3D。

2D上映しない作品も出てきているこのご時世、そろそろフル3D映画に慣れておかねばならないかと思いまして。
練習として、90分くらいのを見てきました。
……3Dとか考えたやつ死ねばいいのに。
もう死ね。ホント死ね。3Dわっしょいしてる映画関係者全員死ね。
そんな気分で映画見てました。
最初の10分くらいで「もうダメ……」ってなってた。後半は慣れたけど。
超人Rやシンケン銀幕版のときとは技術がちがうと思うんですが、その新技術ってやつが完全にダメでした。
3Dってずらした画像を重ねて立体に見せてるわけじゃないですか。それがたまにブレたまんまで見えるの。アレなに? 映像が悪いの? メガネが悪いの? 私が悪いの? ぶっちゃけ3Dに見えないときあるんですけど。
半端に目がいいとダメなのかな。見えるのあたりまえだから、どんなに目をこらしても視界がぼやけてるのが耐えがたい苦行になるんですよ。メガネ組は「意外にだいじょうぶだった!」みたいだし。
あと「私だけ!?」ってショックを受けたのは、背景が前に出てきて、飛び出すはずの対象物が奥に引っ込んで見える現象。今回の技術的な問題じゃなくて、3D写真とか赤青の3Dメガネとか、昔っからそうでした。むしろ新技術でそれ直ると思ったんだけどな。やっぱ私の目がおかしいのか……
トロンも見たいな~と思ってたんですけど、あの3D映像にダフトパンクのサウンドがつくとしたら、三半規管を破壊されそうな気がします。ダフトはヘッドホンで聴いてるとたまに酔うから(聴くなよ)。
なんか映画の尺が突然長くなったころを思い出す。フィルムの残量気にしなくていいんだぜ、じゃあ3時間上映しよう!みたいな。3Dすげーから3Dにすっか!みたいな。ちがうだろ、できるからやるんじゃなくて、したいことを実現するために技術を使うんだろ。映画業界が我に返るまでこっちは何年待てばいいんだよ。
今は罵声しか出てこないので、映画自体の感想は後日ってことで。
2Dだったら苦笑気味に萌えられるフツーのオカズ映画でしたよ雨宮死ね。