DCD感想。
以下たらたら書きますが、まとめるとこういうことです。
◎ユウスケがかわいい、かわいい、かわいい。
◎コンプリートフォームはアウトだろ。
◎士くんのいない日曜朝はさびしすぎる。
……もう感想書く必要とかない気がした。
実はヒビキの世界が終わってから脱力しっぱなしです。
なんかやり遂げた感がいっぱいでね。うん、自分に。だって20話足らずで9年間を駆け抜けたんだもの。情報量も飽和状態ですよ。あふれんばかりの愛と感謝とノスタルジーとその他もろもろで気持ちの切り替えができてないですよ。
今では士くんとユウスケを愛でるために見ているような、そんな日曜朝です。
というわけでリアルタイムの進行速度に置いていかれる前に、三つの世界を一気に駆け抜けていきたいと思います。
◎カブトの世界
本編を見てたときにもちらっと思ったんだけど……「クロックアップしっぱなし」ってことは、高速の時間にずっといるってことで、止まったときにはおにいちゃんがおじいちゃんになってるんじゃないの? おばあちゃんが言っていたっていうか、おじいちゃんが言ってたんじゃないの?
などと余計なことを考えてしまいましたが、まあ当然そんなこともなく。現れたのは失踪したときのままのお兄ちゃんでした。だよね。
アギトの3人を1人にしたのもすごかったけど、総司と想を合わせて「ソウ」にしたのもすごいね、うまいね。フツーなら天道と加賀美を合わせようとするはずで、天道と矢車っていう発想はなかったわ。
惜しむらくは、アラタくんが活躍する隙がなかったことです。カブトはたしかに兄妹の話なんだけどいちおう天道と加賀美の話でもあったわけで、そのへんを少しでも拾ってくれたらよかったなあ……というのは贅沢ですかね。アラタくん、かわいかったのになあ。
ところでイクサはカイザやキックホッパーとちがって名護さんだけのものじゃないのに、思いっきり名護ゼリフでしたよ。どういうことだ。
◎響鬼の世界
もし會川脚本だったらサバキさん(&石割くん)が出てきたはずだと未だに信じて疑わないニッケルです。だって……響鬼同人で「鬼になるあきら」「散華しないザンキ」「弟子入りする明日夢」は定番だもの……!!(どこの定番だよ)
えー、士ファッションが未だかつてないビミョーさで迫ってきました。リーゼント+ピンクの道着って。お祭りとかで歩いてたらすさまじく関わりたくないタイプですよ。いや、もうちょっとピンクの入れ方ってもんがあったんじゃないかな。でも下駄飛ばしは正直萌えた。そうか、あの長い足は下駄を飛ばすためだったんだね!みたいな。
でも士くんより海東くんのほうが前に出てきてる感もあって、もうちょっとしっかり絡む士と響鬼ワールドを見たかったなあと思わなくもない。せっかくオリジキャストなんだしさ! ていうかいいこと言っても盗人だからねそのお兄さん!!
あ、クウガと響鬼の共演は素直にうれしかったです。なんか、しっくりくる感じが。それと、デビキさんとユウスケが並んで寝てるの見て、なにかすっごい萌えました。ああ、どっかの支部にこういう師弟いそうだよね、っていう感じのナチュラルさで。どこまでいっても元の響鬼の面影をここそこに探してしまう自分も大概好きすぎます。
この世界でも鬼は全裸解除らしく、そしてそれをフォローするシステムもあるらしく、ていうかそれシンケンですから! ということは逆説的にシンケンジャーも全裸解除でよかったんじゃないだろうかとか思ってみたり。
オリジナルキャストに動揺こそしたものの、全体的に劇場版っぽいノリと設定だなと早々に思えたので、こちらもそのつもりで楽しめました。計算高いイブキ、暑苦しいザンキ、きちんと師弟になってるアスヒビ、そこにやってくるゲストライダーたち。
でもストーリー自体は本編仕様というか、こういう方向にいけばよかったんじゃないの?と思う感じの内容でした。鬼が魔化魍になるっていうのは当時やってほしかったネタだし、師匠を超えてなお師弟関係が崩れないっていう構図も理想的だし。
あの当時いろんな事情で叶わなかったことを、わざわざオリジナルキャストでやってくれたのかもしれないですね。すべての作品に「やりなおし」っていう言葉は存在しないけど、ディケイドはあえてその禁じ手をやってきたのよね。いろんな人のいろんな方向に対する深い愛を感じました。
最後の三師弟セッションはもう、感無量で言葉もありません。ありがとうディケイド、おめでとう10周年、もうそんな感想で勘弁してください(笑)。
ところで……
トドロキがザンキさんを押し倒した件について、「彼は本編でもああいう感じなんですか」というお問い合わせがありましたが(笑)。たしかにトドはザンキさん大好きだけども、さすがに抱きついて押し倒すところまではやってなかった、とはいえしばらく見てない自分が忘れてるだけか?と不安になるくらいにはあの師弟はラブラブです。
結論としては、響鬼見てください!!(宣伝か)
◎ネガの世界
先生、音也くんがエロいです。
もうそれに尽きるよね!!
夏みかんが実はけっこうイタかったとか、ユウスケが途中でフェードアウトしたとか、士が完全に音也に負けてるとか、そんなのはスルーしちゃっていいよね!!
……いや……あのね、士くんだってがんばってここまで来たんだよ。初回からは想像もできないくらい成長したんだよ。それをさ、あの音也さまと並べて比べるようなことしなくても……似たようなシチュで似たようなことしゃべらせたら、そりゃ音也が迫力も色気も圧倒しちゃうに決まってるんだから。士が見劣りするに決まってるんだからー!!
最初からなんでもありのパラレルだと覚悟を決めてる以上、なんでダークキバなのかとかなんで音也なのかとかは言わないけども(個人的には、初回に出た「紅渡」のネガとしての「紅音也」で、対照的なナビゲーター役なんだと思ってる)。
士が相対的にかっこ悪く、そして絶対的に活躍しなかった(世界に干渉できなかった)という点で、なんかちょっとテンション下がった。士の無力さ、そしてイノウエくんの未熟さをわざわざ見せつけられた感じでね……しょうがないとはいえ、ちょっとキツかった。
なにが言いたかったかっていうと、ネガ音也がエロすぎるってことなんですよ!!(鼻息) あたしの士くんへの愛を横からかっさらっていく音也が憎い……!
べ、べつに士×ネガ音也(ヘタレ×帝王)なんて考えてないんだからねっ!
歩く仮面ライダー図鑑に関しては、よそでだいたい言われてると思うので当ブログでは割愛させていただきます。うん、世の中にはぜったいに見慣れないものがあるってのは知ってたよ(変形時に足から手が生えるコンボイとか)。
◎ゴルフの世界
某さんが「来週はゴルフの世界だから」と言ってたので、うっかり見てしまいそうになりました(笑)。ずっと見てたら背景をピンク色が通りすがったりしそうな気がしてきます。これから「○○の世界」ってつけたら士くんが来てくれる、的な。
じゃあ今度は801のせか……(強制終了)
で、次はディエンドの世界だそうで。
怪盗の海東くんが指名手配されてるって、つまりまともな世界なんじゃないの?(笑)
ぶっちゃけ、ネガからこっちは「トシキの世界」なんじゃないかと思ってますよ。ユウスケが加賀美およびトドロキ化しないことを心から願っております。それさえなければ、夏みかんが中二だろうと音也がエロかろうと気にしない!(もう音也から離れなさい)