鍋を学校教材にしたら

たまたま見た、「歴史にドキリ」という、ええと小学校6年生向け歴史学習番組(棒読み)。
ナビゲーターの獅童が、歴史上の人物に扮して自分を語る、まではまあよくある感じ。
しかし、なぜかその扮装のまま、いきなり歌って踊りはじめた……バックダンサー従えて、しかもオリジナル曲を。
見たのは源頼朝の回。
「ご恩と奉公」が「GO ON ! HOW COOL !」になってるところが非常にぐっときました。
このキャッチーでなんとなく学べる感じ……戦国鍋だ!!
制作サイドに鍋ファンがいると信じて疑いません(笑)。
勢いで公式サイトに行って、今までの放映全部見ちゃいました(笑)。
卑弥呼とか紫式部とかも獅童がやってます。なんでだろう、どう見ても顔もガタイもオッサンだしそもそも立役なのに、さすが歌舞伎役者というか……さすがガブとメイを演じ分けた男!
ていうか、同じ曲の使い回しとかじゃなくてガチで全部作詞作曲振付に至るまでプロ呼んで新規に作ってるあたりが本気すぎてもう、バカじゃないの!?
ラストに語呂合わせのコーナーもあって、獅童の強烈なキャラとともに覚えられるのでたいへん有効な教材だと思います。そういう点で鍋の戦略ってのは大正解なわけで、「私が塾講師だったらミュージックトゥナイト聴かせるのになあ」と思っていたのですが、同じこと思った人がやっぱりいたんですね。
まあ、金にものをいわせた二番煎じという見方もできるけど、これがヒストリアとかじゃなく社会科教材ってところにまだ良心のようなモノを感じるというか感じたいというか。だってそこそこおもしろくて学べたんだもの。まあ鍋も許してくれるって(勝手な判断)。
URL貼るけど、できればこのブログ閉じてから見ていただきたい(笑)。
ttp://www.nhk.or.jp/syakai/dokiri/
「ソングブック」で、今までの歌全てが動画で見られます。「ほうそう回」を選択すると、番組全部が見られます。1回10分なので今なら1時間で全部見られますね(笑)。
いやほら、学校教材だから! 金とるなんてことはしないのですよETVさまは!!