とりあえず大事なことは最初に言っておきますが、「僕のド・るーク」配信22日までです。

しかもコバカツ回です。
もうね……他のメンバーも当然すごくいいんだけど(今さらだけど多和田くんのファンになりました)、とにかく「木」のコバカツを見ていただきたい。アレだから。すごいアレだから(語彙)。

去年あんまり芝居や映画行かなかったのもあって、しばらくコバカツ見てなかったんですけど、今年に入っていきなりコバカツ大量摂取ですよ。中毒起こさないだろうか。
コバカツといえばツンデレキャラだと思ってたんですが、なんかちょっと見ないあいだにツンが取れてすごく優しくなっててそのたびに動揺しています。どうなの、猫ひたでも借り隊にめちゃくちゃ優しくなったりしてるの。犬でも飼いはじめたの。

まずおかずくん。映画化おめでとう(棒)。
ごはんドラマなのに料理がおいしく見えないのがずっと気になってますが、もうコバカツを愛でるために録画してましたね。むしろコバカツが白飯のおかずですね。おかずが炊飯器抱えてくる夢のようなドラマですね。
お仕事ドラマでもあるのにだれ一人有能に見えないのも気になってますが、いろんなファッションが楽しめるのも最高ですよね。お仕事モードのスーツもかっこいいし、部屋でだるーんとしたシャツ着てんのもいいし、基本首元ゆるゆるなのすごくいい。足首出し放題なのもすごくいい。なぜか一人だけ手伝わず(最近は炊飯器シーンもない)、ゴロゴロしながら後輩3人をすごく優しげに見つめてるのどうかと思う。セリフもなくアドリブもできず表情と小道具いじりでしか芝居ができないだけとはわかっていても、なによその表情!なに考えてるのよ!ってすごくモヤモヤします。

そんで、「僕のド・るーク」。
パンフですずかつさんが「る・ひまわりはちゃんとした会社だが、オファーは尋常ではない」と遠回しに「るひま頭おかしい」って言ってて、それなーって思いました。
るひまの「こんな彼らが見たい」欲求だけで作られる企画制作シリーズは、ツボが一致すれば神作品になりうるわけで。今回はハマったやつだった……
全体的によかったので逐一語りたいくらいなんですが置いといて。
コバカツ演じる森の主(桜の木)が「ともだち」である小早川少年に向ける視線が、終始優しい。いちおう友情がテーマなんだけど、木が一方的に無償の愛を注ぎつづけているので、それは友情なのか?慈愛じゃないのか?と迷子になってしまうくらいには優しい。
対談で小早川が「(ダブルキャストだから)カツ兄、俺だけじゃなく他の人ともフツーにやるんだ……」って言ってて、何言ってるんだおまえと思いましたが、あの目で愛おしげに見つめられたらわりとその気になってしまうのかもしれない。危ない。コバカツの後輩ホイホイなとこすごく危ない。

で、AmazonのCMね。
叫んじゃったよね。初見がSHTの最後だったからね。なんかマベとか大和先生とかタカ兄とか全部吹き飛んだよね。もうルカさましか覚えてないよね(それはCM関係ないんじゃ)。
嫁と犬とコバカツ。なんか車のCMでもそんな組み合わせじゃなかったっけ。子供じゃなくて犬なんだ。しかも大型犬。
犬だか嫁だかに向ける視線がめちゃくちゃ優しい。ていうかそれ見たことある! 北さんが後輩たちに向けてたやつ! 木が少年に向けてたやつとおんなじ!!

アドリブ映画の「疑惑とダンス」、それ自体もさることながら、なぜかオカモトショウ×コバカツのトークショーがあると聞いてすさまじく心惹かれたんですが、時間合わなくて行けませんでした……待って、つながりがわからないんだけどそこどうして友達なの。
せっかくだからムジカピッコリーノ(7期!)にコバカツ来てもいいのよ。モレツテイは歌も楽器も持ってないけどレギュラーになってるわよ(彼だけです)。

というわけで、「僕のド・るーク」の配信はあさってまでです。
2時間と2500円あったらぜひ。

レジェンドの登場が何人かたまってからって思ってたけど、しばらく先輩たちが出そうな気配もないので。

調子を取り戻した黒ウォズとか変わらず絶好調な白ウォズとか悪い顔もかわいいソウゴくんとかヒーロー一直線なかわいいゲイツくんとかまあいろいろ言いたいことはありつつ、ちょっと横に置いといて。
遅まきながら、しみじみ胸アツ龍騎編です。

今回はテンションがおかしいので、受け止めきれる自信がない方はスルーしてください(笑)。
ちなみに個人的ライフイベントとしては、上京して一人暮らしを始めた年で、まず「SHTを見るためのテレビ」と「サイト更新のためのパソコン」を真っ先に調達したことを覚えています。今ならスマホで全部なんとかなるからいい時代ですよね。
あと東京から青森まで行って友達に龍騎布教したりとかしてた。龍騎本作る手伝いとかさせてた。のちのニッカリズムの誕生である(祝え!)。

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時間かけて練っていたら、アルカリに先越された感はありますが(笑)。
ニッケルはちょっと別の切り口で。

自分の取り扱いカップリングのわりに、なんか今までちゃんと向き合ってこなかったなあと、クローズ観たあとで思ったんですよね。
なので今さらなんですけど改めて考えてみました。
私は石動惣一とエボルトについて、こういう捉え方をしてますよという話です。
もしかしたら少数派かもしれないけど、こんな風に見てきたファンもいるんだなあと思ってください。

タイトルでだいたいなんのことかわかった人はこの先読まなくてもいいです(笑)。

あの、Eテレで個人的にずっと推してる「オリガミの魔女と博士の四角い時間」ていう番組がありまして。
滝藤賢一演じるモジャモジャでメガネで生真面目な「博士」の周りで折り紙にまつわる不思議な事件が云々ってやつなんですけど。
2017年の年末にえらいおっさんずラブなエピソードぶっ込んできて、その本気に打ち震えたわけですが。

新エピソード「月のうさぎ」が久しぶりにアレすぎて動揺しました。
お月見をしている博士のもとに、月からうさぎが落ちてくるのですが、まさかの美青年! 後ろ姿でぜったい美少女だと思ったのに。せめて子供ならまだわかる。魔女に引きつづき、なぜ成人男性。
その美青年が、月に帰りたくない!ってかわいく駄々こねて博士の家に居座ろうとする、っていう展開で。
うさぎ役の中村倫也は30過ぎてるのに、ものすごいあざとかわいさで博士にワガママ言いたい放題なわけですよ。待って待って、どこ需要?
「だれもぼくなんか見てない!」とごねるうさぎに、博士が不器用ながらも優しく「きみはきれいだよ、みんなが見てるよ」って諭してあげるわけですよ。全体的にどういうことなの。
そんで恒例の折り紙シーンでは、無意味にイチャイチャする博士とうさぎ……うさ耳としっぽの正しい使い方を教わった気がしました。我に返ると、32歳と42歳なんですけど。

もうなんなの。夢なの。悪い夢なのコレは。
15分でカロリー使い果たしましたよ。この番組ホント怖い。
レギュラーの小太りな小学生が出てこなくて15分うさぎ×博士(+魔女)のやりとりだけだったのも、みみずく伯爵並みの本気を感じました。

ここまで動揺したのには別の事情もございまして。
ニッカリズムは、別名義で創作BLサークルとしても活動しておりまして、二次創作でなかなかできない組み合わせを考えたりしているわけですが、ちょうどつい先日「押しの強いかわいい系の青年×さえないおっさん」はどうだろう、みたいな協議をしていたんですよね。
ぼんやりと見えてはいるけど固まってなかった内容が、頭がそっちに向いてるときに「こうですか!?」とばかりに映像でがーんと提示された感じで、性癖に突き刺さったっていうか、後ろから刺されたっていうか、当たり所が悪かったっていうか、とにかく殺傷能力高かったです。
一次二次問わず、自分で「がんばってひねり出そう」と考えてるのって、どっか無理が生じるというか「これでいいんだっけ?」ってなるんですけど、「こうでしょ!?」って見せられると、説得力が違いますよね。そういう出会いがしらの事故みたいなのがホントの萌えなんだよなあっていつも血を流しながら思います。年下攻めでなんか萌える組み合わせを……って考えてるうちは本気で萌えられないんだと思うわ。

ということで!
危険な「月のうさぎ」の再放送は、Eテレ3月2日(土) 午前0:45~1:00。
ご同志の方は録画するなりリアタイして深夜に叫ぶなり、どうぞご堪能ください。

ちなみに、ニッカリがこの番組に影響受けまくって以前発行した折り紙ネタの本は、3月3日(日)池袋サンシャインで開催のJガーデン46で頒布します。今回は新刊ありませんが、お近くまでいらした方は遊びに来てくださるとうれしいです(どさくさ宣伝)。

スーパー戦隊最強バトルの大和先生、まあそれなりに楽しんでいるわけですが。
カグラに放置されて自分で手当てするとこホント……ああいう場面がいちいちおもしろくなってしまうのが大和先生。
あとキレてタカ兄を黙らせたりとか。タカ兄はあの感じだと、息子が叱られてる場で「おしり~」とかやって嫁さんに「黙ってて!」って言われてるんだろうな。

タカ兄はともかく。
そういえば大和の根本的な問題点というか弱点?欠点?って、結局あの一年間で解決しなかったんだよなあって思い出してました。
いつまでも他人を頼らないし、周りもそれを当然としてたから彼の弱い部分を受け止めようとした人はいなくて、バドさんとかラリーさんとかも年上のわりにはそういう関係じゃなかったし。自己完結の方向性も、オラオラ系や熱血系の「世界がどうでも俺はこうだ!」みたいな感じじゃなくて、もうちょっと排他的っていうか独善的っていうか。
なんか、今回の「自分もお客さんなのに他のお客さんの対応をしなきゃならない」状況で自分を追いつめていく大和を見てると、「本編で解決しときゃよかったのに!」って思う部分が噴出してて、そういうとこ!ってなります。
大和メインだから、おもしろく振りまわされるだけだと思ってたら、けっこうガチで弱み突いてきたなって印象。

あ、ジュウオウジャー大好きです。そこは大前提です。

マーベラスはコラボのたびにいろんなレッドと浮気してますが(笑)、大和は手出しちゃいけないなと思いました。いやこういう企画の組み合わせとしてはおもしろいからいいけど、ガチでいっしょにいちゃいけないタイプだなと。マベは大和の弱さを理解できないし(そもそも受け入れるというコマンドがないし)、大和にもマベの奔放さを受け入れる余裕がないから、何かを我慢したり何かを強いたりする関係になってしまうと思う。
大和には、弱みを全部さらけ出せる、「背負わなくていいんだよ、周りを頼っていいんだよ」って教えてくれる、圧倒的な大人の説得力で全部受け入れてくれる年上の相手が必要だったんです、が! どこにもいないんですよね! 今回も圭一郎は所詮後輩だったし、ガオレッドは最大公約数的なアドバイスで消えちゃったし、まあお祭りなんでね、いいんですけど、ゲストは救ってはくれないんですよ。ていうかゲストじゃダメなんですよ、ずっと見守ってくれてる人でなきゃ。

なんかそういうの当時も言ってたなと思ったら上げそびれてたので、ここで出しちゃいますね。
以下、超全集買ったあたりの感想です。
大和中心で見てたので全体的にそういう感じになってます。
あと当時は、つかさ先輩という大天使がこの枠に降臨することなど知るよしもなかったので、アムちゃんが暫定一位ヒロインです。いやアムちゃんは最高だよね。でもつかさ先輩はもっと最高だったよね。

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ルパパトから入った人には厳しいんじゃないのどうなの?という過去戦隊振り返り特番。
知らない人ばっかり~という方は横目で流してくださってぜんぜん大丈夫ですよ。圭一郎の出番はここで終わりっぽいし。

ライダーがジオウのせいでどうしても懐古モードになってしまうので、戦隊はちゃんと前向いていこう!って思ってたんですが、これはもうダメだわ……先日のシンケン10周年といい、どうしても懐かしんでしまうわ……
ウザかったら流してくれていいので、つき合わなくていいので、次のリュウソウジャーは最初の数話は見てくれたらうれしいです。

あ、でも圭一郎を手なずけた大和先生ってだれ?って気になったら、ぜひジュウオウジャーを一気見してください。
ジュウオウジャーで戦隊おもしろい!ってなったら、ニンニンジャーとトッキュウジャーもストーリーで楽しめるのでよかったらネタバレ見ないでどうぞ。
ゴーカイジャーは、ジオウがそこそこ楽しめている人ならそれほど問題ないはずです。
(結局思いっきりオススメしてしまってごめんなさい)
(キュウレンジャーをどうしても心からオススメできなくてごめんなさい)

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ツイッタを見たらシンケンジャーがトレンド入りしてて何事!?と思ったら、初回放送が10年前の今日なんだとか。へえ~。
なんかイベントあったわけでもないのにすごいな、愛されてるな!
と思ったので、その勢いでピクブラに過去SSを上げてみました。

pictBLand:シンケンジャーログ

志葉丈瑠×腑破十臓です!
……堂々としてたら、あとからハマった人たちが「ああそういうのもあったんだ~」的な感じでカジュアルに受け入れてくれるんじゃないかなって(うつむきながら)
このあとに書いた丈瑠×源太ならまだ需要があったんでしょうけど、殿十とつづいてるの不親切だし、さすがに字数がエグいことになるのでやめました。

10年前の作品というあまりの攻撃力に、自分のテキストを薄目で探して薄目でコピーしてそのまま貼り付けるという自己防衛行動に出ていましたが、まあ仕方がない! 10年だもの!!
なにも言うことはないですが、とにかくエロをがんばって書いてたなって印象です。
ていうかシンケンジャーってなんかエロかったよね(責任転嫁)

シンケンジャーは自分の中でも別格の戦隊で、安直に他人に勧めていいのかわからなかったんだけど、世間的にも高評価らしいので今は積極的に勧めていこうと思います(笑)。
カップリングはさておいても「すごい」戦隊だったよ。
どうでもいいけど俳優追わないポリシーの私が、作品終了後に全員別の作品で見てる(しかもほぼ生で)というのはなかなかレアで、それくらい全員がちゃんと世に出て仕事してるってことで、めずらしく(笑)「中の人全員推せる」作品でもある。
いろんな要素がかっちりハマったというのは、ルパパトにも似てるかも。ていうかルパパト好きな人はシンケン絶対好きだと思う……

エロと同じくらい健全な普通の二次創作もちゃんと書いてたという点でも別格だったかもしれない。
てことで、ピクブラには出せなかった「侍たち7人がきゃっきゃしてるだけの話」をここに置いておきます。
もうすぐ春だし。
最終回までのネタバレを含むので、ご同志の方のみどうぞ。「7人」の話です。つまり9年前の作品です。うへぇ。

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ニッカリズムの昨夜から今朝にかけての「やることやったからバレンタインもう終わりましたよね」感すごい。いや日常でご縁がないもので。

ということで! ピクブラの菓子ほしさに今年もムリヤリ参戦しました!(正直者)
ビルドは去年やったので今年はルパパトかなって思ったんだけど、あの最終回後にネタなんかないわ……ってかなり苦しみました。
思いつくところからってことで、咲也の叫びから書きはじめたら、ぜんぜんBLに辿りつかないし。なんとかちゅーまでいけてよかったです。
あ、ちなみに魁利と圭一郎ですんで!
今それ以外のものは書けない(笑)。

アルカリは戦兎とマスターでがんばったみたいですよ。
私は下書きの状態で読んでたんですけど、マスターがかっこよすぎたのと戦兎がアレすぎたのとで、3回読み返してやっと数式に気づきました。わかんなかったっていうより気が回ってなかった(笑)。
この前の同人誌で書き下ろしたSSもなんだけど、物理学に太刀打ちできない一般人には高校レベルの数学ネタが精いっぱいなんで、理系の方はふふって笑いながら優しい気持ちで読んでください。

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あーあ、終わっちゃった。
この余韻を抱えてふわふわしてるときが、SHT見てる時間の中でいちばん幸せかもしれません。
「はー、やっと終わったー次なにかな」って」いう年はやっぱりさびしいので。

ジュウオウジャーの最終回で、なんとなくこうなるんだろうなあという大団円ルートをナナメ上で裏切ってきた展開がすっごくうれしかったんですけど、今回はその数倍裏切られて、累乗でうれしいです。
予定調和でなく納得させる力ってすごい。
私も、悪役イケてないとか主題歌わかりづらいとかオモチャほしくないとかいろいろ文句は言ったけど、でもやっぱり毎週前のめりで観てたなあと思うと、すごく楽しい一年でした。
9人からの12人っていう「異端」に挑戦した前戦隊からの、3vs3っていうさらなる「異端」で、始まる前は不安のほうが大きかったのも事実です。キュウレンジャーは実際乗り切れなかったのでとくに。
でも最終回を迎えた今、イベントの動員記録が「侍」以来だとか、円盤の売れ行きも「海賊」に迫りつつあるとか、とにかくいろんな意味で「異端」を極めてくれそうでわくわくしますね。
今年はキャストもよかった。全員が最初からやってくれそうな感じで、一年間で期待以上にものすごく成長してくれて、彼らでなきゃ成立しなかったなと思えました。今後どっかのドラマや映画で7人を見かけたら「がんばってるな」という気持ちになると思います。そうじゃない年も多いんですよ(笑)。

とりあえず、来週末とその次の2週連続でGロッソ取れたんで、最後の勇姿を目に焼きつけてきたいです。

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さて……
いちおう同人的には赤青でやってきましたけど、ほぼ予想どおり成仏させられたというか、ザミーゴくらいきっちり倒してもらったな、と清々しい気持ちで思いました。
文句のつけようのない最高のエンドを否定してまでやりたいことはないです。
でも個人的にはわだかまりがあるとこで止まっちゃってるので、なにか思いつけば決着や別れはきちんとしたい気持ちもあります。今の時点ではいらないとは思ってますが。

てことで、来週から4週くらい、出てきた先輩ヒーローに関する何かを出せたらいいんじゃないかと思っているところです。ゴーカイジャーとか、キュウレンジャーとか。ボウケンジャーとか?
過去ファイルあさってるとこですが、もし出したらご興味のある方だけ笑ってやってください。

てことで、ざっくりながら最終回感想など。
なんかうまいこと140字くらいでまとめたいと思ってTwitter投稿画面10分くらい眺めてたけど、おしゃべりな私には短くまとめるなんてムリでした……

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キャストと脚本目当てに観にいったら予想外におもしろかったので、延々褒めていきたいと思います。

オススメできる人(ゲーム知らない前提):
◎戦国時代好き
◎アクション好き
◎山本耕史ファン
◎八嶋智人ファン
◎ジジイ好き(not三日月宗近)

あとは2.5次元ビジュアルをどこまで飲み込めるかという許容範囲の話になってくるので、そこは残念ながらどうにもできないのですけど。

ちなみに私のスタンスですが。

2.5次元は、表現方法としておもしろいと思っていて、そんなに嫌いではない派です。特撮見慣れてるから「現実離れしたビジュアル」には抵抗薄いのかも。原作の完全再現はそれほどこだわらない。二次元からの変換時にムリが生じるくらいなら改変してくれていい。でもあんまり愛がないのは敏感に察知するんで、遠慮なく酷評します。最近の乱立具合は正直どうかと思いますが、中にはよくやった!って拍手したくなるのもあるし。
刀ミュは紅白とNHKの特番で見かけたけど、ショーとしてはおもしろいんだろうなと思いました。刀ステは、ビジュアル込みのキャラ再現度が主眼なのかなと。
ブームになってからずっと舞台化を希望してるのは、鎧伝サムライトルーパーです。イケメンしか出ないし舞台演出も映えると思うのだが。なんで去年30周年でやらなかったよサンライズ……

刀剣乱舞は、個人的な好みとワガママにより堂々アンチです。自分が行く博物館や観光地に、ああいう萌えキャラ絵が置いてあるのが抵抗あるというだけ。経済効果云々にケチをつける気はないので表立って文句言うことはありませんが、道の駅でご当地キャラと銘打って巨乳ロリ美少女グッズ売ってるのと同じで、あまりいい気分じゃない。好みというか価値観の問題なので、今さら改められないしムリに合わせることでもないかなと。
でも刀に対する認知の変化が歴然なのは承知してます。刀剣博物館だけ例に取ってみても、ブーム前後で客層がらっと変わったのは本気でびっくりしました。前はおっさんと外国人観光客だけだったのに。
ていうか周りのプレイヤーやファンがみんな「ゲームシステム自体はクソ」「ゲーム以外のメディア展開はハズレなし」って言ってて、どういうことなのと。ゲームってプレイがおもしろいからヒットするんじゃないの。

今回は日頃のモヤモヤは割り切って「出来のよさそうな2.5次元作品」を観にいく、というスタンスで臨みました。
最初から期待値がすごく低かったというのはあるかと思いますが、まあ予想以上にちゃんと東宝時代劇で、まさかの歴史ミステリだったので驚きながら楽しめました。
今後、ゲームをやらない私が刀剣乱舞にログインすることはないし、これからも行く先々でキャラ絵を見かけたら腹の中で忌々しく思うのでしょう。でも、この映画だけはそんなこと関係なくおもしろかったです。

以下、そこそこネタバレ感想。自己責任で。