続・方言バトル!

えー、前回の記事について、ネイティブのアルカリさんからご指摘がありました。
デミアがコニーに言うと想定すると「ヒッコ カシテケネガ?」ではなく、「ヒッコ カシテケロ」のほうが的確だそうです。「カシテケネガ?」はペトラ姐さん相手が妥当、とのこと。
というわけで、正しい例文は
デミア「ヒッコ カシテケロ」(タバコの火を貸してくれませんか)
コニー「ヤンタ」(いやです)

です。
今度はちょっとロシア語っぽいね! コニ、ロシア貴族だもんね!!(黙れ)
まあ、それはおいといて(笑)。
さっそく見てきました。「スパゲッティ・ナポリタン」。
正しくは、それを含んだ短編オムニバス「男たちの詩」ですが。


青森vs岩手かと思ってたら、青森県内での津軽地方と南部地方だった。つまり、完全に青森だった。まあ北東北~北海道はベースが同じなんですが。
……アレ、わかるほうがおもしろいよね。逆にわからないと微妙かも。なに言ってるかわからないのがおもしろいのかと思ってたんですが、やっぱり聞き取れて意味がわかる箇所のほうが笑える。
洋画に喩えると、すげえスペイン訛りとイタリア訛りの人が英語でしゃべってて、テンション上がると自国の言葉にもどる、みたいな。英語の段階ではギリギリでわかってたのに、ケンカはじめると英語じゃない!みたいな(笑)。そんな感じでした。
私は4割程度理解できたかしら。いっしょに行った人(=津軽に数年いた)は8割程度と言ってました。100%はネイティブじゃないとムリらしい……
そういえば、ラブラブなオカマ同士の関係がよくわからなかったんですが、アレかね、女の子同士のいちゃいちゃに近いね。NANAみたいな。NANAを青森のオカマでやったらこうなるよねっていう感じ(それもうNANAじゃない)。かわいくてキモくて美人で、非常にポップな映像作品でしたよ。単品でDVD出ないかなあ。
他の4編ですが、痔の話はおもしろかったです。痔ってしんどいんだなあって……(笑) 全蔵よくあんな身軽に動いてるよね……(必然的な連想)
おそらくメインであろう3編は、ただただ映像美に感心してました。あの監督さんの白黒映像好き。話は微妙だけど……(笑)
そんなわけでまあ、方言とオカマと痔を楽しんでまいりました、という日記でした。
なんだそれ。