朗読劇連チャン。
あまり好きではないと言っていたはずの朗読劇を立て続けに2度も観てしまいました。
今までの偏見が覆された部分もあり、逆に「そうなんだよここがダメなんだよなー」って再認識する部分もあり。
せっかくなので感想出しときます。
お時間のある方はどうぞ。
【僕らの図書室】
【緋色の研究】
——————————–
こういうのを観てると自然と出てくるのが「だれにどんな本を朗読してほしいか」ですよね。けっこうお友だちとも話題になるんですが(笑)。
いろいろ考えると、「にほんごであそぼ」(ETV)のラインナップは鉄板だなという結論に達します。何年も日本語で遊んでるだけあって、響き重視ですからねえ。ちょっと偏りはあるけど(笑)、新作聴くたびさすがだなって思います。
声に出して読みたいといえば、宮澤賢治とか鉄板じゃないでしょうか。
3~5人で短編や童話や詩をつなげて、賢治ナイトとかどうだ。ほのぼのから切ない系、ダーク系までなんでもあるし。ここはヘタに銀河鉄道の夜とか長編じゃないほうがいいと思うのね。
長めの話なら、メリハリのある児童文学作品が向いてると思います。個人的にはファージョンやリンドグレーンを美声の男子にしっとり読み上げられたらガチ惚れるね(笑)。
もしくは、あえて癖のある翻訳でケストナーあたりも聞いてみたいと思う。皮肉の効いたところはアップテンポで、泣かすポイントはツンデレっぽく。有名どころだと、「二人のロッテ」とか?
「星の王子さま」はちょっと今さら感もあるので、同系統で「みどりのゆび」なんかいいかも。ぜひともムライにやってほしい。彼の「定評のあるおじいさん声」で泣かせてほしい(笑)。
あと今さらだけどゲド戦記? うまく編集すればいい長さになると思うんだ。本編じゃなくても外伝の短編とか、けっこうかっこいいぜ。年齢差のある役者が2,3人でやってくれたら萌えるはず!
ガチ舞台系の役者を集めたら、マザーグースもありですよね。せっかくだから英語できる子も呼んで、対訳で。もう女子うっとりですわ(笑)。歌もダンスも入れられるんじゃない? エンターテインメントとしてはかなりレベル高いんじゃない??
とりあえず、ムライには「蜘蛛の糸」を読んでいただきたい。一人で。この感じムライファンならわかってくれると思うけど(笑)。
——————————–
などなど、妄想は尽きないわけですが、なんのかんの言っても個人的には朗読よりも芝居のほうが好きです。
なので次は彼らのストレートプレイが観たいです、と全員に申し上げて終わります(笑)。