リュウソウ語り。

ゼロワンも楽しく観てます。バルキリーやばいかっこいい。令和まで生きててよかった。

コウの胸ぐらをトワが掴んだとき、はだけたシャツの下で上下する胸!っていうのがヤバすぎて1分くらい叫んでた気がするんですけど、見返したら2,3秒でした。時空を歪ませる胸チラ。
若い男の子って細っこいだけだと、折れそうだなとか先に心配しちゃうけど、そこそこ厚みがあると「うおおおお!」っていけるのでコウとか兄さんとかもっと積極的に見せていってほしい。

リュウソウジャー、こんなにゆるゆるに見えるのに、なんかすっごいハマってます。
なんていうか、全員愛しい。興味のない年は「話はおもしろいけどね~」とか「この子の顔は好きなんだけどね~」とか引き気味に見てたりするんですけど、今年は全員仲良くしてほしいし、みんなでハッピーになってほしい。
龍井親子も含めて好き。お父さんのすっとぼけた感じと、ういちゃんの精神年齢低い感じが、リュウソウ族と人間の境界線ぼやけさせてるのかも。

そんで今回情報量多くなかったですか、3話くらいかけたほうがよかったんじゃないですか。あともう少し早く明かしてもよかったんじゃないですか、っていうネタがいくつか。
なんかこう、緩急のパターンが読めないんだよね……イレギュラー戦隊が2年続いたのもあって、こっちも一年の流れがわかんなくなってる。

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コウメルアスかわいいなって思ってたけど、あの中でも絶妙に距離感が違うのいい……まとめて三人で仲良し!ってだけじゃなく、それぞれが「他の二人をつなぐ役目」なんだよ。コウは孤独で、アスナは新参で、メルトは無力。関係性も性格も単純に見えて、すごく複雑な幼馴染だなと思いました。

ていうかなんか話の流れおかしくなかった?
メルトが、「コウが優しくなったのはアスナを守るため」って言って、それをあとでコウが「ちがう、アスナに親切なメルトから教わった」って言って、アスナが「うんうん」って聞いてて……
いや「アスナじゃなくメルト」って言っちゃったよねコウ! メルト不意打ちだし、アスナも「うんうん」じゃない! もう、全員バカでかわいい!!(結論)

ついにきた!って立ちかけたコウアスの人も「なんだってー!?」ってひっくり返ったと思うし、今日はアスナねって座りかけたコウメルの人も「なんだってー!?」って立ち上がったと思う。
トワはコウにオラオラ迫っていったし、カナロは暴走するコウの犠牲になったし、もうコウ絡みのカップリングはみんな立ったり座ったり転がったりしてたんじゃないかな!
ワイズルーの言う「座れなくしてやる」ってコレのことかな!!

兄さんは……ナダさんとお知り合いだそうで。そっちか! そっちの民を立たせたか!!
いいんですよ大人の色香でばーんとぶつかっていただいても。

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長田……ナダは、軽い感じのお兄さん。チャウチャウちゃうんちゃう。
泣いてる女性を元気づけることで、カナロの脱線を阻止してコウたちのところに連れてってもらうというなかなかの策士です。カナロちょいちょい来てるけど、ちゃんとチャイム鳴らしてきてるんだろうか。兄弟も。
それはそうと長田の生アクションたいへんよろしゅうございました(科捜研ではずっと室内だったから……)。お芝居も、若い子たちをぐいぐい引っぱってくれるんじゃないかなと。でもオトちゃんくらいの出番だったらどうしよう……
今回の監督が、科捜研で相馬時代にいっしょにやってた人(助監?)らしくて、すごく東映らしいエピソードだなと思いました。今年あんまり観れてないけど、科捜研もSHTだと思ってるよ私は。

リュウソウジャーになれなかった人が、ガイソーグと同タイミングで出てくることで、一気にいろんな可能性が出てきましたね。ブラフであれガチであれ、「7人目」とわざわざ銘打っているからには変身してほしい。ワッセイワッセイ!

ところで……
「アスナが村に連れてこられた」のと、「バンバの村でナダも修行してた」っていうのを合わせると、第一話の「村」と別の集落があるってことになる? ここにきての関西弁キャラといい、世界観と設定がふわっふわの綿アメすぎて、未だにリュウソウ族の全体像を掴めてないんですけど、これ最後までゆるふわでいいやつ?
超全集で全部解説するとかやめてよ、今アレすごい高くて入手しづらい媒体になっちゃってるから。

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さて、「本当は凶暴なコウ」なんですけど。
劇場版で見せた片鱗が、こういうかたちでつながるとは……なんかやってくれると思ってた、信じてた。思ったより早くてうれしい。
荒れてるリュウソウレッドかっこよかった。剣をぎゃりぎゃり引きずるとことか。ルパンレッドといい、今の戦隊のアクションは「ちょっと悪い」ほうがかっこいいんだよな。みんなが混乱してる中、真っ先に行って最後まで止めようとしてるメルトがホントもう……

あの、ビジュアル的な萌えが薄いので自分ではやらないと思いますけど、磁石の反発の話とか劇場版のラストとか、コウとメルトの関係を少しずつ明かすエピソードの積み重ねがいいですよね。やたら丁寧だし、ここがいちばん強力な関係なんだなとは回を追うごとに思ってます。少なくともメインの中岡さんの中では赤青なんだろうなと。
圭一郎とつかさ先輩みたいな、いっしょに過ごしてきた時間でつながってる感じ。あー、わたしメルトのこと漢気女子枠に入れてるかもしれない(笑)

コウは、メルトとアスナとマスターによって(客観的にはそうなるよね)心をいれかえて、明るく素直に育ったけど、本来の凶暴性はまだ抱えたままってことなんですね。それは幼児性なのかもしれない。あの明るさや気遣いは、それを隠すためなのかもしれない。たまに見せる遠慮は「オレうまくやれてるかな」っていう不安なのかもしれない。
とか考えると夢と妄想が止まらないし、そんなコウかわいいと言いつづけるだけのbotに成り下がります。一ノ瀬くんの見た目がカワイイ系じゃなくしっかり男っぽいのもバランスがいいのよな。

「優しさは元から持っているものではなくて身につけていくもの」っていうメッセージはすごくステキだなと思います。レッドは普通、最初からその「資質」を持ってる存在だけど、コウはそうじゃないってことですよね。弱くて乱暴なだけの子供も、仲間がいることで優しいヒーローになれるっていうね。
だからそのエピソードもうちょっと丁寧に! 次に新しい騎士竜控えてるのわかるけど!!