萌えの国・長野
タロット探偵ボブ西田。
ご当地限定上映から半年以上、やっと東京でも上映してくれることになったのに予定が合わず、やっと昨日!観にいくことができました。
たかやまさんは何年ぶりだろうな。いわながさんやしぶえは、わりとドラマとかで見かけるんだけどな。などと思いながら、でも事前情報はほぼ入れる暇がなかったので、まあ信州応援くらいの気持ちで出向いたわけですが。
なんという、いわなが萌え映画。
もちろん映画としては素人っぽいとこもそれなりにあるんだけど、おそらく完全地元民向けだからわからないネタなんかも多いんだけど、そのへん全部チャラにするだけのインパクトがありました。
たまたまというか絶対来てると思ったいわながファンの友人をその場で捕まえ、「よかったよ!」となぜか彼女の肩をばんばん叩きながら絶賛してしまいました。もうちょっと早い時間の上映だったら、アップリンク近くのガストに友人を連れ込んで延々「よかったよ!」とリピートしていたかもしれません。危なかった。
正確には、たかやま×いわなが萌え映画でした。
いや、だってさ、顔もスタイルも完璧で抜群に強くて女との絡みもなくひたすらボブだけの世話を焼いててしかも名前がエヴァってなんでだよ、みたいないわながさんとですね、ぐだぐだでダメダメでシャレオツで半分若造半分オッサンでいかにも生活能力なくてエヴァの店に入り浸ってるというよりはほぼ住んでるんじゃないか、みたいなたかやまさんですよ。
寝てるボブを起こすエヴァとか、エヴァに買い出し頼まれてチャリに買い物袋突っ込んで帰るボブとか、もうなんですか私の妄想ですか。男だけで作った結果ああなったっていうのがまたヤバいと思います。
しかも、二人とも本物の(笑)演技派俳優だから、ムダに表情とか小芝居入れてきてヤバい。やめて、そんな顔で見ないで!いろいろ妄想の余地を作りそうなやりとりをしないで!もっとやれ!みたいな気持ちで見ておりました。
だってなんなのアレ。存在がご都合すぎるでしょ。男前で強くて世話焼きとか完璧すぎるでしょ。そもそもエヴァって実在する人間なの。ボブにしか見えてないんじゃないの。いやバトルはしてたから、ボブだけを加護してる天使かなんかなの。
わたしメサイアのときもいわながさん大天使って言ってた。もう天使枠だわあの人。そこは譲らない。
いわながさんといえば基本的にはあの肉体美を露出する方向で描かれる中、今回シンプルな白シャツ(腕まくり)というスタイルがありまして、もうなんていうか本当によかったです(語彙!)。ボブやマミヤのスタイリングが加算式だったぶん、エヴァは徹底的に素材そのもののお味を活かす系スタイリングで本当にごちそうさまでした。
そういえば、久々にたかやまさんのアクションが見られたのはうれしかったです。身軽なスマートさが重量系のいわながさんと好対照で。アクション担当のすがさんの功績だとは思うけど(笑)やっぱり動かし甲斐のある二人なんだなあと。
あ、映画としては、おもしろかったんだけどオススメポイントが絞りづらいというか、どういう人に勧めていいかよくわからないのが難点かも……
地域性や独自性は薄いかもしれない、テイストや内容もガチでストライクな層はもはやそれほど多くないかもしれない。120%絶賛はできないけど、ご当地支援を受けてここまで自由にやれたのはすごいと思う。
企画が立ち上がった経緯とかを聞きながら、たかやまたけひさという人がとにかく「持ってる」から成立した奇跡の作品という気もしました。舞台挨拶とかでひょろりと立ってる本人を見てるだけでは全然わかんないんだけど、人や運を引き寄せる力が備わってるとしか思えない。もしくはすさまじく甘え上手なのか(笑)。
ソフト化の情報はまだ出ていないみたいなので、お近くで上映される機会がありましたらぜひどうぞ。
私もサマーウォーズに真田丸にとけっこうお世話になってるから、そろそろ長野にお礼参り行ったほうがいいですよね……