マスケティアーズ。

日本人の誤解あるあるで「アラミスが女」というネタ、私の4歳くらい下から通じなくなることを知って衝撃を受けたのが二十代のころでした。心~に冒険を~♪
録画ためてたらいつのまにかシーズン2に入っていたので早く観なきゃ……と思いつつ、まだ8話くらいです。真田丸の後って絶対リアタイで観られないからね、戦国時代からいきなり気持ち切り替えられないからね。いやあちらはあちらで楽しんでます。
たしかに「マスケット銃を使う」という点ではまちがってないんだが……銃と剣を手に肉弾乱闘戦かます数人ってどっかで見たことあるぞこの絵面、と思ったら、ゴーカイジャーでした。コンスタンス入れたら数も合う。
三銃士といいつつフランスをあまり感じないとこが、極東から見るとざっくり「近世ヨーロッパ」感があってファンタジーっぽくておもしろい。服装も基本的には色味が落ちついててステキなんですけどね。国王母が特撮のラスボスみたいなことになっててどうしたどうしたって思いました。銃士が変身して戦うのかと思った。やっぱり戦隊(ry
そんで世界の腐女子事情とかなんも知らないけど、ジャンル離れて年単位だから国内の動向も確認してないけど、これだけはわかる。
リシュリュー枢機卿総受けなんでしょ??
アレはダメだ。もう受けの匂いしかしない。非の打ち所のないボトム。世界市場を席巻する勢いなんでしょ知ってる。なんのためのイケメン銃士かってくらい枢機卿に持ってかれてんでしょ。わかるわかる。
そんなしょーもない雑感です。
順不同。
子犬顔アトス:
安定の飲んだくれ、安定の女性不信。酒を飲まずミレディーの姿が見えないかぎりは有能な俺たちのリーダー。
猫系ダルタニヤン:
安定の若造枠、話が大きくなるとモブ化。顔似てるからおざりょ吹き替えでよかったんじゃないですかね。
【アトスとダルタニヤン】
燃える屋敷からダルがもうダメなアトスを引きずり出したとこがぐっときました。ポルトスとアラミスは大人だから遠慮しちゃうところを、ダルはぐいぐい迫っちゃうんだよね。表向きはいちばん大人の顔してるくせにいちばんメンタル弱いアトスを、怖いもの知らずなダルが勢いで押し切ってしまえばいいと思う。アトスも流されてくれると思う。年下攻め万歳。
闇医者アラミス:
まさかの脳筋、いろんな意味で体動かす担当。思慮がないとは言わないがいろいろと迂闊。でもテンションで乗り切ってる。
努力家ポルトス:
まさかの知性派、結果的に不憫担当。アラミスの暴走・アトスの感傷・ダルの若さなど傍観しつつ毎度巻き込まれてる。
【アラミスとポルトス】
個人的に好みなんですたぶん……コニーとデミアみたいな感じの見た目も中身も凸凹バディ。お互いの過去とかぜんぜん知らないけど、相手が違う生き物だって最初からわかってるから多少のすれ違いも折り込み済でつき合ってる感じ。普段はトップ争いで揉めるくせに、相手が落ち込んでるときには黙って酒飲んで好きにさせてやったらいい。
苦労性リシュリュー:
国王シッターの狡猾なほう。自他ともに認める悪役ポジションながら、この人がいないとフランスやばい。
苦労性トレヴィル:
国王シッターの実直なほう。リシュリューと渡り合いつつ反抗的な銃士にも手を焼く、典型的中間管理職。
【リシュリューとトレヴィル】
ガチで仲悪いのに、お国のためにどっちもイヤそうな顔しながら秘密を共有してずるずる共犯関係つづけてるのいやらしい。お互い死ねって思ってるけど、お互いがいないと自分が困ることはわかってるあたり大人って汚い。枢機卿はたしかに総受けだと思いますが、トレヴィル隊長とはどこまでも対等に渡り合ってほしいです。
というわけでムパラのおみやげ要望は伝わったかと思います! リバならなんでもいいよ~(笑)。