第二弾!

ぜったい続編とかないわーと思ってた単発ドラマが!

テレビ朝日「事件救命医2~IMATの奇跡~」
2014年6月15日(日)21:00~放送

別の用事でふらっと覗いたサイトで、たまたま告知を見つけまして。
いやあ、気がついたら好きな俳優さんってト○イス○ーン所属だなあ(にこにこ)。

あのときは、それはもうざっくりした萌えを叫んだだけでしたが。
書いたけど永遠に出すことないよなって思ってた当時の感想を、胸張って(笑)出します。
感想っていうかほぼ印象だけどネタバレ注意。


(2013年10月15日)

ここ数日、じわじわとボディブローのようにきてました。
ヘンなツボにハマったみたいで引きずられちゃってた。
日向と影浦っていうド直球なネーミングからの、ぐんぐん逆転していく二人の立ち位置みたいなのがキャスティングと絶妙に合ってた。

たなかさんはいちいちツボついてくるなあ……暗いキャラやってるとたしかに暗いんだけど、いったんガードを外すとホントに無防備に見えて困る(笑)。「人が恋に落ちる瞬間を見てしまった」とかモノローグつけたくなる。はちくろ系俳優(なにそれ)。
たまきさんのギラギラ感もいい。普通の男子からの、現場に出たときの厳しい顏がね。そんで、最後に影浦だけに見せる子供みたいな顔がね。ドラマのテイストと合ってたというよりは、むしろ彼が雰囲気を作ってた気がする。

メインの二人にフォーカスするためなのか、周りのベテラン勢がすごくプロっぽく脇役に徹しててかっこいい。そんで若いほうは実力派揃いなんだけどそれなりに未熟で、職業モノとしての醍醐味ってこういうのじゃないかと思いました。いや、医療モノあんまり見ないから(すいません手術のシーンとか苦手で……)大したことは言えないけど。
日向が果敢に現場に突っ込んでいく横で、一人ずつ脱落していくのとか生々しかった。特殊部隊の文句なしのかっこよさもぐっときた。

総合的には、シビアなヒューマンドラマだと思ったら実はサスペンスだった、っていうのが「ぐはーやられたー」って感じ。ラストシーン、二人は同列と思わせておいて、圧倒的に日向のほうが上をいってたっていうオチがたまんなかった。
この不意打ちのおもしろさって、テレビドラマだからなんだろうなと思います。
映画って、ミスリードというか客寄せのために内容とはちがった宣伝を打ってたりしてこっちに届かなかったりするし、あとお金払って見るモノだからそれなりの期待値で向かうわけで。それでも大満足!っていうのがいちばんうれしいけど、でも完全ノーガードのところに不意打ちでねじ込んでくるテレビドラマの威力はまた別物だと思う。
この作品が映画だったらそもそも私は見なかっただろうし、話もかなり冗長になっただろうし、あのラストもなかったんじゃないかと思う。ドラマならではの潔さというか。ツッコミどころがなくもないけど、それも脇に置いて「おもしろかった!」と言えるって大事ですよね。

途中で録画ボタンを押したので、最初の30分は録れなかったんですが(笑)。どっかで再放送しないかなあ。しないよねえ。
あまりにきれいに終わったので続編は希望しませんが、あのラストからのハッピーエンドとバッドエンド両方を影浦×日向で妄想するだけで、白いごはんがおかわりできる気がします(笑)。


再放送、関東ローカルだとは思うけど前日土曜の昼にやります。やったー!
そしてあのとき見切り発車しなくてよかったです。ハッピーもバッドも勝手にエンドつけなくてよかったです!(笑)