わんわんわん。

先日飲み会でみつぅの話をしかけたら、とたんに「うんうんわかってるわかってる」みたいな空気になりました。え、ちょっと、なにその名護さんあつかい!?(狼狽)
最近オタク仲間と話しててアレ?と思うのは、今ここにいる中で私がいちばんみつ好き?ってことです(笑)。なんかもうちょっと人並みっていうか、「ああ~童子の人かっこいいよね~」とか「ビショップも好き~」みたいな、ゆるいノリでいきたいんですが。みつの話になるとかなり前のめりな自分に今さら気づきました(遅い!)。
「ビショガルかビショキンかビショルクが見たい~!」って言ったら、「要するにビショップならなんでもいいんでしょ」って言われたし。う、うん、まあね。
童子もね、たぶんイブキでもヒビキさんでもイケますよ。サバキさんとかマジヤバい。もういっそカブキでもキラメキでもみんな童子にアレされてしまえばいいと思(ノンストップ)
近々また舞台があるんだって、おー行ってみようかな、と思ったんですけど。聞くところによるとBL(寄り)原作だそうで……ちがっ、ちがうの、みつはまんへーみたいな細っこい美少年かわいがるような攻めとかヤっちゃダメなの!
なんか薄汚いおっさんとかポニョってるおっさんとかガチムチなおっさんとかを翻弄する感じの要するに年下攻めじゃなくちゃダメなの!!(なにが要するに?)
なにがいかんのか語りはじめると小一時間どころじゃ済まないので、とにかくそのBL舞台は見に行かんぞ!という意思表示だけはしておきました。普段のアレがソレなんで、だれも信じてなかったけどね!(笑)
その点、先月見に行った舞台はたいそう美味しゅうございました。
今さらですが自分の覚え書きも兼ねて舞台「DOG’s」感想をメモしときます。
そのころちょうど猫の話を読んだばかりだったので、自分的にはタイムリーなネタというか、同じカテゴリの物語として見られました。猫もいいけど犬もいいよね、的な。ルドルフとイッパイアッテナも舞台化するといいと思う(笑)。


「DOG’s」
1970年代後半、野良犬や野良猫達が、人間達と折り合いをつけ、まだ、ほんの少しだけ、のんびりと、けれども逞しく、町の中で暮らせていた時代の物語。
とある寂れた港町。
野良犬だけでなく、放し飼いにされてる犬達が、日々、恋に、縄張り争いに明け暮れていた。
騒がしいけれども、それなりのバランスを保って暮らしていた平和な港に、ある日、猟犬の親子が流れ着いた事から、事態は一変する。
老犬の後釜を狙うナンバー2の台頭に、雄犬全てが憬れるマドンナの登場と、平和だったはずの町が、些細な事から壊れ始める。

(公式サイトより)
登場人物は全員犬です。人間も猫も出ない。犬オンリー。
野良犬だったり飼い犬だったり。メイクも着ぐるみもないけど、犬。それぞれの犬種に合わせたしっぽがついてます。首輪も全員だったかな? 飼い犬だけだったかな? ビジュアル的には殊更に「犬です!」って強調してるわけではない。そういう意味では、完全に擬人化ドラマよね。
犬種も自己紹介してくれますが、私は犬に詳しくないので本人のビジュアルから勝手にそれっぽい犬をイメージしてました。
ま、とにかくみんな犬なわけです。
野良犬vs飼い犬なのかと思ったら、両方まとめてのナワバリ争いをしてて、その中で敵同士が恋に落ちたり仲間内での裏切りがあったり、監獄みたいな「工場」から逃げてきたり、かなりハードボイルドでシビアなお話でした。
でも全員がものすごいハイテンションなキャラで、ギャグもアドリブもいっぱいあって、飽きるところがなかったです。
19時半過ぎにはじまって、21時半前に終わったから、まあ2時間弱なんですが、わりとあっという間で。演劇としても当たりだったと思います。
ナマ役者を見られたからまあよしとするか、ってことにならなくてよかった(いつもはだいたいそれで自分を慰める)。
みつぅはブルースっていうボクサー犬。ボクサーって知らなかったんでライコス犬(犬種じゃない)っぽいの想像してたんだけど、写真探したらぜんぜんちがった(笑)。
昔の飼い主が帰ってくると信じて、同じ場所にずっと居座ってる犬です。すごい強いんだけどナワバリ争いにも雌犬にも興味がなくて、でも野良犬で腹すかしてるから、ごはんくれるっていうとほいほいついてっちゃう。
今さらなんだけど、長い。でかいっていうか。長い。細長い。それがゆらゆらしたり丸くなったり他の犬(とくにオス)を見下ろしたりしてて、見てるだけで発狂しそうになりました(笑)。なにあの生き物!(興奮)
あちらさんの手違いで前売りチケが取れてなくて、当日券相当のけっこう後ろの席になっちゃったんだけど、前のほうで見てたら血管切れてたかもしれん。
でも遠くから見てもアクションは迫力ありました。舞台の端から端まで2,3歩で飛んで、ぽーんと1mくらいの高さの箱に飛び乗る場面は、ホント人間とは思えなかった(笑)。
ニヒルな一匹狼かと思いきや天然でかわゆらしくて(主観です)、チンピラ相手に堂々と立ち回ってみせるのに、雌犬のメンフィスをおどおどしながら不器用に抱きしめようとする動きなんかキュートすぎる(主観です)。
高めの声でふわふわと話してたかと思ったらいきなり超低音でドスきかせたりするのとか殺人的ッスよ(主観です)。例の息継ぎなし早口のあと思い出したようにどもってみたりとか、ギャップ萌えを絵に描いたような男でした(主観です)。
うおお、あのふわふわみつぅのかわゆらしさを説明する言葉が見つからない。みつぅにふわふわという形容詞が合ってるのかもわからない。私の頭がふわふわしてるだけかもしれない(たぶんそうだよ)。
でも、そういえば何十人もの童子を一人で演じ分けた役者なんだよなあ、と今さら再認識しました。いろんな顔のみつが一気に見られて、ものすごいお得感でした。
あとやっぱりまばたきの回数は少なかったです。目が痛くなるまでガン見して確認(笑)。
相手役のメンフィスは、りなちゃん。アギトからもう8年かあ。みつとりなちゃんに「仮面ライダースタッフ・キャスト一同」からお花が届いてました。特定の番組名じゃないのよね。あのシリーズを支えてる人たち全員からなのよね。とうれしくなりました。
なにかもう舞台の感想というよりニッケルがいかにみつ萌えしたかをむりやり聞かせてるみたいな、三次会のザンキさんみたいなノリになってしまってホント申し訳ない。
コレ読んでニッケルのドキドキが伝染して「やだ、あたしもみつ萌えかも…!」と錯覚してくれるお嬢さんが現れることを期待しています。
またなんかやらないかなあ……BLじゃなく(笑)。
もういっそディケイドでもいいんで!! みつが見たい!!

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Posted by nickel