る祭上映会と20年越しの何か。
情報解禁:
今年の明治座は夏の浦島太郎のみで、年越しはぼくとしょだそうです。
URASHIMAはいけてつに敬意を表して行くつもりではいるんですけど。ぼくとしょはどうしようかなあ。新メンバーは気になる。
とにかく上映会行ってきました!
アレはもう「おさらい」的なファンイベントなのよね。本公演の延長戦っていうか。だから初見の人って友達に誘われた人数合わせくらいなのかもしれないわね。
リーディングが、キノコの話とかどうでもよかったんだけど、モレと田村麻呂の対話がすごくすごくよくて、だからどうしていつも本編じゃなくてリーディングで完結させるの!! そんでつじの歌が本編よりもいいとこで入ってきて、そりゃあみかみくんもちょっと泣いちゃうよ、歌の力だよ。「田村麻呂また背負っちゃうな……」ってしんみりしちゃうよ。
本編で違和感とは言わないまでも「あ、この話ではそういうオチなんだ」と思ったとこがきっちり回収されてて、これ本編上映の後だったらもう号泣だった。
だから順番……っ!(タイムテーブル的に仕方ないのはわかるんだけども)
そんであらためて「将の器」ですが。
収録したのは最初のほうなのかな。アドリブが少なめで、そのぶんしっかりお話を確認できた感じ。一気に3回見た年末よりは、整理しながら冷静に見られた気がします。納得いかなかった部分も「もしかしたらこういうことかな」とかいろいろ考えながら見てました。
恥ずかしながら、私が同人より前に初めて小説っぽいものを書いたのは、アテルイと田村麻呂の話で、そのエッセンスがちらほら見えて、それだけでもうなんだか許してしまう部分や逆に許せない部分が出てきてしまって、だから「それはそれとして」って割りきるのにちょっとかかっちゃったんだと思う。
私は合唱と合唱曲が嫌いだし、今回気に入らないキャストも何人かいたし、ストーリーも引っかかるとこが全くないわけじゃない、けど、やっぱり応援したくなるのって、私がやりたかったのかもしれないなって漠然と思ってたことを大勢の前にきちんと出してくれた感じがするから。
私が若気の至りとして途中で放り投げた部分を捨てないでずーっと持ちつづけた結果を今咲かせてるようにも見えるから、そりゃあ引っかかるとこは山ほどあるけど、私がるひまには貢いでもいいと思ってるのはたぶんそういう共感とか敬意とかによるんだと思います。
夏の浦島までにはDVDも出るかな! 楽しみだな!!