ボーンキッカーズ

相棒見終わったあとに、地方局にチャンネル回したら、なんかヘンな海外ドラマやってて。
「ボーンキッカーズ 考古学調査班 (BBC・2008)」
ていうらしいですよ。データ放送って便利(笑)。
へー考古学の話なんだーと思いながらちょっと眺めてたら、遺物とおぼしき木片をいきなり素手で掴んでせーので泥の中から引っこ抜く、という大胆な発掘(?)方法に度肝を抜かれ、そのまま最後まで見てしまいました……
いや……どういう話なんだかよくわかんなかったけど……
とにかくトンデモな展開で。
異国の素人目にも「それはないだろ!」と全力でつっこんでしまう、もしくはツッコミどころが多すぎて結局黙り込んでしまうというのを最後までずーっとやってるすごいドラマでした。
イギリスの片田舎にある歴史的建造物を無断で掘り返して、2000年前の地下遺跡を発見して即ロープで降りていき、ライトが壊れたからとそのへんの木材でたいまつを作り、追ってきた悪役に遺物を渡さないために火をつけて遺跡ごと燃やす、という所業は、かのインディ・ジョーンズでさえも小一時間説教を垂れるレベルではないかと思います。
とくに主役のおばさんね。考古学の教授なのかな。お母さんも考古学者で因縁がありそうな感じの引きでしたけど、たぶんそこの母子がやってるの考古学じゃない。学問でもない。
さらに言うなら、歴史ミステリーでもない。
じゃあなんなんだよ!って思いながら、遺物や書籍の粗雑なあつかいにハラハラしてました。
アレがイギリス式なら、そりゃみんな大英博物館に持ってかれるの嫌がるよ(笑)。
このもやもや感、なんか覚えがある……と思ったら。
そうか、戦国男士見てるときの感じだ。
おもしろいのかおもしろくないのか、どこへ向かっているのかわからないままつき合ってる状態。
来週は見ないように気をつけます(笑)。