る腐乱。
る典、お芝居の感想やミカミ回のレポやカウントダウンのご報告なんかもしたいのですが、気持ちだけが先走って結局出さないパターンじゃないのコレ……いや、できるだけ今月中に!!
とか言いつつ、まずいっちばんどうでもいい方向の記事からアップするあたりもうダメです。
つまり腐った話です。
以下容赦なくネタバレなんで上映会やDVD待ちの方はご注意ください、といちおう言うだけ言ってみる(笑)。
ぶっきーさんって、ただの小太りなおもろいおっさんってイメージなのに(暴言)、なんでこんな的確に私らのツボついてくるんでしょうか。萌えのベクトルが近しいのか、るひまのオーダーがハンパないのか。
キャスト出る前から脚本&演出の発表だけで歓声が上がったバルト9を私は忘れないよ(笑)。
官兵衛と秀吉。
もうね、ありがとうるひま!しか出てこない。何度でも言うよ。SAYYES。
秀吉から全力で求められながらも、官兵衛のほうはぜんぜん興味なさそうだったのに。嫌々で味方になってからの、自分の意志で軍師に志願するまでの流れがやばかった。ていうか二人の泣き顔がやばかった。
あと安直ながら、あの身長差ですよね(真顔)。プロフィール見ると12cm差。見上げ見下ろしだけでもやばいのに、接触されると変な汁が出ますね(真顔)。官兵衛ってばみんなの前で秀吉を抱きしめたりとか肩抱いたりとか、天然にそういうことするから困る!!
とりあえず初日帰ってきてから久々に真夜中までキーボード叩いてました。つじこば秀吉と官兵衛でどうしてもエロいことがしたくて……
秀吉と半兵衛。
なんか……すっごい気持ち悪い半兵衛でした……(褒め言葉)
あの半兵衛は、きっと「秀吉萌え」だったんですね。いつも理想論ばっかで危なっかしい秀吉さまが、目キラキラさせて「すっごーい!」って言ってくれたら奇策の立て甲斐もあるし、ぼくは悪にでもなる!みたいな感じですね。官兵衛が来る前は、自分を思いっきり頼ってくれる殿を猫かわいがりしてたと思います。
秀吉萌えだから、横にいるのは自分じゃなくてもいいって思ってそうなとこが気持ち悪い(笑)。殿に官兵衛の存在を教えたのは彼かな?っていう感じもあるので、最初から官兵衛を自分の後釜というか、家臣としてだけじゃなくメンタルの支えとして据えようという意志があったのかも。
2部のユニットも元の関係性を残してそうな社長とHANBEでしたが、ああいうのもいいと思います! ていうか恋人ごっこよかった!(笑) ナチュラルにドSっぽいHIDE子とガチMなHANBEのショートコントとか見たい。
秀吉と光成。
アルカリが語りたそうにしているので短めに(笑)。
大河の田中光成はいわゆる「主に最も愛された弟子」みたいな顔してたのに対して(笑)、こっちの光成は頭がよくて自信家なのに、自分がいちばんでないことをよく知ってる。最初から半兵衛のほうが殿に近い感じするし。でも殿のためなら信忠のわがままにもつき合うし官兵衛を助けにもいくんだよ。我を張れるポジションなのにわきまえてしまってるのが切ないなあ、萌えるなあ、って思いました。
秀吉さんちは、みんなが殿と官兵衛の恋路(?)を無条件に応援してればいい。みんな殿の幸せだけを追求してるから、官兵衛の意志に関わらずむりやりくっつけようと毎日大騒ぎです。善助もオンジも躊躇なく官兵衛を陥れようとするので官兵衛孤立無援。
秀吉と信長。
出会いのあとは全く描かれてないけど、のし上がっていく最中の二人はすっごく仲良かったと思う。弱い立場の二人が理想を語り合いながら、きっと楽しく下克上していった中での最高点が、あの「ウルトラソウル」なんだよ(笑)。
秀吉が勝家たちにいじめられてるとき、信長は止めない代わりに後ろを向くのね。見て見ないふりもイジメの一部だとは思いますが(笑)、非情なふりはできても、秀吉が傷ついてる姿はつらくて見てられないって演出はニクイ。信長の中では秀吉だけが自分の理解者で、だから秀吉が官兵衛を連れてきたときは単純におもしろくなかったのかもしれない。
かつては愛し合ったけれど変わってしまった男と決別し、自分を損得抜きで愛してくれる男を見つけるまでの秀吉のラブストーリーなんだねこの話は、と思いました。
光秀とピロシキ。
じわじわと萌えがこみ上げてくるパターンです。考えはじめると止まらない。
最初のほうは奴隷扱いで死んでもかまわないようなこと言ってたのに、なぜか本能寺の前にはピロシキとの美しい思い出があったことになってる光秀(笑)。光秀は光秀なりに、所有物としてのピロシキにものすっごい執着があって、手を離れたピロシキはムカつくけど、ムカつくからこそまた自分のものにしたいって思ってたんじゃないか、とか。
だとすると、物の数にも入れてなかった秀吉が「俺の」ピロシキと仲良く下剋上していくのを横から見てるだけってのは、相当な屈辱だったんだろうな、とか。
ピロシキも光秀を自分の敵だと認識してて嫌がらせもしてるのに、ラストでは「旦那さま……」って頭を下げて去っていくんですよね。ピロシキが最も怖かったのは、光秀の裏切りによって二人の関係が完全に切れてしまうことで、だから力で押さえつけてたんじゃないか、とか。
ピロシキが光秀に復讐してるつもりだったのか、断腸の思いで冷たく当たってたのか、そのへん演技で含みを持たせてくれなかったのが残念でしたけども。
深読みすれば、織田家に送られる前に彼らなりの蜜月ってやつがあったのかも。じゃなきゃ光秀も絢香熱唱しないよ! アレ、大江戸鍋の一青窈くらいぐっときた(笑)。
まあ男士からこっち、タキグチに萌え損ねたまま数年きてるから、ちょっと具体的な妄想は難しいけどね! あ、休憩時間にロビーの屋台で売ってたピロシキ食べました。美味しかったです(笑)。ピロシキというキャラがいたから売ってるのか、明治座に売ってたから名前がピロシキになったのか……(どうでもいいね)
書き出してみたら、主役が官兵衛なのにほぼ秀吉総愛されで回ってますね。だってあんなノーブルでキュートな秀吉見たことない!! あの秀吉さまでぜひとも敬語攻めを!!(うるさい)