まだまだ清盛。
主従祭、ぼちぼちと用意はしておりますが、それはさておき最近の清盛。
ちゃんと前のめりで見ておりますよ!!
意外とまだまだ平家でイケますよ!!((笑)
どんなにシリアス展開でも、「お約束」というポジションを忘れない教盛・経盛に新しく、つぶらな瞳のギャップ萌えヒゲクマが加わりまして、「清盛の愉快な弟たち」は安泰です。平家はネタ系の人材抱負だなあ……源氏はイケメンとヤンキーしかいなかったから勝てなかったんだな……
最近の平家は盛国がまとめてるんだよねーって言ってたら、その盛国がいなくなった瞬間ホントにガタガタ崩れはじめてシャレならんなと思いました。
清盛不在でなにが問題かってつまり、清盛になにかある→盛国が職務放棄→家庭崩壊の危機っていうことなんですね。お母さんか。
てことで、いつもどおり脈絡なく萌えだけを語ります。よろしく。
五十の清盛が胎内回帰するってネタはおもしろくて感心しましたが、実際はもうそれどころじゃないですよ。盛国ですよ。
晩ごはん中のニッカリ、思わず箸を置いて拝んでしまいました。ああっ盛国さま……
バカなのあんたら。
清盛付きだったのも昔の話で、今は武士として平家一門に仕えてるんだと思ってたのに、清盛倒れたら一門放り出して寝ずの看病ですからね。しまいには「殿に万一のことあればこの世に未練などない」ですからね。待って、宗盛とかすごい不安!!(笑)
この人、清盛のいない平家なんかどうでもいいって言いきっちゃったよ。後白河が乗り込んできたときだって、殿が起きた!以外のことは頭になかったよねきっと。
沈着冷静に見えた盛国も、結局は正清や師光と同じ、「あなただけ見つめてる」タイプでした。この局面でそんなの出されたら、もうどうしたらいいのか。主従祭がんばるしかないじゃないか。
あと後白河上皇、いつからそんな清盛愛だったんでしょう。ごめん、なんかイロイロ気を取られてて気づかなかった! 清盛ではいつもどこかで不覚を取っている気がします。
マツダの表情が物語りすぎてていかんよね。滋子にフラレた……ってしょんぼりしてたときだって、そんな顔しなかったじゃないのよ。
「あの目が好き!」って。「彼に見つめられるとドキドキするの」って。「彼がいるからあたしも生きてる意味があるんだって思えるの」って。フツーに恋ですそれ。
ていうか王家の人たちはどんだけ雨の日にふらふら外出てんのさ。あの時代、大雨がどんなに恐ろしいかって話ですよ。すでに都の半分が水害で使い物にならなくなってるご時世ですよ。
じゃなくて、泥まみれになって駆けつけるなんて所業、ツンデレにとっては難易度AAAじゃないですか。もう告白レベルのデレじゃないですか。どうしたらいいのこれ。
清盛危篤事件は、ナレ曰く「それぞれの心にしていた蓋を開けてしまった」そうですが、後白河はとんでもない蓋を開けちゃったんじゃないかと危惧しています。どうする滋子(えっ)。
烏帽子折れてボロボロの姿で廊下に立ってる姿が、トレンディなドラマのヒロインみたいで、つい笑ってしまいました。ここからどうやって対決に持っていくんだろう、と不安になりますが、でも義朝もそうだった、と思い出して、ああ義朝の次は後白河だったんだ、と今さら気づきました。
終盤は愛憎入り乱れすぎてぐっちゃぐちゃになってるんじゃないだろうか。
そんな愛だのなんだのを醒めた目で見てる、成親が実は前から好きです。
ほら、時忠は策士だけど、結局姉ちゃん好きすぎるだけだからさ。シスコン極まっちゃって清盛キッズにあれこれ言わずにはいられないってだけだからさ。家族思いという点では、歪んでるけど一貫してるからさ。
成親は、とにかく時勢に流されてばかりの不憫キャラっぽいけど、主従愛とか家族愛とかいっさい信じてないあの冷淡な顔がたまりません。後白河でさえ、好きで世話してるわけじゃないんだものね。いちおう身内であるはずの西光に向ける目が「はぁ?なにまだ我が殿とか言ってんのキモいんですけど」って言ってて惚れる(笑)。
最終的には劇中最強のクールキャラになるであろう成親の今後も楽しみです。うっかり秘めたる想いを隠してたりしたらそのときはそのときで、予想外の展開を楽しむから問題なし!
あと、朝子な。元朝子。
西光の新しい飼い主ですが、まさかのダークホースで目が離せません。
成親を押さえて朝子が全ての黒幕だったらどうしよう。
そんな感じで都が大騒ぎになってるときに、昨日が今日でも明日が今日でもいいナレーションの人は、もうナレーションしてる余裕とかないと思うんで、あの世のお父さんに代わってください。
蟄居してるわりには身ぎれいで、その美貌に影が差すことなどないのですね。いやホントお美しい。無精ヒゲがヒゲに見えないくらい(笑)。藤九郎となんかBL的なエピソードとかないのかなー。
いやいや、平家も負けてないですよ。
回を追うごとに痛々しいほどの美しさを研ぎ澄ませていく重盛。
こう、感情を殺した瞬間の、温度をふっと下げるような表情が毎度ため息モノです。彼が出るたび「お美しい……」と呟くニッカリ(笑)。これから待っている孤独と絶望への予感もあるんだろうけど、見てるだけで胸を締めつけられるのは、やっぱり役者の力ですよね。この子の徹底的にやりすぎるとこが大好き(笑)。
平家物語に詳しい人から聞いたんですが、重盛って平家物語の中でも屈指の人気キャラなんだそうです。たぶん、義経が人気あるのと同じような感じなんでしょうね。
でも義経には弁慶がいるじゃん! 大河限定のオリキャラでいいから重盛にも心の支えを!
……ってごねたら、「それじゃ重盛という人物が成立しない」と言われました。うーん、孤独と絶望ゆえの人気ってのもわかるんだけど、なんといってもくぼたくんの顔してるから、できれば幸せになってほしい……あああ、家盛のときと同じ苦悩……(笑)
……はっ! ウィザードを、仮面ライダーウィザードをこれへ!!
重盛とエンゲージして絶望から救ってあげて!!(落ちつけ)