ!って浮き足だってる感じが微笑ましいというか。
でもテレビの12も、6以前のクオリティバラバラで緊張感のない感じを彷彿とさせてなんだか懐かしい気持ちで見ていたことを思えば、たしかに「甲斐編」の劇場版なのだと思います。これも相棒だから、べつに悪いとは言わないですけどね。
ただ、この2シーズンのあいだに、「亀山卒業編~神戸編」で高まりすぎた相棒シリーズへの期待が、じわじわ殺されていったんだなあと気づかされた映画でもありました。
程々に眺めながら程々に萌えてるのがちょうどいいんだよ。13からはそうします。