執事萎え。

先日、人んちではりぽた見ながら「はりぽた超つまんねえ」みたいなことを言ってたら「それは好みの問題だ」と諭されて、あっさり納得しました。
そうね、萌え小説のくせに自分的萌えキャラがいなくて、反対に私の癇に障る要素がやたら多いだけなのよね。作者の精神年齢の低さとかのせいにしちゃいかんですよね。
相手の幼稚さに腹が立つのは、自分も幼稚だからなのです。反省。
ということは、メイちゃんもきっとそうなのでしょう。
あの幼稚さを笑い飛ばせない自分はまだまだなのですね。精進せねば。
しかしぶつぶつ文句を言いながら、うっかり行き会ってしまうとチャンネル変えがたいというか、まあ未だにひろくんに見とれてしまう自分が悔しいです。どんな演技も表情も、お話そっちのけで「イイ……!」と思ってしまう……360度死角なしの男(笑)。
ああいう攻め(ときどき受け)が一家(一カップリング)に一人ほしいです。
アニメでいうと深井零とか李瞬生とか。実写でいうとコニーとか竜魔とか?
(この喩えが合っているのかは自分でもよくわかりません)
少女マンガ原作ドラマばっかじゃなく、思いきってバディモノとかやってくんないかな……
ちょっとくたびれた感じのお兄さん(36歳前後・ヒゲ・金髪可)と組んだら無敵だよ!?
(なにを実写化したいのおまえは)


今回はテレビつけたら、ちょうどひろくんとむかいくんがちゅーしそうになってました(誤解)。
あああ、やっぱちがうんだよ……むかいくんも大好きなんだけど、こういうかたちでひろくんと並べたらあきらかに見劣りするんだよ。逆ならハマるだろうけど、むかいくんがひろくんにゼロ距離で迫ってても欲情しない(むしろしないでください人として)。
うーん、役者はむしろツボなんだけど、なんかドラマ自体がしんどい。
昨今の執事ブームのバカバカしさというか空虚さは、執事を男版メイドと認知してしまった結果なんだろうな……とか遠い目をしつつ考えちゃったじゃないか。
主従萌えのあたくしをして、萌えるどころかドン引きさせるのはどういうわけだ……
そもそも執事って家を仕切る職業なのに、彼らの場合は仕切る存在がないからなにひとつ権利を持ってないのよね。だから調教済みの奴隷にしか見えなくて痛々しい。私、遊郭とか大奥とか苦手なんだっけ……って関係ないことを思ったりしちゃいます。
ひろくん演じる理人の輝きは、逃れられない籠の中でトップにのし上がった花魁の誇りなのかもしれないなあ。金持ち(ルチア)に身請けされそうになってるみたいだし。
たぶん足抜けして連れもどされる展開なんでしょうけどね。
ああ~、女のためじゃなく男のために戦うひろくんが見たいよ~!
(それはなんの禁断症状か)