新相棒。
今年の3月にカイトくんが卒業して以降、お仲間やカタギ友だちや相棒見てる人見てない人いろんなとこから「アレどうなの?」って訊かれて、自分の立ち位置についてちょっと考えちゃったんですけど(笑)。
「どうなの?」っていう問いの裏には、ファンとしての熱い意見を聞きたいっていう要望も見えることがあって、その点に関してはご期待に添えず……私自身に強い憤りや落胆を理解してほしいというパッションがなかったために、とくに語る言葉も用意してませんでした。
なんか自分の中で「うん、いいんじゃないべつに」って完結しちゃってて、他の相棒ファンがカイトをどう思ってるかとか、世間的な評判がどうとか視聴率がいくらかとか、そういう「他の評価」にいっさい興味がわかなかったので、感想を共有したい欲求もあんまりなかったんですよね。話題とか物議とか言われてもぴんとこなかった。
神戸のときはね、神戸について誰彼かまわず(笑)語りたかったし、同じくらい他の人にも評価してほしかったから、極端な話をすれば視聴率いいってだけで素直にうれしかったの(笑)。自分が好きなモノを理解してほしい!っていうすごくまっとうな相棒オタクだったので、そのときのイメージがあるからカイトにもいろいろ言いたいことあるだろうと思われるのはとてもよくわかります。すみません自業自得でした。
これでも甲斐編はけっこうがんばってテンション上げていこうとしてたんですけど、カイトくん自体も最後まで嫌いではなかったんですけど、ついにハマれませんでした。あ、最終回の親友との関係は萌えたかな。
ちなみに最終回感想はこちら。確かに肩すかしかも。
で、次の相棒が発表されましたね。
もうご意見求められる前に語っとくわ(笑)。
べつに「えーっ」ってがっかりもしなかったし、「おおっ」ってテンション上がりもしなかった。
個人的には、あまり好きではないほうの俳優さんです。
というか、あの世代のあのカテゴリの人たち全般、彼らがぶいぶい言わしてたころに敬遠してた。でもそのカテゴリが今くらいの年齢になって、「おっ、意外といいじゃない」と思うことが増えてきたので、彼もうまくいけばそういう視点の切り替えができるんじゃないかな、というわずかな期待はあります。これは自分に対しての期待(笑)。
正直な話、現時点での相棒への期待値はゼロなんですよ。
っていうと言い方悪いけど、もう愛想が尽きたとか見たくもないとかじゃなく、リセットされた状態に近いかも。亀山卒業前のマンネリシーズン並みに戻ってるだけ。
神戸卒業でMAXだったのが、甲斐編丸ごとかけてじわじわゆっくりと下降して、最終回でゼロになった感じです。いきなり落とされたわけじゃないから衝撃も反感もまるでなくて、あえて言うほどの不平不満もとくになかったのですよね。カイト逮捕も当然の帰結として受け止められました。
だから、次になにが来てもフラットな気持ちで見られると思います。
裏切られる期待もないわけだから。予想外の展開なら素直に楽しむし、残念ながら予想の範疇内ですねってなっても嫌いにはならないと思う。
なんかわかりづらいけど、仮面ライダーくらいには相棒が好きなんですよ私(笑)。その年ハマれなくても次の年はちゃんと見るという点で。
映画3を地上波で見た友人が「すっごいつまんなかった!」って言ってて、確かに映画としては盛り上がらなかったけどレギュラー陣が全員出てきただけでそこそこ楽しい気分になってた私は、かなり贔屓目だったんだなって思ったもの。自覚はあるけどあえて補正はしない(笑)。
というわけで私の10月への期待は、
・杉下右京定年退職
・そりまちの名前は「神奈川シャルル」
の2点のみとなります。
お忙しい中お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。