銀英伝外伝。

演劇・舞台

プラネタリウムの翌日だったから、二日連続ギロッポン通いでしたよ。
ま、両日迷ったけどな!!(使った駅が違ったから)
えー、舞台公演を映画館で上映するというので見てきました。
7500円は出せないけど2700円ならいいかな、ていう感じで。
安いし見やすいし表情も抜いてもらえるし、ナマでも後ろの席から見るよりはこっちのほうがちゃんと見られた気がして、11月のオーベルシュタイン編も、なんなら同盟編もコレやってくんないかなと思っていたり……
アルカリに丸投げされてしまったのでちゃんと書かねばならんではないか(笑)。
以下、それほどちゃんとしてないネタバレ感想です。


その前にまずニッカリの立場的なお断り。
◎銀英伝にハマってたのはティーンのころです
◎原作でとくに思い入れのあるキャラクターや陣営はありません(みんな好きです)
◎帝国編はとーりくん目当てで見に行きました→感想
◎アンスバッハ役の人が好きです
◎というか今回のキャストでまともに知ってるのは彼だけでした
毎度ながら、ちゃんとしたファンのちゃんとした感想はよそで読んでねvってことです(笑)。
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アンスバッハ、2回以上出るかな?とか言ってたけど意外に出番あった!
ていうか今回も相当オイシイとこ持ってった!!
総括すると、(アンスバッハ的には)かなりよかった!!
……と座ったまま話していたら、座席の前をふっと横切る……アンスバッハの幻影!?
いえ、キャストご本人が映画館にいらっしゃったんですね。あーびっくりした。
なんかね、映画館が明るくなってみると、キャストの方々がたくさんいらしてですね。主役の双璧はさすがにいなかったと思うんですが、その他のメイン~サブ・モブまで、かなりいらしてたんじゃないかと。ヒロインもいたし。
あとで知ったのですが、ちょうどこの日の昼が千秋楽だったんですね。公演が終わった開放感か、一部かなりテンション高めでした。やたらうるさい客がいるな……キャストの友だちか?とか思ってたら、本人たちだったとは。いえね、わかりますけどね、もうちょっと一般のお客さまにも気遣いをね……(笑) お台場組もいたのかしら。
あのあと、打ち上げでお説教されてたらいいのに(笑)。
まあそんなサプライズ(?)もありつつ。
えっとお話は、ミッターマイヤーとロイエンタールの出会いから、二人がラインハルトと知り合うとこまでのダイジェストみたいな感じです。第一部がケンカして殴り合って仲良くなるとこまでで、第二部がもうしっぽりでき上がってる二人、ていう構成。
双璧がずーっとキラキラしててかわいかった。
ダンスも、元気にステップを踏むみったんと、ねっとりセクシーに踊るたるおの対比で、ごちそうさまって感じでした。もう二人で踊ればいいのに! たるがみったん抱き上げたり、みったんがたるを回したりすればいいのに!!
お話的には、たるおのみったん好きっぷりがハンパなかった(お話?)。最初はツンツンなのに、和解してからの後半がデレデレすぎて(笑)。おまえといっしょに死ぬだのおまえと生きるだの、みったんがいればなんでもいいんじゃん!ていうね。
みったんがどー見てもノンケで、エヴァのことノロケてるのに、女は信用できないとか言って「俺の目を見ろ!」ってぐいぐい迫っていったり、もう好きって言っちゃえよバカ!(錯乱)
なのに、天然みったんがさらりと「(新婚旅行より)おまえと艦を並べて戦いたい」とか「俺が女だったら惚れてしまう」とかさわやかに言っちゃうもんだから、たるおのほうが内心「惚れてまうやろー!」だっただろうよアレは。
……まあ、概ね原作通りってことでOK?(笑)
実写で若い男の子に演ってもらうと素直に萌えられますな。まつり絵のわかもとではなにもできなかったチキンには、ちょうどいいレベルだと思います。
個人的には東山くんの顏が好みです(聞いてない)。
劇場じゃ相当前の席じゃないとたぶん気づかなかったと思うけど、ロイエンタールの左目が青いアイメイクとラインストーンで強調されてて、すごいきれいでした。舞台でカラコン入れても見えないし、巧い表現ですよね。帝国編でもやってたのかな。いやもう彼に関しては前回と同じ「お美しい……」しか言えないよ(笑)。
どこまでやる気か知らないけど、みったんへのピュアな愛を残したまま、どんどんラインハルトに愛憎深めていくたるおを、彼がどう演じてくれるのか楽しみ。このロイエンタールの「マインカイザー」を早く聞きたいです。
みったんはエヴァとラブラブで、エヴァも垢抜けてない感じの素朴な女の子で、とにかく微笑ましかった。演出がなぜかエヴァに関してはあんまりやる気ない感じだったのが残念でしたが(笑)。
女性陣の中では、二人を引き合わせるホステスのドーラがかっこよかったです。なおちゃんセクシー! かわいい! ……まあ、ドーラの悲しい過去を云々してるときに、いきなり関係ない話で盛り上がってドーラそっちのけで仲良くなっちゃう二人はホントどうかと思ったけど(笑)。
あとはゲストの三上くんがよかったな。平民出のミッターマイヤーを目の敵にする、貴族軍人フレーゲル。
えっと、鍋の「堺衆」の今井宗久だよね。どっこもイケメンじゃないじゃん(笑)って思ってたけど、すごい舞台映えする子なんですね。ぱっつん前髪のマッシュルーム赤毛に、舞台メイクもがっつりハマってた。オーバーアクションも様になってるし、すごく優雅に出てきて後半がたがたに崩れていく感じとか引き込まれました。またどこかでお会いしたい役者さんです。
で、そのフレーゲルを最初っから最後まで頭押さえつけてる感じの、アンスバッハがさらにかっこよかったのですよ!(笑)
ただひたすらにブラウンシュヴァイク公への忠誠を通すところが、だれよりも潔くてかっこいい。たぶん双璧の次に……ヒロインのドーラの次くらいにはかっこよかったと思うな(妥協)。ミッターマイヤーを助けるくだりとかホント憎い。帝国ファンのみんなは惚れていいよ?(笑)
みったんとたるを疎ましく思いながら、みったんイジメのフレーゲルを制止するっていう行動原理になんの矛盾もないの。とにかくブラウンシュヴァイク公のためなの。
このちょっと若い(まっすぐな理想と忠誠心を持った)アンスが、帝国編のクレイジーな(理想のために主君まで裏切っちゃう)アンスにつながっていくんだなあと思うと、めちゃくちゃ作り込まれてるなあとしみじみ思います。
どうしてそんなに愛されてるかはよくわかんないんだけど、とにかく舞台的にはすごく贔屓されてるキャラだなと思いました。
次のオーベルシュタイン編は完全オリジナルストーリーらしいのでどういう感じなのか見当もつきませんが、いちおう過去バナっぽいし、またまたうっかり若アンスが出てきてもいいよ?(笑)
そしたらまた映画館に見に行きます!(劇場じゃないんだ)
と、一通り褒めてみたあとで、7500円は出せねえよ……ていう話をする(笑)。
べつに読まなくてもいいです。
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あのね、なんでダンスなんだろう?
前回は艦隊戦をダンスで表現、ていう目的があったから(成功してたかはさておき)納得できたけど、今回はべつにダンスいらなかったよね?
いや、入れてもいいんだけど、つなぎでもなんでもないダンスが長すぎた。OPはまあ仕方ないかなと思うけど、ホステスたちのセクシーダンスは客層的にも意味がないと思うし。べつに舞台セッティングの時間稼ぎでもなかったから余計にわけわかんなかった。
クールなはずのロイエンタールを最初に長くてハードなダンスで消耗させて、汗だくで息切らせたままお芝居させるっていう演出もよくわからない(笑)。ほとんど踊ってないミッターマイヤーが涼しい顔してるから、余計にギャップ大きくて戸惑いました。
あとロイエンタールは女に裏切られたから女嫌いなんじゃなくて、最初から女を信用できなくて最初から冷淡なのに、ダンスではそのへんの表現が逆になってた……のはわざとかな?
帝国編を見たとき「歌えばいいのに」って思ったけど、今回は「踊るならもっとちゃんと踊ればいいのに」と思いました。
前回同様「舞台」としか言ってないから、当然お芝居を期待して行くじゃないですか。今回は艦隊戦もないから普通のお芝居なんだろうな、とか思いながら。なのにダンスなんですよ。売り文句にはダンスなんて一言も入ってないのに。
帝国編にも言えることなんですが、アオリに「キャラクターの心の揺れを華麗なダンスで……」「壮大な艦隊戦をダイナミックなダンスで……」の一文でもあれば、こちらもああそうなんだなと思って観に行けるんですよ。
そうじゃなくても、始まってそういう感じだなって察したら切り替えはできますけど、このお芝居ではそこまでダンスのウエイトが高くないんです。ただ長いだけ。
単に、ダンスできるキャストだから、そこを見せ場にしましょう!ていう感じ。牢獄のミッターマイヤーがエヴァを想って踊るシーンは芝居としてありだと思ったけど、逆にそこが浮いちゃうくらい、他が成立してなかったんだよね。
ドロイゼンなんか、OPで踊るためだけに出てきたのかな?ていうくらい、お話からあっさりフェードアウトしていったし。アレでメインあつかいは逆にかわいそうだと思うよ。
帝国編と脚本演出は別の人なのに、あのときと同様、見てるこっちも立ち位置が定まりにくい舞台でした。
あと今回の上映に関して言えば、映像編集がちょっとくどかったです(笑)。やたら無意味なアップが多かったりとか。いや、やりたいことはわかるんだけど、だからこそちょっと鼻につく感じがね。ていうかダンスにしろ脚本演出にしろ「やりたいのはわかるけどそこは作品イメージを第一に考えて抑えてほしい」ていうとこが多すぎる……
役者さんたちの熱演はすばらしいんですよ。
ただ、トータルとしてやりたいことがよくわからない。実写銀英伝を作るにあたっての方向性が、ここに至ってまだ見えてこない。
ていうか、お客さんのことを考えてる感じがしないんですよね。やっぱりやるからには、原作イメージの維持のためにも、利益回収のためにも(笑)、ちゃんと原作ファン役者ファン舞台ファンが見て楽しめるものを作ってほしいなと思うんですけど。
逆に役者を気に入っちゃったから「続編はもういいや」と思えないのが悔しい(笑)。あのラインハルトがあの双璧引き連れて、まだ見ぬ同盟軍と対決するのはやっぱり見たいもの。
この際、方向性を途中で変えてもいいから、進化して成長していってほしいです。という期待を込めて、同盟編も見にいくつもりです。上映版を(やっぱり劇場じゃないんだね)。
あ、次のオーベルシュタイン編こそ、ガチで歌ったらいいんじゃない?(笑) オイラがたかみーファンなら見たいけどな、歌うオーベルシュタイン。

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Posted by nickel