おまえは右、オレは左。
↑ヒーローソングでこれほど衝撃的な歌詞もないと思います。
なんだ、総攻宣言か（関白宣言的な）。
というわけで、ゴーオンジャーもよーやく終わりました。
一年間、笑いとツッコミを誘発するボケの数々、ほんとうにありがとう。
初めて(笑)公式のバンキ獣一覧を見たんですが、あんな笑えるものだとは……！！ 全部取扱説明書みたくなってるよ！ 取扱い注意表記がすげえおもしろいよ！！ ヨゴさまの弱点は「精神的な脆さ」らしい……キタさまが覚えたヒューマンワールドの遊びは「七並べ」らしい……どうなの悪の幹部！！
結局、「昔懐かし悪の軍団」を心ゆくまで描いてみたかった、ということですね。
ありがとう、たしかに心に残るすばらしい悪役でした。
ヨゴヒラケガキタの麗しい絆を、私もよい子のみんなも決して忘れることはないでしょう。
ヒーローはあくまでおまけで。ってやっぱりタイムボカンじゃん……
ところで声優さんの顔出し出演は最近の特撮の流行りですか？？
で、ヒーローサイドなんですけど……
いきなりカップリング語りですみません。というかカップリング語りしかしません（最低）。
４人が生き返ったとき、ブルーがゴールドに駆け寄ってくっついてたのがものすごく気になってしまいました（余り者同士ってのはわかるんですが）。
ブルーは妙にすがりつく格好になってるし、ゴールドも腰に手とか回しちゃってるし。
他のメンバーとのあいだにはない夫婦っぽさがいやらしいです。「や～ん、おかえりなさいあなた～」「フッ、さびしい思いさせたな」みたいな、気持ち悪いベタつき感というか、昼ドラ的な爛れた馴れ合い感がありました。ガワだけど。
しかし、連は大富豪の愛人になるより（本妻は美羽）、貧しくても自分だけの男のおかんになる道を選んだのでした。ちっ、オチまで昼ドラっぽいぜ(笑)。
せっかく「男おかん」という新しいキャラを提示したのに、結局はダメ男に惚れる健気なヒロインっていうベタベタなところに落ちついちゃったのが残念といえば残念……まあ、つなぎ似合ってたからいいけど(笑)。
走輔がたとえ夢やぶれて飲んだくれの穀潰しになっても（なりそう）、連は見捨てないんだろうな。走輔が立ち直ることを信じて倒れるまで働いて、仲間たちが駆けつけたときにはもう手遅れで、それでも微笑んで息を引き取るんだろうな。んで、間に合わなかった走輔が軍平や大翔に殴り飛ばされて、ようやく改心するんだろうな……
でも逆に走輔がモナコに行けるくらい成功しちゃったら、今度は走輔の気持ちが連から離れていっちゃうような気もする（木綿のハンカチーフっぽく）。
赤黒や赤緑や赤金なら問題なさそうなのに、オフィシャルの赤青だけはどうやってもハッピーエンドが見えないのです。混ぜるな危険、赤と青。
軍平は走輔とも範人ともくっつかずに、左京さんとこにもどっちゃいましたね。これはまさかの番狂わせ。ゴーオンの一年自体が、軍平の浮気期間だったのかも。たぶんあと８年くらいは左京さんと強力なタッグを組んでいけるんじゃないでしょうか(笑)。
最終話スペシャルなのか、セットに集う（おそらく生活安全課の）人々が、やたら本物っぽかったのが印象的でした(笑)。そうよね、覗かれてこその「あの部屋」よね。
まあ、5人がほぼ全く成長しなかったのは驚嘆すべき事態だとは思いますが（ウイングスは中学生から高校生くらいに上がった）、なんだかんだで一年間楽しませていただきました。連という希有なキャラに巡り会えただけでも、実りのある年だったと思います。これから別のところで別の役をやってる彼らと遭遇するのが楽しみです。
で、当座の悩みは、青金をやるかどうかですが……(笑)
最終回まで見てもイメージはそんなに変わらないんだけど、逆にしっかり固まらないまま終わってしまったので……本命にしていいのか、本編どおり浮気っぽい感じにすればいいのか、そこもまだ決まってない（ダメじゃん）。
でもイイ声で泣くアニはやってみたい……「ッス」って言わない連もやってみたい……
うーん、まとまったら書いてみたいです。シンケンジャー様子見のあいだに(笑)。
連とつき合ってるのが美羽にバレて、最愛の妹から汚物を見るような視線を受ける大翔の話とかどうかな？（楽しいのかそれ）