オタク☆メモリアル。
厳窟王コンプを買いに、数ヶ月ぶりに本屋へ行きました。
今回はそんなに迷わず行けたよーじゅんく堂ー!(いつもたどり着くまで30分迷う、駅から5分の大型書店)
ふらふらと歩きまわっておりましたら、幽遊白書の愛蔵版(?)がたまたま目につきまして。表紙だけ変えて売るなんてアコギだぜ、しかしあいかわらずカラーをイヤそうに描く漫画家だな、あーでもこの仙水と樹だけならほしいかも……などと思いながら画集コーナーへ。
さっそく発見したお目当ての厳窟王コンプリートブック、そしてその横に……
幽遊白書画集。
……知らなかったよ。しかしS英社、尾田っちや小畑センセならともかく、誰が買うんだよ、そんなモノ。だいたいトガシのカラーにどれだけの価値があるっていうんだよ。どうせ愛蔵版の表紙とかでお茶を濁してたりするんだろ……
その日、私がレジに出したモノ。
ピクトアップ(オジョ特集)
SWITCH(スラダン特集)
厳窟王コンプリート
幽遊白書画集
くそッ!!
なぜだ、なぜなんだ!! もしやアレか、卵から出た雛が最初に見たモノを親と思い込んでしまう刷り込みという現象か!!
「すべてのイラストに作者の解説つき」というのがセールスポイントのひとつだったようなのですが。
そのコメントがいちいち痛々しくて、画集なんか出したくないという気持ちがひしひしと伝わってきました。ホント美しくないのよこの人のカラー。と思ってたら、きっぱり「嫌い」って言ってるよ。ダメだよこの人。この先ずっと奥さんに塗ってもらえよ。
でもこの仙水&樹はいくら眺めてても厭きないなあ。線よれてるし塗りもテキトーだしぜんぜんきれいな絵じゃないのに、私自身べつに二人が好きなわけじゃないのに、なんでだろう。
トガシのイタさに引きながらも惹かれてしまう、もっとイタイ自分を再発見です。
オタクの卵から孵って最初に出会う親は、せめてスラダンの井上先生がよかったなあと……
ちなみにその日の最初に本屋へ行ってしまったため、その後ムック4冊を抱えて休日の池袋をさまようのは地獄でした。予定では1冊で済むはずだったのに……