牙狼!
劇場にせっかく黄金騎士が来ていたというのに、3D酔い直後でよろよろしてたので手ブレしまくってなんだかよくわからなくなった一枚。
というわけで見てきました。
3Dについての不満は先日ぶちまけたので、気を取り直して映画の感想など。
ネタバレってほどの内容もなかったですが(エクスペ並みに!)感想書いてたらそれなりに長くなったので畳んでおきます。
ちなみに戦国鍋のNOBUママと伊達ママが出てたわけですが、こっちでも似たような関係でした。NOBUさん憧れるッス!みたいな。
鍋見た人はコレ見ればいいよっていうより牙狼見た人は鍋見ればいいよ。こにたんとくらくんがすごい好きになるよ。
全体的な感想としては、
すごく……雨宮慶太です……
(一言で済んだ)
あ、PG-12はエロとグロどっちだろうと思ってたらエロでした。
AV女優の乳首ぶん。主人公の乳首は出さなかったくせに。
あと、なかおあきらはやっぱり中尾巻きしてました。ねじねじのやつ。
牙狼自体は、リアルタイムで何回か見たことあるなーという程度です。ゲストがけっこう豪華だったんでそこ狙いで見てたりもした。ていうか、カサハラさんも出てなかったっけ?
月イチくらいで見てても物語らしい物語はなかったので、今回もそんなもんだろうと思って強引にお友だちを誘ってしまいました。まあ、まちがってませんでしたけどね。ちゃんと最初と最後に影山さんが説明入れてくれたしね。ムダに親切設計。テレビへの引きもほとんどなく。ラストで影山さんがヒロインの名前出したくらいかしら。
最近こにたんをぐっと好きになってるし(笑)、ゲストもつだかんやらカサハラやらが出るというのでキャスト的にもハズレはないだろうと思ったんですよ。
でも知ってる人ばっかりだったはずなのに、画面が暗い+3Dで、くらくんもカサハラもちゃんとアップになるまでだれかわからなかった。カサハラなんかあのダミ声で「ん?」って判断するしかなかったんだぜ!
テレビのときからすげーなーと思ってたのは、あの完全なる様式美(笑)。
アクションもだし、クリーチャーから背景CGからやりすぎの世界観まで、徹底した「雨宮ワールド」に、ちょっと引き気味に感心してました。や、恥ずかしながら嫌いじゃないんだ雨宮……
それもあって放映当時、あーようやく雨宮のやりたいことに技術が追いついたんだなあと思ったものでした。
だからこそ、今回のアクションシーンは血涙でしたね!
テレビだってすごかったんだぜ、あれから技術も進んでしかも大画面で見られるなんて! と思いっきり期待してたのに。
3Dのせいでもうなにやってるかわからないの! ちょ、そこ見えなきゃ意味ないでしょ!!
旅館のコイン式テレビでエロチャンネル見てたらちょうど本番に突入したところではい時間切れ~やべえ100円入れろ入れろ!って大騒ぎしてようやく入れたらもう本番終わってた……そんな感じでした(例えが長い)。
ストーリーなんかないに等しいアクション映画じゃないですか。アクションを見せるための映画じゃないですか。せっかく目の前でコニシ×カサハラの長身コンビが長い脚ぶん回して生身でワイヤーアクションしてるのに、見ちゃいけないってどんなイジメ!? 新手の拷問!?
あれで200円余計に払ってるんだから、ものすごい罰ゲームだと思います。
久しぶりに見るカサハラさんは相変わらず、ダミ声で目つき悪くて脚長くて要するにサイコーでした。しかしあれは前の晩飲みすぎた顔じゃないだろうか。気を抜くと顔がむくむ俳優として、私の中ではまつけん(鬼のほう)と同じ引き出しに入っていますよ。
くらくんも久しぶり……じゃないけど! 毎週見てたけど! やんちゃなフツーの男の子キャラは久々に見たのでなんか和みました。これが眼帯とウィッグとフルメイクで超ツンデレママになるんだぜ!
ママといえば、こにたんですよね。彼はNOBUママ以外にも信長再現映像とかキャバクラとか出てたので、そんなにギャップのショックはありませんでしたが。だからね、彼の見せ場がぜんっぜん見えなかったのよ……(滂沱)
あとはまあ、いつもどおりの雨宮ワールドでした。
21世紀にもなって、ウザいだけの足手まといヒロインを堂々と出せるあの図太さはいっそ尊敬に値する。舞い散る白い羽根もね……(笑) あそこまでやればもう恥ずかしいとかないよね。いい意味でも悪い意味でも様式美を極めた人だと思います。
あそこまでコテコテだったらゴスの人は大喜びなのかと思ったら、アレはやりすぎで居たたまれないレベルだそうな(笑)。まだわかってなかった私。
こちらの心構えさえできていれば、だいたい期待どおりの作品でした。まあなにしろ映画どころじゃない状態だったので、アレな部分を見落としたりしてるかもしれませんが、そのへんは私のせいではないので勘弁してください(笑)。